ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのレビュー・感想・評価
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ドラクエ5はやっぱり最高‼︎
ドラクエ5は主人公が幼少期から始まり大人になり世界を救う物語。スーパーファミコンのゲームでドット絵ながらも脚本家 堀井雄二氏の素晴らしいストーリー構成により未だに人気は衰えず、プレイステーション2やDSなどでリメイク版が出されるほどの人気作品。 今年の夏、ドラクエ5を題材にした映画が上映されると聞きあの冒険が3Dになり帰ってくるのかと一月前から胸の高鳴りが抑えられず久しぶりに映画見に行きました。 感想からいうと映画は最低でした。堀井雄二氏の脚本のお陰でなんとかギリギリ作品としてみれるかもしれませんが、総監督 山崎貴氏の悪変がひどいひどい… 山崎貴氏は元々評価の高かった作品をそのまま映像化させることに関しては文句なしの鬼才だと思うのですが、オリジナル要素を加えることに関しては才能を持ち合わせていないのかもしれないと思わせる作品でした。 この作品は純粋にドラクエ作品をみたい方にはオススメできません。おそらく映画のラストは見に行った方々の想像している更に右斜め上行く作品です。 注)山崎貴氏決して嫌いなわけではありません。東京オリンピックの開会式の演出1ファンとして楽しみにしております。
マイ・ストーリー
賛否両論をほとんど読んでしまって気づいたことがありました。“否”の観客は懐かしさのため、ノスタルジーに浸りたいために映画を観に行ってる方がほとんど。ラストの衝撃でそこまで楽しかったものが全て吹っ飛んでしまったことにあります。ただ、現役バリバリのドラクエ5プレイヤーはそんなに多くないと感じます。 一方、“賛”の観客は音楽やウィルスについても許容範囲であり、自分の世界を肯定という重要なメッセージを感じ取れた方。 ただ、両者に共通する“途中までは完璧”といった評価は自分的には否。やっぱりパパスの最期やゲマに対する怒り、喪失感などや、レヌール城、オーブ、すり替えといったSF的展開も重要な要素であるし、ゲレゲレとの再会にも泣けてくる演出が欲しい。また、双子であることの重要なポイント、妖精の国を子供時代にも行ってることも省略すべきではない。まぁ、それらの端折りもラストで忘れてしまいましたが・・・ウンコエピソードなんてのは要らない! 賛否両論なのもわかるし、ドラクエファンが多いのも事実。レビュワー同士でいがみ合うよりも、小話で笑ってもらえれば幸いとばかり、いくつかの小噺を考えた次第であります。 【マイストーリー 留守番編】 パパス「しっかり留守番してるんだぞ。いいな」 リュカ、マーサ「行ってらっしゃい」 夜 パパス「ただいま。今日もやられた」 マーサ「あら、またすっちゃったの?」 次の日 パパス「しっかり留守番してるんだぞ。いいな」 リュカ「行ってらっしゃい」 夜 パパス「また負けた。マーサ、金貸してくれ」 マーサ「いい加減にもうカジノはやめたら?」 パパス「いいから貸せ!贅沢なもん食わせてやるから。なんならメタルキングの剣でも貰ってきてやる!」 リュカ、マーサ「・・・・」 次の日の夜 パパス「また負けた。もう金ないか?」 マーサ「もうヘソクリもないわよ」 パパス「しょうがないな。じゃリュカを奴隷として売りに出すか。ゲマが高値で買ってくれるらしい」 マーサ「あなた、それだけはやめてください。」 パパス「うるさい!俺に逆らうな!」 次の日パパスは殺され、リュカは奴隷に出された。 続く・・・あるのか? 【追記1】 マイストーリー青春編 リュカ「ビアンカ、ごめん」 パパスがカジノで残した借金返済のためにとフローラを結婚相手に選んだリュカ。 リュカ「愛してるよ、フローラ」 フローラ「わたしも・・・ポッ」 リュカ「ところでお父さん。ちょっといい武器を買いたいので100万Gほど借りたいのですが」 ルドマン「うちは先祖代々、婿には小遣い制をとっておってな。