ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのレビュー・感想・評価
全1140件中、841~860件目を表示
ドラクエの醍醐味って、なに?って製作者にききたい
公開前の宣伝で気になってたのでそれなりに期待しながら鑑賞しました。
ドラクエは派生作品も含め色々プレイしており、20年来の付き合いになります。
問題は最後のシーンですね。これは散々他の方が意見を書いていますので私のレビューでは触れません。ちなみに私は否定派です。
最後のがなければ星3つの凡作だったと思います。
そこで、ここではどうして星3つと思ったのか書きたいと思います。
ストーリーについては、わずか100分の時間に収まるわけがないと思ってたので期待してませんでした。子供時代がほぼ端折られてたのでそこで諦めました。でも大人時代はよくまとめていたと思います。あのシーンないのかとか思いましたけど、全てを入れるのは無理ですしね。勇者が剣を抜くところとか、最後のゲマとの戦いとか、カッコいいシーンや熱くなるシーンがあり、素晴らしかったです。
問題は、今作には全く「冒険」してる感じがなかったことです。街と街と移動はほぼカット、道中の戦闘もダイジェスト。VRゲームという設定ですが、本当にゲームみたいにファストトラベルしてどうするんだ。街自体も少ない建物内のみで話が進み、そこで住人が暮らしているという空気がなく、死んだような感じでした。フィールドにおいてもそうです。奥行きを感じることなく狭苦しそう。せめて、向こうの方には何があるんだろうという、ブレスオブザワイルドで感じたような感覚を映画の大スクリーンで感じたかった。
ドラクエ5はストーリーが秀逸のため、そこを重点的に描きたくなるのはわかりますが、私はドラクエの醍醐味は冒険だと思ってます。初めて訪れる街やワールドマップ、道中の未知の敵との戦いなど、昔子供心にワクワクした要素がこの映画にはありませんでした。
エンドクレジットの名前の少なさから少人数で制作されたため、多くの街や細かい背景などに割く余裕がなかったのかと思いますが、そこはせめて見せ方でカバーしていただきたかったです。作中の人物の言う通り、虚構が虚構にしかみえませんでした。
8月19日追記です。
「大人になれ」このセリフで大分物議を醸しておりますが、私はここに関してはどうでもいいです。VRオチが気に入りません。あのオチがわかるまではキャラクターやモンスター達は確かにあの映画の世界では「生きていた」んです。それぞれが自分の意思をもってそれぞれの人生を生きていた。VRオチなんていらなかった。あれが判明した瞬間あの世界の主人公以外の全てのキャラは死にました。空っぽのただの用意された言葉を喋る人形になってしまった。みなさんそこにショックを受けているんじゃないでしょうか?
はっきりわかれる
金字塔にクソを振りかけたような映画
この手の金字塔的な原作がある場合、監督がすべき事は、
・観客の大多数である、原作ファンの求める王道ストーリーを構成する
・膨大な原作の情報を取捨選択し、映画という枠に収める
だと思って鑑賞したが、まあどちらも出来ていない。
流行りの俳優を使い、薄い知識で起承転結を組み立て、終いには映画監督である自分の自慰行為(ラスト部)まで組み込んでくる。
ドラクエが好きで、ドラクエの映画を見に行こうとしている人がいたらそのお金を使って、過去作を買って遊んだ方がいい。
更に言えば、監督が自身のtwitterで好意的な感想だけリツイートする姿勢も見ていて悲しい。
2022.01
Netflixで配信されているのを見つけ、冷静に例のシーンまで見返した。
やはり許せない、ドラクエを使ったVEXの自慰行為でしかないと感じた。
少なくともこの映画に出会うまで山崎監督の事は嫌いでは無かったが、もう今では監督という呼び方すらしたく無い。
原作への敬意を欠く、圧倒的な自己満映画に仕上げた事はいつまでも許すことは出来ないだろう。
あのワンシーンはたしかに地雷
評価が悪すぎるので期待してなかったが、評価程は悪い作品では無い。☆3くらいの映画っていう感じ。☆3くらいの評価でもっとひどい映画を沢山見てきた。
流石に有名な監督なだけあって、物語のテンポや展開はとても良かった。
CGも美しく、キャラクターデザインも良かった。
この映画の評価を落としているのは本当にあるワンシーンだけ。
そのシーンは全く想像もしない展開で、私もたくさんの人が評価を下げたのは理解出来るものだと思った。私はゲームをプレイしたことは無いけど、いきなり突き放された感じがして、少し気持ち悪く思った。
でも、そのシーンはそのシーンとして主人公が決着をつけているし、もしあのシーンがなかったら、本当に物語自体は強くなってラスボスを倒すだけの無難な話になっていたと思う。
作品としては全く悪くないが、プレイヤーの気持ちに寄り添うものではなかったという感じである。
