「観賞後にここの辛辣な低評価コメを読むべし。」主戦場 モジモジショウさんの映画レビュー(感想・評価)
観賞後にここの辛辣な低評価コメを読むべし。
映画を観賞した後にぜひ、ここやユーチューブなどにちりばめられている、この作品に対する「辛辣な低評価コメ」「ディス書き込み」などを読んでほしい。そうすればこのドキュメンタリーの「事実性」がより一層理解できる。
「従軍慰安婦問題」や「徴用工問題」などの、いわゆる日本の侵略歴史に関する事柄は、加害側とされる日本国内においても、「知識人ほどキチンと知っている = 一般市民はよく知らない」と言われる。
これはすなわち、この問題に関する研究において、一般人が目にするような事が無いような重要文献や証拠資料の判読や引用の場で、
大きな「歪曲」「隠ぺい」が行われ、それによって作られた「国民騙しの情報」が、一般社会に多く流布されているという事に他ならない。
だから「知識人(重要文献や証拠資料を直接扱えるような立場の人)しか、ありのままの真実を知らない = 一般人には誤った認識がある = 国民白痴化」と言う社会現象が起きる。
この「国民白痴化」は転じて、「日本国民を騙せる」という一部勢力の傲慢を浮き彫りにし、そしてこの一部勢力の国民に対する「強烈な愚弄」と「洗脳支配主義」を顕在化させている。
この映画を見て、「何を信じてどう感じるか?」…これは当然ながら、各人の自由でいい。この点については映画作者本人も、同じくそう述べている。
しかしこの作品は、
・自分自身の感性や哲学、情緒の根底や無自覚的な深層心理に、「人種差別的な思想や思考構造、またそれに類する感性が存在しているかどうか?」を問う。
・この作品に対する観点と立場が、そのまま自分自身の「主義傾向」を表す。
という代物である事は、言っておきたい。それはいくら自身が「中立、正義、真実、愛国」を自称したとしても…。
報道自由度(真実性)ランキング70位前後を行き来するこの国に居ながらも、世界のグローバリズムの中心にいるかのような勘違いに陥っている現代の日本国民は、このような作品を通じて「世界のありのままの息吹と挙動」を、感じるべきだとは思う。