ほい今月分」 リュカ「ご、500G!あ、ありがとうございます(くそっ、けちくさ)」 リュカ「ひさしぶり!ビアンカ」 ビアンカ「あら、久しぶりね。また冒険したいね」 リュカ「そ、そうだね。ちょっと金稼ぎにいかないか?」 ビアンカ「あら、わたしでいいの?」 リュカ「うん。ちょっとフローラのクローゼットにあった物を勝手に売っちゃってさ。エッチなしたぎ、レースのビスチェ、てんしのレオタードとか・・・1万Gくらいにしかならなかったよ」 ビアンカ「バレるのがこわいから、わたしとなのね・・・」 二人はグランバニアに向かい、はぐれメタルを中心に倒していった。 数か月後。 ビアンカ「あのね、リュカ。わたし妊娠しちゃったみたいなの」 リュカ「がーん。まずいな、それは。離婚になっちゃうよ・・・」 ビアンカ「いいじゃない。また二人で冒険しましょ♪」 リュカ「いや、遺産をもらう前の離婚は避けたい」 ビアンカ「じゃ、どうするの?」 リュカ「そうだな。ブオーンを手懐けたことだし、彼にルドマンさんを襲ってもらおう!」 ビアンカ「・・・・・・・・」 ビアンカはリセットボタンを押した。 【追記2】 マイ・ストーリー カジノ編 リュカ「始める前にまずセーブっと」 この日は調子が良かった。 ALL7を4回も出した。 リュカ「調子いいな~借金額に届きそう♪」 ビアンカ「そのへんでやめといたら?」 リュカ「いやいや、こんな日は滅多にないもんだよ。ついでにグリンガムのムチも買ってあげれるよ!」 ビアンカ「わーい、うれしい~~」 だが、徐々にコインが減ってきた。 リュカ「あれ~おかしいな。ちょっと店員さん、これ壊れてるんじゃないの?遠隔操作とか?」 店員「そんなことはありませんよ。台を変えてみたらどうです?」 リュカ「うーむ、だんだんイライラしてきた」 ボコスカスロットマシンを殴りだすリュカ。 リュカ「あったまきた!!!」 リュカ「えーい、バギクローーーース!」 スロットマシンは大破した。 店員「お客さん、やっちゃいましたね。修理代300万G請求させていただきます」 リュカ「えぇぇぇ。こうなったらリセットだ!」 ウィルス「ふ、ふ、ふ、愚か者め。オールセブンやオールスイカが揃ったら、即行でセーブするのがカジノのコツだ!」 【追記3】 マイ・ストーリー はぐれメタル編 はぐれメタルがあらわれた。 リュカ「俺とアルスは会心の一撃狙いで直接攻撃。ビアンカはどくばりを使って!」 アルス、ビアンカ「りょ」 リュカ「とりゃー!」 アルス「ギガデイン!」 ビアンカ「ザラキ!」 スラリンはスクルトを唱えた。 はぐれメタルは逃げ出した。 リュカ「だめだよ・・・ギガデインやザラキを使っちゃ」 ビアンカ「ごめんなさい」 アルス「父ちゃん、ガンガンいこうぜ!になってるよ」 ビアンカ「・・・・・・・」 【追記4】 マイストーリー お店編 道具屋「いらっしゃいませ。何かお求めですか?」 リュカ「要らないものを売りたいんだけど…これいくらになる?」 道具屋「ステテコパンツですね。5Gで買い取らせていただきます」 リュカ「え~そんなに安いの?」 道具屋「一応、規則なので」 リュカ「実はさ、あの娘が穿いてたものなんだよ」 と、離れていたビアンカを指さすリュカ。 道具屋「ほほー。じゃ、写真付きで500Gではいかがでしょうか?」 リュカ「やった~。じゃ10個あるんで全部売る!」 道具屋「毎度ありがとうございます」 味を占めたリュカはステテコパンツを買っては売り、買っては売りで大儲けできた。 しかし、パンツにはスライム臭がするという苦情が立て続き、 リュカは詐欺罪で逮捕されるにいたった・・・ 【追記5】 マイストーリー職業編 ビアンカ「わたし、武闘家になる!」 リュカ「いきなり何を言い出すんだよ?」 ビアンカ「だって、武闘家タイプのキャラいないじゃない。リュカは魔法使いと魔物マスターみたいだし、アルスは勇者でしょ・・・最終的にはバトルマスターになろうかしら」 リュカ「そんな筋肉ムキムキの女房なんて・・・」 アルス「母ちゃんが武闘家になるなら、僕は舞踏家になるよ!