見て不愉快に感じる人もいるかもしれないが、ゲームをプレイしていた友達はとても満足していたので、低評価だけに惑わされてはいけない。
最後の最後まで考え抜かれた作品
われわれはロールプレイングの世界を生きるのではなく、ロールプレイングで得た立ち向かう勇気や忍耐力、家族を大切にする気持ち等々を、"現実で"活かすことが大切ということ。
ただの現実逃避の道具ではないということ。
わたしもゲームに勇気をもらって、毎日がんばれている人間のひとりです。
そういった意味でも、ただの原作者好き向けの媚びた映画にせずに、あのラストを選択したこと(当然批判も理解した上で)、称賛に値すると思います。
見終わった後にここまで怒りを感じた映画は初めて
なしですね。
ドラゴンクエストではないですね。
あまりにラストに納得がいかず公式HPを確認してみました。
確かにドラゴンクエストVの映画化とは書いてなかったですね。
"原案"がドラクエVだったんですね。
ただあれだけプロモーションしてるのを観て、最も大事なところがドラゴンクエストVから外れるなんて思う人いないと思います。だからこそのこの低評価なのだと思います。
他の方のレビューの中には、「ユアストーリーとあるから」という意見もお見かけしました。
それならば、"ユアストーリー ~ドラゴンクエスト~"という題名で映画化するべきだったと思います。
そして、ラストシーンで伝えたかったことが現実世界でのことだったのなら、プロモーションでもそれを前面に出すべきだったと思います。
どう考えてもあのプロモーションではドラゴンクエストVの映画化としか思えませんでした。演者の方がラストをプロモーション中におわせ発言されていましたけども(その時にはこんな結末のことだとは思えませんでしたが)、勝手に「ゲーム中選択したこと(結婚相手など)が、ぼやかしたままエンディングになってあなた次第ですよ」的なものになってゲマ戦あたりで終わる(ゲームとは前後してしまいますが)のかと思ってました。
わざわざ映画館に行ってまで鑑賞するんです。ドラクエVの内容だろうと思って行くわけです。追体験でもドラクエVだろうと思って観に行くんです。リュカが冒険して戦って困ってラスボスを倒す映画を観に行ったんです。
どの映画でもそうだと思います。コナンだったらコナンだと思って観に行くんです。
観に行くときに、「作る側もそのつもりで作ってるだろう」という安心感のもと観に行くんです。
コナンで、「小五郎が解決するだろう!」「最悪超能力で解決!!」とか思って行く人いないと思います。
映画全体の内容をどんでん返しで根底から覆すのならば、そういう映画であるとプロモーションするべきだったと思います。
この映画のプロモーションで今回のエンディングを予想できた人はいないと思います。(逆にそういうどんでん返し系と言われたらかなりの人が予想できたあるあるネタだったとは思いますが)
その予想外を「そうきたかー」で楽しめた人は楽しめたと思います。私には無理でした。
イタリアンのレストランに入って、メインに中華出されて「イタリア風ですよ」って言われてるくらい消化不良すぎです。
製作者サイドとしては、どんでん返しを盛り込んでメッセージを強く持たせたかったのかもしれませんが、鑑賞者サイドとしては、ドラゴンクエストの世界観にひたりたかった。
製作者サイドとしては、ゲーム内容を前面に出したほうが当然のように集客が見込めるからそうしたんだと思ってしまいます。
昔の映画で「シックスセンス」や「ユージュアルサスペクツ」等のように、どんでん返しがあることが分かっていればまだ楽しめたかもしれません。この映画は予測できなかったですし、かつその表現方法が非常に不愉快でした。
感情移入して観ていたので何かえぐられてしまったかのような不快感を感じました。逆に言えば、"映画"として、客観的に観ていればそこまで感じなかったかもしれませんが、そうだとしたら、ドラゴンクエストではなかったです。となると、観に行ってないです。
(どなたかおっしゃっていましたが、それこそオリジナルストーリーでやればよかったんです)
完全に、製作者側の自己満足のために料金払わされた感じです。
対価として受け取るはずの満足感もなく、「外したな」という残念感もなく、「詐欺やん」という怒りしかありませんでした。
長々書いてしまいましたが、映画としては、本当に観る価値はありません。☆0.5個分は唯一キレイな映像のみです。映画としてストーリー・メッセージすべて最低です。プレイしたことがある人は途中までのストーリーに賛否があっても許せると思いますが、ラストでゲームへの触れ方にものすごい一方的なメッセージを送りつけられます。監督さんか堀井さんか分かりませんが、そんな重たいメッセージいらんですよ、ゲームも映画ももっと楽しむもんですよ、とものすごく冷めてしまいます。
人それぞれだとは思うけど
自称ドラクエ大好きさんがこの映画ベタ褒めしてるのは何故?涙が止まらなかった?ゲマ戦を最後に退出したの?
