劇場公開日 2019年4月20日

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主戦場のレビュー・感想・評価

全147件中、1~20件目を表示

4.5韓国も慰安婦問題で一枚岩ではなかった

2024年8月18日
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鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

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トダー・オートマタ

5.0フェイクニュース作成のお手本

2023年10月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

怖い

良く出来ていました。フェイクニュース作成のお手本です。なのでメディア・リテラシー啓蒙のための格好の教材です。
人は自分に都合のよいものばかりを集める「確証バイアス」に陥りやすい。その典型です。編集テクニックの成果ではあるが、よくもまああそこまで醜悪な右翼の論陣を集めたものだ。監督に気を許したのか、思わず前のめりに興奮気味だった。なんとも侮蔑的・差別的な物言いで、普段ならあそこまでは言わないような表現が多かったように思う。学術的価値よりもこうした言説を好まない人達に向けたエンタメとして消費されることを狙っている。反対にリベラル側の物言いは淡白で、対比から誠実そうに見えた。考え方や数値の非合理性が薄められたように思われる。
一方で「歴史修正主義」のレッテル貼りが陳腐というか、公平性を欠く。
戦前は売上のためアテンション・エコノミーに走り、満州や中国大陸の租借地利権に飽き足らず、中国内地への進出まで後押しして軍の尻を叩いて煽っていた新聞メディアが、戦後は「一億総懺悔」などと一般国民に責任を押し付け、軍をその気にさせた責任を知らんぷりして軍国主義の弊害を非難し、全てを天皇制と軍国主義の責任として擦り付けた。戦後すぐの左派勢力が決めつけた「歴史観」のみが正しく、それに異を唱えるとまたもや今度は「歴史修正主義」とレッテルを貼る。間違った認識は検証して丁寧に根気よく修繕していくべきで、それが学会やメディアの責務なのだが、絶対にそこには手を付けさせない傲慢さ、不寛容さ、歴史に対する「謙虚さ」の欠如がこの映画からは感じ取られる。その意味で万人が見るべき映画だと思う。

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羅生門

5.0言葉の力

2023年9月17日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

2時間、知識が薄いなりに必死で内容についていくために、集中しました。

家族に勧めてもらって鑑賞するまで、こんな凄い映画が作られていたことを知らず。この映画ができてから今日までの間にも、日本、世界の状況は変わっていて、それがとても良い方向だといえるわけではない現実。

戦争が終わって今年で78年。
その間に何度も何度も歴史についての論争が行われてきた。事実は一つなのに、何故それが180度違う事になって話になるのか?
不思議で仕方ないけど、対比されている本作を見ていると、とても良くわかる。

事実をそのままにしておくと、都合が悪い。

謝ることが出来ない(正しく)

※政府は謝罪しちゃだめなんだって言ってた藤田さん。ビックリしたわ。そんな政治家いらんわ。恥ずかしないんかな、そんなおかしなこと真顔で発言するなんて、、、

立場が変われば歴史の捉え方が変わる。
でも、事実は事実。
日本の戦争に関する重要な書類の7割が焼却されたこと、これだけでも大事なのに、正直初めて知りました。

日本◯議のリーダーて言われてる加瀬さんも初めてみました。言ってることが気持ち悪すぎて理解できないし、こんな人をTOPにもってきてる団体を相手に議論しなければいけない世の中って???マジ?ってなった。

言葉の力ってすごいなって。
一つのインパクトのある言葉が独り歩きしてしまう。その言葉を利用する輩がいる。
発言に責任を持たないくせにべらべら喋る杉田議員とか、ほんま、言葉がない。

女性、差別、奴隷、人権、いろんな言葉が一つ一つもっと丁寧に考えて、捉えて、扱わないといけないことをひたすら感じた。

一度見ただけではとてもすべてを理解することが私にはできなかったけれど、今まで知らなかったことを一つでも知ることができてよかった。
世界のどこの国とも仲良くできる、敵のいない国にいつか日本がなるように、しっかり今の子どもたちに平和について伝えていきたい。