スーパースターも夢じゃない」 リュカ「おいおい、アルスまで。そこまで言うなら、俺はカジノで腕を磨いて遊び人になってやる!」 ビアンカ「じゃあ、明日はみんなでハローワーク行きましょ♪」 アルス「マーダ歩くの~疲れたよ。父ちゃん」 リュカ「もうちょっとだと思うけどなぁ。」 ビアンカ「あなたがさっさとルーラを覚えないからでしょ!ぷんぷん」 リュカ「あれ?ルラフェンとか行かなきゃ・・・じゃなかったかな?」 アルス「あっ、あそこに看板があるよ!あれじゃない?」 リュカ「どれどれ、ダーマの神殿はドラクエ5には存在しません・・・だって!」 アルス「えーーー、ダーマされたぁ~~」 ビアンカ「ダーマらっしゃい!」 リュカ「うまいね~二人とも。笑い士の素質あるよ。みんなでカジノ行こっか!(笑)」 今日も愉快な勇者一家♪ 【追記6】 マイストーリー 新呪文編 アルス「父ちゃん、何書いてるの?」 リュカ「あぁ、これか。アルスを強くしようと思ってな。新しい呪文を考えてたんだよ」 アルス「わぁ~楽しみ。ねーねー、これは何?」 リュカ「これはペンタゴンと言ってな、世界最大の防御魔法だよ」 アルス「じゃ、これは?単なるキックみたいだけど」 リュカ「これはナカヤマゴンと言ってな、超強力なキックをするんだけど、たまに骨折してしまう魔法+物理攻撃だ」 アルス「ふ~ん、凄いね」 リュカ「これはどうだ?メガテンだ!」 アルス「呪文を唱えたら死んじゃわないの?」 リュカ「いーや、これは映画のクライマックスで観てる者を驚かせる呪文だよ」 アルス「へ~、まるでこの映画みたいだねw」 リュカ「これが究極の魔法だ。ツーホーマというんだ」 アルス「強いの?」 リュカ「酷評の多いレビューサイトでな、ツーホーというテクニックを使って酷評を全部真っ白にしてしまうんだ。どうだ、すごいだろ?!」 アルス「・・・・・・・・」 リュカ「ただいま!今帰ったぞ!」 アルス「あれ、父ちゃんが二人になった(驚)」 偽リュカ「ふ・ふ・ふ・ふ・ふ」 なんと偽リュカはモシャスをかけた山崎貴監督だった・・・ 【追記7】 マイストーリー 戦闘編 山崎貴があらわれた。山崎貴があらわれた。山崎貴があらわれた。 リュカ「ドリャー!」 アルス「ギガデイン」 ビアンカ「メラゾーマ」 山崎貴をたおした。山崎貴があらわれた・・・ ビアンカ「だめね。何度倒しても生き返ってしまうわ」 リュカ「もう何回倒した?」 アルス「20体は倒してるハズ。そろそろMPが足りなくなるよ」 リュカ「ちょっと違う呪文を試してみるか?」 ビアンカ「ザラキはダメかしら?」 アルス、リュカ「ザラキはだめーーー!」 リュカ「ビアンカ、ちょっとこれを試してみてくれ」 アルス「やってみる価値あるね♪」 ビアンカ「マホカンタ!」 山崎貴はユアストーリーを唱えた。 ビアンカは呪文をはね返した。 山崎貴「ぐぉおおおおおおおお・・・」 みるみるうちに山崎貴はウィルスに蝕まれていく・・・ ついに山崎貴は全滅した。 リュカ、アルス、ビアンカ「やったね・・・」 〈鑑賞日8月3日〉
ドラゴンクエストの世界がそこにあった
この映画を酷評している人がたくさんいるのはわかります。
やはり、最後の展開ですよね・・・
でも私は非常に良かったと思います。
私はドラクエシリーズを全部やったわけではないですが、今までのRPGの中で一番時間を費やしたのがドラクエⅤでした。DS版でしたので、お嫁さん候補にデボラがいました(笑)。セーブデータが3つあったので、3人(ビアンカ、フローラ、デボラ)それぞれ結婚したデータを作製し、物語を堪能しました。
ドラクエⅤはボリューミーで二時間以内では絶対に語りきれないと思っていました。これは予告を見てさらに確信しました。だってドラクエⅤのボスであるミルドラースの影が一片も出てこないんだもん(笑)。なので、ゲマを倒して終わりなのかと思ったので、私は素晴らしいグラフィックのモンスターやヒロインに会いに映画館へ行きました。
結果、、最高でした!!
モンスターの質感や、ヒロインの美しさが圧巻!(フローラ可愛すぎ!!)