最後の10分くらいで一気に現実に引き戻されました。
なんとも、なんッとも、不快な演出。
リュカ、ヘタレすぎてイライラ。
ヘンリーの性格改変にもイライラ。
スラりんの仲間になるシーンもさっぱりしすぎだろ。なんとスライムが起き上がれよ
そしてあの3D。。広告からなんとなーく嫌な予感はしてたけどあんまキャラデザ好きくない。好感持てない。
長編大作を2時間たらずで纏めてしまうんだから、そら端折るのはわかるけどかえって内容が薄くなっている。
あのラスト10分で苦痛がピーク。開いた口は塞がらなかった。 衝撃ならぬ笑撃。
私は何を見せられていたんだ?
今すぐ映画館を出たいと思ったのは生まれて初めてだ。
最後に
脚本家に言いたい。
ドラクエプレイしてくれ。
ショックです。。
ドラクエ大好き女性からの感想です。
たくさんの方が感想を投稿されてますが、私のショックポイントも大体一緒です。
以下、言葉が悪くなりますがご了承ください。
ドラクエが好き、モンスターがカッコよくて映像が綺麗というだけを楽しみにし、
キャラデザと俳優起用で大した期待もせず劇場に足を運びました。
映像と音楽は素晴らしかったです。
スライムが可愛く、ブオーンがふさふさもふもふ。迫力のある戦闘シーンも滾りました。
ですが、最後の10分で全て崩壊しました。
先に述べた俳優起用以外にも、キャラ改変、ストーリー改変、色々思うことはありますが、それがどうでもよくなるくらいのラスト10分。
(むしろあの絵だったからこそ、俳優さんのあの演技が映えたのかと思います。考えてるうちに、キャスティングに関してはポジティブになってきました。)
なぜドラクエに現実を入れてこようとしたのですか?
全てを踏みにじられたような、ドラクエを使ってそんなことをしたかったのかと。
たくさん怒りと悲しみが沸々と。。
ドラクエというあまりにも大きく偉大な作品をぶち壊された気分です。
ドラクエに限らず、ゲームをプレイするすべての人にとって、すごく不快になる内容だと思います。
ドラクエ部分は良作
原作ファンとしては細かい部分で気になる点は多々あれど
ドラクエの人物やモンスターが3Dで動きまわるのは見ていてワクワクしました。
特にバトルシーンではダイナミックな表現が多く、ゲーム画面で想像しかできなかったことが、もしかしたらこんなにカッコイイ感じになっていたのかと楽しい気持ちでいっぱいでした。
他の方も書かれていますが、どうしても気になるのが最後の15分ですね。
始めは意味が分からず「????」状態で鑑賞していました。
映画が終わった直後も、私の中で最後の15分は「なかった」ことにして余韻に浸っていました。
その後色々考えましたが、率直に言うと制作陣が伝えたいことが伝わってこないです。(私が鈍いという可能性もありますが)
・伏線もなしにあんなことやられると納得できません。
・たしか子供がVRで遊んでたと思いますが、現実を見せるなら大人がやってた方が共感するのでは?
・クライマックスで横槍を入れるような演出は興醒めもいいところ
・ウイルスの製作者が「現実を見ろ」って言っても個人の嫌がらせなだけでは?
