「上智大学の倫理観の没落が見てとれる作品」主戦場 玄治さんの映画レビュー(感想・評価)
上智大学の倫理観の没落が見てとれる作品
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産経新聞のみが去年の映画について忘れずに注目している模様。なにやら、学者の会が上智大学の倫理規程に完全に違反していながら、当該大学の卒業テーマとして本映画をつくりあげた監督が公開を強行採択したことに対して強く批判しているようだ。
SNSでも、本ニュースを受けて上智大学を擁護する人々は、口を揃えて学者の会を「極右」などと表記している点も、映画監督が一方の論客を「歴史修正主義者」とレッテル貼りした行為と似ており、面白い。
要はそんなやつらしか観てなかったし、この映画をよく評価してくれてなかったのだろう。
そんな中でのこのニュースである。もちろんリベラルな新聞社は全て報道しない権利を選んだ。恥ずべき態度である。
さて、そのニュース記事を見て、上智大学のどん底を見ることができる機会かもしれないと思い至り、レンタルショップに足を運んだ。
なるほど、劣悪なマスコミ関係者の常套手段をふんだんに使った印象操作の塊のような映画であり、大学が認可したものというよりは、ありし日のシールズが編集したイメージビデオのような出来だった。
知性のかけらもない。これを高く評価できる連中はコロナにやられる前から脳がなにかに侵されているに違いない。
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