声優も非常に馴染んでいたと思います。でも個人的にはパパスはもっと渋い声のイメージだったので、山田孝之は声優としても声質としてもまだ幼かったように思いました。
内容は、個人的にどこで完結するのか気になりながら観ていたので、ゲマを倒して魔界の門を閉じて終わりかな?と思っていたら、いきなり柱?みたいなのが飛んできてザ・ワールド(笑)的な展開になってびっくりしました。ここ!ここからが酷評される理由ですよね。
この世界はVRで、ミルドラースという名のウイルス(敵:おそらくこれはゲームしてこなかった世間の人のメタファー)が"大人になれ"といってそれを主人公が打ち滅ぼすシーン。ここに今作のメッセージ性が集約されていたように思います。これが良くなかったのでしょう。
でも、私は映画を観終わって全然モヤモヤしませんでした。むしろ良かったです。酷評が多い中、なんで自分はイライラしなかったか考えたときに、あそこの時止めがあったからではないかと思いました。ミルドラースは出てこないと思っていたのが大きかったためか、あの時止めの間でドラクエⅤの内容が完結したと思ったんでしょうね(笑)。だからその後の制作者のメッセージ(ドラクエⅤ又はゲーム全般に対する肯定)がスッと入ってきて、エンディングを迎えることができたのだと思います。あの間がなかったら自分も酷評してたかもしれません。ストーリーを追うことならどの監督にもできると思うので、今回のオチは良かったのではないでしょうか。ストーリーを追うだけならアニメにすれば良いと思います。その方がお金もかからないと思うので。
まとめですが、ドラゴンクエストの世界がそこにはありました。映画として良かったと思います。そして、時止めの間がドラクエの世界と、この映画で伝えたいことの両方をうまくわけ、ドラクエをやったことのある人、ない人問わず楽しめる映画になったのではないかと思います。
最後で白けた
最後を除けばまあまあな感じ。
ドラクエには似つかわしくない白いのが出て来た時点で?となり、ウイルスとかアンチウイルスとかの単語で一気に萎えてしまった。
天空シリーズなのにアンチウイルスソフトが出してきたのがロトの剣というのもどうかと思う。
あんなのを見せられた後にビアンカや息子が喋ってもプログラミングされたNPCですよねって感じの白けた気分でしか見れない。
同じやるにしても、せめてドラクエとしての話を完結してからにして欲しかった。
主人公の性格もキツイ。
サンチョに言われてイヤイヤ冒険に出たように見えたり、あまり感情移入出来なかった。
誰だか知らない人のHis Storyを見せられてるような感じで、もう少し何とかして欲しかった。
あとはDQ5を題材にしてるのであれば、楽曲もDQ5で統一して欲しかったなと思う。
逆に色々聞けて良かったという人もいると思うけど、個人的には少し気になった。
ラスト15分で評価がひっくり返る
ドラクエ5って今までのドラクエシリーズの中でも一番たくさん何周もプレイしています。
最初のスーファミに始まり、プレステ、DS・・・なんならスマホでもプレイしたい。
それぐらいには大好きなゲームです。
で、その大好きなゲームが映画化!
声は本業の声優さんじゃないからそこまで期待は出来ないけど、でもCM見てる限りでは絵も綺麗だし面白そう。
公開したら観に行こうって決めてました。
で、観に行ったら・・・・・・
なんでド、ドラクエがこんなオチ・・・!?!?!?_| ̄|○
日曜日の夜に観たもんだから、現実を突きつけてくる結末に余計に凹みました・・・。
普段、どれだけ酷評されている映画であってもあまり感想を書いたりはしないんだけど、これはあまりにもショックで思わず書いちゃったよ!(苦笑)
だって吐き出さないとキツいんだもん。
タイトル通りなのはわかります。
「YOUR STORY」だもんね。
でもね、ドラクエシリーズのファンが求めていたのはあんなどんでん返しではないと思うのです。
オチが『今までの85分間の内容が実は全部VR体験してただけでしたー』って・・・。
ラスト15分まで至極まっとうな王道のドラクエ世界に浸っていただけに、落差がひどい。
いや、本当は薄々気付いてはいました。