等々、尺や大人の都合もあってこうなったんでしょうが、
無理せずにドラクエを素直に映画に再現するだけで良かったんじゃないかと言いたくなります。
インタビュー記事で原作者様と長時間打ち合わせしたと見ましたが、原作者様はこうなるのを止めようとしていたのでは・・・と邪推しそうになります。
最後を「なかった」ことにしたままでは評価5ですが、
個人的に納得いかなかった部分を差し引いて3.5にしました。
友人とも見に行く約束をしているので、友人が失望しないのを願うばかりです。
長文・駄文失礼しました。
返事がないただの屍のようだ…
前もって調べることなく、いつも映画を観に行くのだが、今回ほどネタバレを見てから行くか行かないかを判断すればよかった…と思った映画は無いほどの酷い内容でした。
他の方のコメントを見ていたら間違いなく映画館には行かなかった。
作業しながらテレビ(民放)で観るのが1番合ってる映画だと思う。(借りてもダメ)
内容は他の方が書いてる通り、ドラクエ好きを屍にする映画です。
ドラクエが好きでこの映画を観に行くのであって、この監督、脚本家や俳優が好きで見に行く人は少ないと分かるはずなのに。なのにこの出来ではね。
それを分からずこの映画を作ってるのだとしたら、スクエニももう終わってるなー
時間が足りないのも観る前からわかってるし、いろんな所を飛ばすんだろうなと事前から予測はしていたけど、最後のウィルスは本当にいらない。CGの専門用語を出しながら話をしてたけど、そんなのてめーらの会議でやってろよと。
そんな用語知らないし、興味もない。
そして天空シリーズなのに、ワクチンはロトの剣かよ。
この最後のシーンはまさにみんなが屍のよう状況に…
でも、やりたい事は色んな人のコメント見てなんとなく感じ取りました。
だとしたら、ウィルスじゃなくてオープニングドット絵だったので、スーファミにカセット入れるシーンで始めて、最後は抜くシーンにするなりくらいで良いのでは無いのかと思いました。それで、エンディングも当時のドットのエンディングにしろよと。それだけで十分伝わるのでは?とも思います。(他の人のコメントを読んでそう感じただけです)
本当に尺のない中作ってるのはわかるので途中までは、しょうがないよなーでもよく出来てるなービアンカかわいいなーなんて思いながら観てました。
クエストの言葉は引っかかりましたが…
途中までは良かった…戦闘シーンは良かった。
ホイミくらい使えよとは何回も思いましたが…
レベル上がる音楽流せよとも思いましたが…
メラゾーマ格が違うと効かないんだ…ダイの大冒険みたいじゃんとも思いましたが…
でも、それでもいい。動いて魔法使って、モンスター倒してなんとなくシナリオが進んでくれれば。
それらを無しにするあの最後はいらない。
あえてもう一度言う。
あのウィルスのせいで全てが台無しになりました。
二度とこの監督や脚本家のものは見ません。
いや、邦画はもうテレビかDVDで十分です。
長々と嫌味なコメント本当に申し訳ない。
すごい楽しみにしてたんです…涙
途中まで★4、最後まで見たら★2
CGはいい。ただ全体的にドラクエ5をやってないと話は分からない。分かるわけがないぐらいダイジェストで進む。個人的に見る前にスマホとかでドラクエ5やったほうがよいと思う。クリアしなくてもサラボナの結婚シーンまでで十分だろう。また、ドラクエ5やっていると感情移入できるシーン、感慨深いシーンは数多くあるが、それはそれで最後の展開が一層ひどく感じるかもしれない。
たしかに映画制作側が伝えたいメッセージはあったと思うが、伝え方を間違えた感がかなりある。そういうことじゃないんだよって叫びが全国の映画館から聞こえてきそうなぐらい。
ああいう、ドラゴンクエストの世界観そのものをぶち壊すような真似はして欲しくなかった。制作側がラストの展開で伝えようとしたであろうことも、誰もが頭では分かっていること、それをあの演出は正直がっかりでした。
ただCGは素晴らしいし、ドラクエ5やってればそれなりに見れる映画。ただラストのあの展開に賛同する人は個人的に少ないと思いますので、★は2つで。
驚きました
17歳高校生からの意見
僕がドラゴンクエストを始めたきっかけになったのが「ドラゴンクエストV天空の花嫁」でした。