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M hobby

4.5日本資本の作品じゃないことが悲しい。

2023年7月2日
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鑑賞方法:VOD

観終わって思うのは、慰安婦の有無はフリで、日本に巣食う病魔の正体に迫ろうとしたものの、もっと踏み込んで欲しかった。
アメリカ資本で作られるこの作品は、いわゆるマニアックと呼ばれる単館でしか公開されなかった。きっと劇場にも日本のメディアと等しく政府の監視による圧があったのだろうか。あるいは日本のメジャーや劇場が腰が引けたのか。かつて、とある議員が自ら担当する省庁のことを伏魔殿と称した。そのお父さんの時代は経済的にもイケイケドンドンだったので金権政治が話題になったが、今の時代は思想を背景にしているからこそややこしい。
「騙された奴が悪い」は性悪な親や口の悪い近所のおじさんが教えてくれた。全国の学校の先生の口癖は「みんな仲良く」。今こそ万国共通のスローガンなのでは。

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。

0.5この映画を見る価値は、元日本兵の言葉だけだ。1時間45分頃登場する。

2023年5月19日
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マサシ

3.5鳴り響く音楽や扇情的な字幕などの演出は、ちょっとね・・・

2020年7月24日
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従軍慰安婦問題に関心を持った日系アメリカ人のドキュメンタリー作家ミキ・デザキ。
関心のきっかけは、日韓から遠く離れた米国に「平和の少女像(慰安婦像)」が建てられるようになったこと。
さて、強制連行、性的奴隷といった実態は、あったのか、なかったのか。
双方の主張をインタビューして、デザキなりの実態に迫っていく・・・

といった内容で、2本立てで先に観た『i 新聞記者ドキュメント』が「ひとに迫るドキュメンタリー」ならば、こちらは「コトに迫るドキュメンタリー」。

個人的には「ひとに迫るドキュメンタリー」の方が断然好きで、「コトに迫るドキュメンタリー」はどちらかというと好きな形式ではありません。

「コトに迫るドキュメンタリー」でも科学分野ならば、客観的に冷静に、さらに「ほぉ、なるほど、これが真相か!」となるのですが、こと政治が絡んだコトになってくると、どうしてもイデオロギーが全面に出ちゃう。
そうすると、演出が押しつけがましくなりがちで、鳴り響く音楽や扇情的な字幕などが多くなりがちで、観ていて疲れてしまう。

ということで、この映画もそんな演出の呪縛からは逃れられず・・・

もう少し、淡々と演出した方が、コトの本質がわかりやすかったと思うのですが、いかがなものかしらん。

それにしても、「なかった」派のひとびと、目が笑ってませんね。
笑える内容ではないですが、どことなく死んでいるというか・・・そんな感じでした。

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りゃんひさ

0.5上智大学の倫理観の没落が見てとれる作品

2020年5月12日
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玄治

4.0よくできてる〜

2020年1月2日
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日本映画大学ドキュメンタリーコース公開講座で鑑賞。
そんなに期待してなかったんだけどすごい面白かった!

監督ははっきりと結論を持っていて、そこに向けて完璧にストーリーが構成されていた。編集とか音楽の使い方とかもすごく上手くて、見てると気持ちが盛り上がる。映画としてのクオリティが高い。

「愛国者」の人たちはこれを見てそりゃ気持ちよくないだろうけど、それならこれのカウンターとなる作品を作ってほしい。もしくはこれに対する真摯な回答を見せてほしい。
それが提示されるなら、私はすごく見たい。

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hhelibe

4.0上手く臭いものを並べたとは思うが残るのは虚しさ

2019年12月21日
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トゥヴォック副司令官・八百万神解放戦線

4.0歴史修正主義者のみなさんに好き放題喋らせて、それをひとつひとつ理詰...

2019年12月4日
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歴史修正主義者のみなさんに好き放題喋らせて、それをひとつひとつ理詰めで潰して、「その前にお前ら人としてダメやん」とトドメをさすという展開なので、歴史修正主義者のみなさんが「騙された」と怒る気持ちはわかりますが、よしりんコピーのいつもの主張はしっかりと伝わってましたよ。

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ピンボール

4.5「ディベート」を映画にした訳では無い。

2019年11月25日
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マダマダサンデー

1.0意図的に偏った内容

2019年11月22日
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ひどいの一言

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ugmax

0.5調べる気概もない人間が見ると洗脳されて終わる駄作

2019年11月14日
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キタルシス

0.5課題でコピペしてんなよ・・・

2019年11月10日
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右にぃ左のぉ旦那

4.0政治になった

2019年11月10日
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従軍慰安婦問題について、主張の隔たる双方の意見を呈示する映画なのね。