やたらと端折られる幼少期のストーリー、登場キャラクターの言動・・・どれも怪しかったから。
だけど、それに蓋をしてでもドラクエの世界を楽しんでいたのに・・・いきなりコンピューターウイルスに「大人になれよ」とか説教される展開になるとは思わなんだ。
現実世界とリンクさせるなら、もっと他に描きようがあったと思うんですよね。
最初から現実を見せておいて、ウイルスで動かなくなったゲームのキャラクターたちを救うため、主人公が再度ゲームの世界へ飛び込んで行く・・・とか。
ありきたりだけど、その方がこちらとしても感情移入できただろうし、ここまでのショックは受けなかったと思います。
恐らくですが、監督はドラクエ5をプレイしていないように感じます。
プレイしているファンなら、あのオチは思い浮かばない。
浮かんだとしても、他の手法で見せると思います。
このオチのせいでラスト15分で観客完全に置き去りだもの。
これをあえてドラクエでやる意味があったのかとさえ思います。
映画が終わった後の観客たちの虚無な顔と、なんともいえないあの空気・・・こんないたたまれない気持ちになる映画もそうないと思います。(苦笑)
絵や音楽は文句なしに素晴らしいです。
それだけに本当に残念でなりません。
今後、本当に王道のドラクエ映画が作られることを祈りつつ、スマホ版ドラクエ5で傷を癒やしたいと思います・・・。
9割までは史上最高の物語!だったのに…
ドラクエを知らない私と、ドラクエ世代の旦那と二人で観にいきました。 旦那いわく、本来のシナリオを切って繋げてごちゃ混ぜになっているそうですが、それはそれで物語としてまとまっていたので良かったそうです。私は世界観や人間関係にワクワクしたり、胸が熱くなったりして、とても引き込まれました。 フル3DCGの別作品を観たとき、キャラクターの動きや表情が少しかたい印象を受けたのですが、こちらはそういった違和感は全くありませんでした。キャラクターは表情豊かでイキイキとしていましたし、戦闘シーンは迫力があって、スゴイ!!と思いました。 キャラクターにも感情移入してしまい、さあ!クライマックスだ!!というところで、まさかの展開。 賛否両論分かれるかも知れませんが、私は失意のどん底に落とされました…。 この映画を通して伝えたいことが何かということは分かりましたし、【物語の展開としての伏線】は確かにちりばめられていたのですが、【メッセージ性に関しての伏線】はなかったので、唐突過ぎて置いてけぼりをくらった気分です。 エンディングまでショック状態で、あとの話はなーんにも入ってきませんでした。 途中までめちゃくちゃ良くて、「この夏最高の映画かもしれない!」と思っていただけに、ガッカリ過ぎます…。 これから見ようと思っている方には 残念などんでん返しがあることを覚悟した上で 魅力的な世界観やキャラクター、戦闘シーンを楽しんでほしいなぁと思います。
ドラクエ未プレイです。面白かったです
ドラクエシリーズは全て未プレイです。
三つ目の大きな魔物がふわふわしていて可愛かったです。
訛りのある話し方は好きではないけど、たれ耳で可愛かった。
冒頭でゲームみたいに文字がたくさん出てきて「この調子で進むのかなぁ・・・」と不安になりましたが、しっかりと映像で物語が描かれていました。
冒頭で生まれた主人公のリュカ。
お父さんが悪そうな魔法使いに殺されてしまって、目の色が他の人とは違うとか天空の人の血を引く勇者だって色々な人に言われる様子を見て「生まれながらの勇者!!」と人気ゲームっぽい世界観にワクワクしました。
危機一髪のところですごい強いらしい天空の剣を使うシーンがあり「剣を使うタイミングが来た!!」と思ったけど、引き抜くことが出来ず・・・
私はドラクエ未プレイなので、「あぁ。なるほど。ドラクエは確かレベル上げとかがあるゲームらしいから主人公のレベルが武器を使えるレベルに達していないのかな」と思いました。
でも実際はリュカは勇者ではなくて、自分の子供が勇者だったという展開になり、相当ビックリしました。
映画がリュカが生まれたところから始まったのに、リュカではなくてその子供が勇者なの?
なんならお父さんも強い勇者みたいな人だったのに・・・え?親子3代の話なの??