今までやってきたドラクエシリーズの中で最も感情を動かされたと言っても過言ではないと思います。
まず最初に言っておきたいのが、映画を見るまで一切この作品について調べたりしませんてした。「ユアストーリー」というサブタイトルにいまいちピンときていませんでした。
てっきり原作を忠実に再現しているものだと思っていました。
なので拍子抜けしてしまったというのが事実です。
この作品の映像の美しさや、登場キャラクターに「声」が加わりよりこの世界に浸れることができました。が、ここでひとつ言いたいことがあります。
原作を再現するとあの尺に収まらないのは見なくとも分かっていたのであまり気にならずに見ることができました、ですが最後のあたりに「少年期のストーリーを省く」と明確に表記されていたためとても残念に思いました。
初見の人に、もっと各キャラクターの人格を知ってもらう為にも丁寧に描写して欲しかったです。
これも尺の都合上、仕方のないことなのかもしれませんがストーリーの進行速度が早すぎたと思います。
レベル上げに丸一日費やしたあの頃を思い出すとやはり薄いなあと思ってしまいました。
三部作、または二部作にしてより丁寧に描写することができたのではと思います。
そしてここからは酷いなと思ったところ、
ラストスパートにかけて全てです。
僕が求めていたものとは違いました。
今までのことが空虚のように思え悲しくりました。
ストーリーの多少の違いは仕方ないとしてもそこだけは残念でした。
もうあまり多くは語りませんが画面の向こうで僕は確かに勇者だったのに、電源をつけたら物語が始まったのに、すべてを否定されたようでとても悲しかったです。
追記 主人公であるはずのリュカの性格はあそこまで酷くする必要があったのでしょうか、
音楽の導入部分には文句なしでトリハダがたちました。
また見たいとはおもいませんでした。
乱筆失礼しました。
ドラクエファンならまあまあ楽しめる。しかし……
私は、ドラクエ6までは、主人公と味方キャラ全員を最高レベルになる程度にはやりこんだ事がある。
その後諸事情につきゲームから遠ざからずを得ず、最近のドラクエをやっていない。
しかしまあ、私も一応「ドラクエファン」の範疇に入るはずだ。
その私から見て、本作はまあまあ楽しめた。
わざわざ映画館に足を運んで金を払う分の価値は有った。
(自分の中の5段階評価で2.5未満の映画なら、レビューを書く気にすらならない。
レビューを書く事によって得られる主観的な効用とレビューに費やす時間とが、釣り合わないからだ。
5段階評価で☆1つすらも付けたくないほどのクソ映画なら、むしろレビューを書くかもしれない。
「時間とカネを無駄にした!」という、自分以外の被害者を減らすために)
さて、本作を見終わった後、気になった箇所やいくらかモヤモヤしたものが残った。
それらを箇条書きにして列挙する。
(1) 雰囲気がディズニー3DCG風
私は映画のレビューを書く前に、他人のレビューを見ない。
他人の意見に影響されたくないからだ。
しかしながら、「ディズニー3DCG」という点に関しては、多くの人が同様な感想をいだくのではないかと予想する。
(もっとも、ドラクエのキャラクターデザインを長年手掛けた鳥山明先生のアニメ原体験がディズニーの「101匹わんちゃん大行進」であり、鳥山先生本人が自らの作風におけるディズニーアニメの影響を述懐しているとの事なので、この点は驚くに当たらないのかも知れない)
(2) キャラクターの心理描写がやや不自然、あるいはステレオタイプ
ドラクエ5をベースにした話を高々2時間に圧縮した事による弊害かもしれない。
しかし、それは観客側からの擁護論としてなら言っても良いが、仮に製作側の人間が言ったとしたら、自らの力量不足を白状したも同然と言えるだろう。
本作に関して言えば、
「少年期の主人公がゲマに捕まった時、もっと抵抗するんじゃないか?(別に魔法で金縛りにされたでもなく、ただ片腕で持ち上げられていただけだったし)」とか、
「あんな形で娘の婚約を反故にされたら、ルドマンはもっと怒って良いよな?」とか、
「ビアンカが主人公と惹かれ合うまでの心理描写、ちょっと端折り過ぎ」とか。
(3) 実はヴァーチャル・リアリティでした?
