ファイティング・ファミリーのレビュー・感想・評価
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そ、それはG馬場が得意とする河津落としでは?・・・
はっきり言って、昔々はプロレスファンでした。中学生の頃、柔道部に入ったもののプロレスごっこばかりしていたのでクビになったという過去があります。得意技はブレーン・バスターと回転エビ固めでしたが、なんとか柔道に使えないかと考えていたものです。なお、最近のプロレス技はカッコいいネーミングが多いので、おじさんにはついていけません・・・
そんな昭和のプロレス好きのお父さんが観ても楽しめる映画『ファイティング・ファミリー』。英国だとそんなにプロレスは流行ってないだろうと思うのですが、かつては“人間風車”と異名を持つビル・ロビンソンがイギリス出身であり、日本のファンをも魅了していたものです。そんな古い頭の持ち主なのでWWEとは何ぞや?てな感じだったのですが、ググってみると、なんと前身がWWWF、WWFとあるではありませんか!(驚)どーりで、愛着がわいたわけだ・・・
イギリスの貧困層やホームレスなどをも巧みに描き、こっそり社会派メッセージも残していたこの映画。多分、単なるスポコン、サクセスストーリーではない!と感じました。父ちゃんは暴行罪で8年間ムショ暮らし、母ちゃん(レナ・ヘディ)と結婚するも盗人稼業を続けてたことを匂わす会話もあり、プロレスに出会ってからは完全に真っ当な人生を見つけ、家族で取り組むことになった。それでもプロレスは人気がなさそうなイギリスだし、アットホームな弱小団体では経営も苦しい。そうして息子ザックと娘ブリタニーがWWEを目指したのだった。
ザックは恋人が妊娠したこともあり、彼女の両親のもとを訪れるが、とにかくこの真面目な両親とハチャメチャなナイト一家のやり取りが笑える。コック、いやピーナスなどと言った下ネタを発するときに義母がちくわ(?)か春巻き(?)を咥えたままだった姿に館内一人爆笑・・・やっちまった。下品やわ。
下ネタやら能天気ネタはフロリダでのNXTに参加しても続く。元モデル、元チアガールたちと仲良くなるけど、英国イングリッシュに「ナチっぽくてカッコいい」などと言われたりする。彼女たちもモデル体型ではあるが、かなり芯が太く、真面目に稼ごうとしている姿勢がよかった。コーチのモーガン(ビンス・ボーン)もナイスでした。
ペイジのホームシックになる様子も、やはり18歳だからと、応援したくなる場面もあるし、ラップ対決みたいに罵声を浴びせられて無口になってしまうところが可愛い。女子プロレスってのはラップバトルみたいなもんなのかと思ってしまいました。観客を味方に付けるってのも大切なんですね。そして、AJ・リーとの試合はもう一回観たい!再生するとか言ってたのに、見えなかったぞ!(笑)
女子プロ版ロッキーでした。^_^
ファイティング・ファミリー (2019)
軽く笑える作品をたまには見ようかと気楽に構えてたら予告編より相当良かったです。
レスリング好きな異常だけど愛情ある一家の18歳の長女サラヤが夢であるWWE(ワールド・レスリング・エンターテイメント)を兄妹でトライアウトに呼ばれるところから始まり
様々な苦難を乗り越え成長しラストは・・・・。
思わず女子プロレス版1作目ロッキーのような感動を味わえました。
プロレスの世界で輝く夢を捨てられない兄貴役がまた魅力があり感動できます。
実在の女性プロレスラー“ペイジ”として活躍したサラヤ・ジェイド・ベヴィスさんとその家族をモデルにしてるので実際の家族のエンディング映像も楽しめます。最後までぜひご覧ください。
家族の絆、プロレスへの愛
#107 ただのアクション物かと思ったら
韓国ドラマかと思うくらい家族愛に溢れた映画だった。
格闘技が苦手な私はDジョンソンが元プロレスラーだってことも知らなかった。
イギリス人から見たステレオたいぶのアメリカ人とその逆が面白く描かれてて楽しめた。
でも人間話し合えば打ち解けられるんだって。
面白かったです
家族の夢、自分の夢 そして…
メチャクチャ感激!誰が何と言っても僕には傑作❗
美味しい所はロック様w
単純だけど!