「実際はどっちなんだろ?」と思って最初は観てたんだけど、どっちかは解らないね。同じ素材使って、編集で、どっちにも結論もってけそうだし。

たぶん自分で調べたら、一目瞭然なんだろって気はした。でも、従軍慰安婦問題を、一次資料にあたって調べることをするより、他にやりたいこと一杯あるからね。

それでそうなってくると、両陣営とも、「実際にどうだったの?」よりも、皆を自分の陣営に引き込むのに有利な話を探すよね。うまく整理して主張すれば、自陣を利することができるもん。これ、もう、政治なんだよね。史実・事実・真実は関係なくなってんの。

「こちらの陣営の論理の組み立ては、ちょっと甘いなあ」ってのはあったよ。だからといって、そちらの陣営を全否定しようとも思わなかったけど。

最後の方で、ケネディ日砂恵の「国の誤りを見つけたら、もうナショナリストではいられない」って発言は、そうだろうと思ったね。そうなると、ナショナリストは、国のやったことを全肯定するしかなくなるね。

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Scott

1.0時は金なり

2019年11月8日
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いい言葉だと思います。

時間はお金に変えられますが、お金は時間に変えられません。

コメントが映画と関係ないですって!?
だったらこの映画の最後30分も「慰安婦」とは関係ないことをデザキさんが語っています。

この映画を見て、「慰安婦問題」が理解できた!と考えるのは間違いです。
そこがこの映画の騙しの手法です。
なぜならば、保守と言われる人たちが否定している「強制連行」「20万人」「性奴隷」について、デザキ監督は何一つ反論していません。しかし、演出によって小気味よく保守派が斬られているように描かれているのがこの作品です。

この映画の演出と同じ手法を使えば、リベラル論者に「慰安婦問題」を否定させることも可能です。
全体の文脈を捉えずに、コメントを切り貼りすればよいわけですから。

あなたの大切な時間とお金は、あなたのもっと大切なものに使って欲しいと思います。

でも、予告編で櫻井よしこさんが、「It's very complicated」と言っている部分、「It」がどういう意味なのか知りたければ本編を見なければなりません。

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nonnonnonstop

1.0やりたい放題

2019年11月7日
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悪あがきプシ男

4.0さよならレボリューション

2019年11月5日
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鑑賞方法:映画館

歴史修正主義者たちの呆れた妄言は、もはや一顧だにする価値などないことは今さらながら明白なのだが、彼らがこれまでいかに虚言を弄し、誇張し、糊塗してきたかを客観的に、根気よく解きほぐしていく過程が小気味いい。
名古屋や大阪での慰安婦像の展示をめぐる騒動に暗澹たる思いを抱いてきたが、あの問題にどのような立場をとるのかが、その人の民度をはかる一種のリトマス紙となる(芸術作品としての良否はこの際措く)。要するに、品性下劣な政治家に最高権力を与え続けているおめでたい国に住み、せっせと働いて彼奴らを食わしている現実が腹に据えかねるのである。人間の尊厳を徹底的に踏みにじってきた過去の過ちに真摯に向き合わず、あまつさえなかったことにしようとする悪魔の所業に非を唱えることは、極めて真っ当である。映画は、この点を指摘しているに過ぎないが、それをすらリスクと捉える勢力が中枢にいるという日本の現実。そして飼いならされている衆愚。さよならレボリューション。

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くーにー62

5.0見てみたくなりました。DVDとかで見れるとよいのですが。

2019年10月31日
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見てみたくなりました。DVDとかで見れるとよいのですが。

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過頭原屋敷

映画監督とは呼びたくない

2019年10月25日
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鑑賞方法:映画館

前振りの文章と中身が違いすぎる。
私は右派でも左派でもないが、作品の偏向が度を過ぎている。
新しい事実を研究するでもなく、右派対左派の議論をするでもなく
なんの新しい視点もない。
最初から作者の思惑をひとの手を借りて表現しただけ。
ドキュメンタリーにもなっていない。
政治的プロパガンダにもなっていないし、それほど考えられた作品
にも見えない。
人生に失敗し教員をかじっただけで知ったような気分になり、出たがり屋の
自己満足でしかない。
こういう作品が評価されるなら津田大介のほうがまだマシ!

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koorogi