おそらくこの点が、本作最大の問題点だろう。
原作者の堀井雄二先生は、
「プレイ中に現実世界に引き戻されて興醒めする事が無いように」と、
「セーブ」という用語一つ取っても、
「ふっかつのじゅもん」とか「ぼうけんのしょ」とか、
気の利いた言い回しに置き換え、細心の注意を払っていたと聞き及んでいる。
その堀井先生が仮にも監修しておきながらこういうオチになってしまっているというのが、ちょっと信じ難い。
こういうオチこそ、それこそ興醒めだろう。
他のゲーム(例えば、原作で「仮想現実ネタ」が核心的役割を果たしているスターオーシャン3)の映画化なら、こういうオチもありかも知れない。
だが、本作はドラクエの映画化なのだから、はっきり言ってこういうオチは『禁じ手』ではないか?と思う。
上記の3つ以外にも、
「えー、この場面でこの選曲は、ちょいとミスマッチじゃね?」とか、
「ディズニー風の3DCGも良いけど、元祖スーファミ版ドラクエ5発売前のCMのごとく、人間キャラは実写にした方が良くね?」とか、
思う所は色々有る。
先述の通り、このレビューを書く前に他の人のレビューは見ていないが、
星の数はチラリと見てしまった(鑑賞前の時点で『2.1』)。
鑑賞前は「えー? そんなひどい出来なの?」と思ったが、
鑑賞後は「まあ、酷評する人がいるのもやむなし」と思った。
そういう所が有ったにせよ、
私は「まあまあ楽しめた」と思うので、
この映画に☆2つ半を付ける。
途中までは楽しめました
序盤の省略しすぎてドラクエ5をプレイしていない人は多分何が何だか分からないと思う
ファンはまず不安を感じたのでは...?
全体的な流れは起承承承承承転結
承の部分は童心に帰って色々と目を瞑りながら楽しみました
しかし転の部分で完全に置いていかれたクチです
ドラクエの映画にSFが紛れ込んだみたいな...
他の方が言っておられたように唐突にサマーウォーズが始まります
空気が凍りつくシーンは言わずもがな
ラストのワクチンの存在が唐突すぎて
某ネズミの国のカートゥーンスピンを思い出しました(インスタント穴〜と言って脱出させてくれるシーン)
良いところ
・映像が綺麗
・ドラクエの音楽が映画館で聴ける
・アクションが面白い
・ビアンカが思っていた以上に1人の女の子として可愛かった
・転が入る前、戦闘シーンは熱かった
残念なところ
・序盤
・ルドマンの態度
・グランバニアが空気
・本当の気持ち、突然のサイバー世界(伏線)
・突然のサイバー世界(転換)
・突然のウイルス
・突然のワクチン
・突然の大人になれ発言
・以上を引き継ぎ微妙な感じで終わるラスト
ドラクエ5のストーリーが好きなので途中までは普通に楽しめました!
周りのドラクエファンにはこの映画を話のタネとしてお勧めしたいと思います
ニュースになりそうなぐらいヤバい
私はドラクエは音楽を耳にしたことあるぐらいで、スライムはなんとなくキャラクターとして知ってるぐらいの、超一般人です。
ストーリーが早すぎ。ヘンリー王子は家来が1人しか出てこないけど、本当に王子なのかとか、そもそも、なんでリュカ親子はヘンリー王子のお城に行ったのか。フローラを振って、その足で、大衆の前でビアンカにプロポーズするって、フローラが知るかもしれないと思わないのか…。失礼すぎる。
お母さんが何十年も封印してたのは、最後のウイルスってことになるの?
…いや、そのへんは、ゲームしてた方たちにとっては、わかるだろうから、いいんです。映像も綺麗だし、迫力あるし。
ラスト10分は、ドラクエになんの思い入れもないですが、やめてあげてと思いました。
ファンじゃない一般人からみても、酷すぎる映画です。
コレはドラゴンクエストではない
最初からストーリーが違うしサンタローズの町が壊滅していない、サンチョがまだ居るし、ブオーンはもう復活していたし、挙げ句の果てにはミルドラースはコンピュータウィルスってどうなのか
ユア・ストーリーね…
1992年に発売されたゲーム「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」をベースとした物語。
SFCの画像から始まり、3DCGに移行してDQシリーズには珍しい主人公が伝説の勇者じゃなかったり結婚したり、親子3代に亘る物語だったりのゲームのストーリーを踏襲して行く。娘は生まれないし少しずつズレて行くけど。
…DQ5に思い入れがあるわけではないし、プレイしたのが昔過ぎて定かな記憶じゃないけれど、記憶にあるエピソードが殆どだったから多分そうだと思うが正しい!?途中まで。
思い入れがある訳ではないとはいえ、元々家族だったり友情だったりのあるストーリーで好きだったし、なかなか面白くテンポ良くみせてくれていたけれど、最後にまさかのぶっ込みをみせられて、なるほどそれでこのタイトルかと。
何でこんなことした?何がしたい?何だそれ?と、怒濤の???ラッシュ。
面白かったんだけどなー…こんなサプライズというか予想外というか、予想出来る訳がない展開されてもね。
たとえ噛み砕けて飲み込めて、これはこれで…となったとしても、感動したとはならないよね。
全1140件中、841~860件目を表示





