劇場公開日 2019年4月20日

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「アメリカの映画とか言うデマ」主戦場 菊紋クライシスさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5アメリカの映画とか言うデマ

2019年7月27日
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この映画は大きく分けて二部構成となっている。
前半は慰安婦問題を扱った作品だが、保守系の論客の主張に反論しているつもりの、反日プロパガンダ映画として仕上がっている。

反論といっても難癖つけるだけで、慰安婦問題を何ら立証していない。挙句に、不都合な公式資料は焼却されたから、慰安婦に関する公式資料が無いことは、慰安婦問題を否定する論拠にならないというトンチンカンな主張が飛び出す。保守論客を歴史修正主義と批判して厳密な証明を求めるのに、自己はなんらの立証もしていない。モリカケ原発米軍基地などでおなじみのダブルスタンダードだ。
結果的に元売春婦の支離滅裂な主張だけが第一級の論拠だと、この映画は認めている。
この時点で歴史研究を侮辱している。

後半はよくある戦前の日本バッシング、天皇批判も飛び出すトンデモ展開であった。ここらへんはいつもの左派のノリで、ありきたりで目新しさは皆無であった。

さて、この映画はプロパガンダだと述べた。何故か?現在の国内および近隣諸国情勢を見てみよう。韓国が日韓合意を事実上反故にしたため、日韓関係は過去最悪に滅茶苦茶だ。これは韓国側の責任である。韓国側の滅茶苦茶な主張に依拠してこの映画は何ら検証もしないまま問題を拡散した。そこで私は、この愚かな拡散行為を『問題解決の道筋も何もつけない無責任なプロパガンダ』であると考えた。
日本国内では健全な貿易ができる国家群(いわゆるホワイト国)から韓国を外すという決議が下り、安倍政権自民党は選挙でも大半を押さえ優勢を維持した。
結局はこの映画を大絶賛して「見るべき見るべき」と喚き散らしてる人たちは、なんの成果も得られないまま、韓国とともに無視されていく。せいぜいがんばってほしいところである。ちなみに、ある程度知的好奇心のある無垢な人間がこの映画を見たら、おそらく自分で調べるうちに右派に流れていくと思う。

インタビュー内容などの素材収集は上智大院生のときに製作したようだが、あまりにもお粗末な出来であった。意図的な編集をもくろんでインタビューしてたんだと思うと、監督の気持ち悪さが際だってくる。上智大学には彼の製造責任を取っていただきたい。

慰安婦問題は日本政府の弱腰と朝日新聞社の捏造で広まったが、徴用工も同じことになりかねない。強欲な嘘つきに譲歩してはいけない。

評価が高いが、政治的信条をおいておいて、ドキュメンタリーとして評価し難い駄作だ。

中国系・韓国系かロビーがバックかと疑いたくなる。映画作成陣にアジア系の名前が大量に流れてきたので、調べてみようと思う。

(追伸) 映画早々に大声で喚く女性が出てくるが、さすが火病の国、韓国。恨の文化の国とは分かり合えないなと思った。火病を発症するのはいいが、他国を巻き込むなと思う。慰安婦で騒ぐなら、”貢女”の件で、中国にも毅然とした態度で賠償と謝罪を求めたらどうか。

菊紋クライシス