「レッテル貼ったもん勝ち」主戦場 ベジっタれ!さんの映画レビュー(感想・評価)
レッテル貼ったもん勝ち
ディベートの根底からバカにしたような作品でした。本来話してもないような方向に持って行こうと監督がグイグイ編集をくわえているので、右派も左派も言いたいことが十分言えてないまま、左派を味方に、右派を敵に位置づけて陰謀論みたいなアホな話題にシフトしていく。
扇動としても落第点である。これで真実が明るみにでたとか騒いでる連中に、左派の程度の低さがよく現れていて面白い。右派はしたり顔をしているが、彼らの反論はおそらく全カットされている。
監督は陰謀論を展開したかったのならもっと上手い方法があっただろう。彼の表現者としての能力不足は否めない。
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