現WWEは女子が熱いんですよ〜
WWE DIVA(女子レスラー)のペイジのサクセスストーリーを描いた作品だが、正直WWEユニバース(WWEのファン)でないと単なるスポ根ものとして観ることになり、ちょいと物足りないかもしれない。
幸い自分はWWEユニバースであるためとても興味深く観ることができた。
やっぱり往年のWWEの映像が出てくるたびにおのずとテンションは上がってしまう。
しかしファンであるがゆえに実際とは違う部分も見えてしまい、ここちょっと違うんだけどなぁとツッコミを入れたくなる場面がいちいち気にもなってしまった。
現在のWWEでの女子レスラー達の活躍ぶりを考えると本作が製作され、公開された意味はとてもよくわかる気がした。
もはやハリウッドスターとして知られているドウェインジョンソンが実はこのWWEのスーパースターである事も本作で初めて知る人もいるかもしれない。本人役でのロック様の出演もサービス満点であった。
見終わったあとのエンドロールでのドキュメント動画も本編と見比べるととても興味深かった。
家族サイコー
プロレス(女子)におけるサクセスストーリーで話は面白いんだが・・・
プロレス(女子)におけるサクセスストーリで話自体は面白い。
イギリスの片田舎で小さなプロレス興行を生業としている家族の娘が、アメリカのメジャープロレスでチャンピョンになる物語。
努力の結果、小さい頃からの夢が叶う物語。
複雑な家族関係や、オーディションにおける採用の明暗、渡米してからのライバルとの競争、脱落者続出の厳しい現実、ドゥエインジョンソンが古巣のプロレス映画に出演等、見どころ満載の物語。
文句のない作品なんですが、プロレスはショーなんですよね。スポーツと違って筋書きのある。
エンディングで、盲目の人がプロレスラーになったとコメントがでて、悪い意味で見世物ということが頭に浮かんだ。
プロレスは筋書のある世界の話だったねと、ちょっぴり感動が醒めてしまった。
【英北部ノーウィッチでレスリングジムを営むプロレス愛溢れる一家の物語 キング様もジャック・ロウデンも良い味出してます。】
<Caution!内容に触れています!>
舞台は寂れたイギリスの貧しい田舎街。プロレスをこよなく愛するナイト一家はボクシングジムを営んでいる。息子のザック(ジャック・ロウデン)と娘のサラヤ(フローレンスピュー)の夢はWWEの舞台に立つこと。
揺るぎない家族愛をベースに、兄妹の軋轢を盛り込みながらも分かりやすいストーリーで感動的なラストに向かって一直線ムービー。
嫌なヤツと思ったWWE のトライアウトを仕切るトレーナー、ハッチが実体験から一人一人の能力を見極め、非常な宣告をする理由をサラヤに語る場面や、サラヤだけがトライアウトを通過したことにショックを受け、酒場で自暴自棄になるザックの振る舞いを必死で止める家族達。
サラヤが、アメリカでの辛い練習生活に疲れてイギリスに戻った際に漏らした弱音を聞いたザックが、サラヤとのエクスペディションマッチで”パイルドライバー”など大技を繰り出しノックアウトする手荒い扱いをする意図。
サラヤが、当初敬遠していた元モデル、ダンサー達のプロレスラーとして生きる覚悟を知る場面。そして、彼女達に自ら近づくサラヤの姿。
数々の試練を乗り越えサラヤが臨む、夢にまで見た大舞台で戦う姿と遠いイギリスから応援する一家の姿・・・。
矢張、あのラストシーンには感動してしまったよ。
<今作品は、頑張る人々を描く映画に外れなしの法則が当てはまるプロレス映画である。>
色々思う
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