ドラクエすごい・・・。と思いました。
そしてビアンカとフローラというどっち派?という話題になる二人が、どんな女の子たちなのかとても楽しみにしていたらフローラがとっても可愛かったです。
顔を赤くしたり、告白っぽいことを言ったり、リュカに気があるのがすぐに分かったし、フローラのお父さんもリュカがいなくなってからフローラはずっと落ち込んでたという情報をくれたので、分かりやすかったです。
一方でビアンカからはリュカが好きだと言う雰囲気はリュカに伝わるようには出ておらず、あの接し方でビアンカを選ぶのは難しいと思いました。
私がリュカだったらあーゆー接し方をしてくる女の子は選べないです。
リュカの告白シーンでビアンカがリュカに見せないように寂しそうしたりするので「あぁ、この子、リュカが好きなんだ」と視聴者としては気づきましたがリュカはそれを見えていないので、サバサバ系のくせに察してちゃんという気がして好きになれずあぁこれがビアンカ派フローラ派っていうやつかと妙に納得しました。
子供が生まれて早々、前の悪い魔法使いが来て戦うので、そんな産後の身体で無理をしないで・・・と心配になりました。
魔法の呪文をたくさん唱えますが、どんな効果がある魔法か私は知識がないのでビアンカが眠らされた?魔法の時は一瞬で殺された・・・と思いました。
石化して、杖を当てたら石化が解けて、割と何回でも使えるその杖を見て「あの杖、すごい・・・」と思いながら、妖精に会ったりしてその妖精もお願い事を叶えると言ったのに「できません」と言ったりしてシビアな世界・・・と思いました。
おじいさんが化けた大きなドラゴンはぐんぐん空を飛んで気持ちよかったです。
たくさんの敵と戦って、ちょっと無理かもとなった時に昔の友達が助けに来てくれるという王道展開、敵を息子と一緒に倒してかっこよかったです。
剣を投げて終わるという意味が最初っから分からなかったけど、まぁ投げて終わりなんだろうと思っていたら終わらずに、良い意味でビックリしました!
空の雲の渦に剣を投げて、誰にあたるわけでもないのにそれで門が閉じるというのが謎だったので、あのオチでよかったです。
全部ゲームを体験している出来事だったみたいなのも面白いし、その後に崖みたいなところで全員で街を見下ろすシーンは張り出し部分が心もとなく、また傾斜もあったので転げ落ちないかヒヤヒヤしました。
今の記憶を忘れてゲームの人格になれるようなゲームがあったらやりたいし、最近のラノベのネタみたいであっさりと受け入れられました。
感想としては「とっても面白かった!」だったのですが、みんな最悪だったと感想を書いていてビックリしました。
ドラクエ未プレイでほとんど知識がない状態ですと、普通の冒険映画として王道展開でありながらも主人公は勇者ではなく、その息子が勇者というビックリ要素もあり、楽しかったです。
がっかり
ドラクエで1番しちゃいけないことをしたと思う。オチが最悪だし、ジャミとゴンズが終盤で一撃で倒されたり、最後のところで天空の剣じゃなくてロトの剣がでてきたりしたところにかなりイラッとした。シナリオ以外は普通に良かったと思う。
低俗で悪趣味な駄作
「あなたの子供の頃の思い出を3DCGで映像化しました」と誘われて見てみたら、まだ若かった頃の家族や、生きていた頃の愛犬、今じゃ会わなくなった友人の姿を見ることが出来て、懐かしく思っていたら、最後の最後で初恋の人を目の前で犯されるような映画です。 100万歩譲って、メッセージがあると言っても、この作品が発したいメッセージは、この作品のターゲットである、SFC版世代は既に、これまでのリメイク版をやることで受け取っています。 しかもメッセージも脚本も陳腐で低俗。 心の中の大切な場所を破壊された気分です。
「あれはギャグだったんですか?」
ラストシーンで監督のしたいこと伝えたいことはよくわかります。
好きなものを否定することで逆にそのモノへの愛情が深まったり、愛情を再認識できることはあります。ゲームから完全に離れた高度なオトナにとってもあのような展開にすることで懐かしんで楽しめる部分もあると思います。
しかしあの終わり方にするコンセプトは良いとはおもうのですが、
その中の表現の仕方や展開のさせ方は他にも何十通り何百通りも魅せ方があるはずなんです。
そんないく通りもの演出のさせ方の中から 唯一あの演出を選んだ という監督には私は手放しで評価することはできません。
まるで某吉本の会見を見ているようでした。
「あれはギャグだったんですか?」と。
私の偏見ですが、監督はゲームを俯瞰的に、没入しすぎることなくプレイしてきた高度なオトナか、 全くゲームをしてこなかった人なんじゃないかとおもいます。これは否定的に言ってるのではなくそういう生き方をした人なのだろう、と感じただけです。
そんな監督が制作した映画、私には合いませんでした。
無理。
普段、子育てと、仕事で忙しくて、ゆっくり一人で映画を見る時間なんてないけど、子供の時から思い入れのあるドラクエの映画だし、自分が好きな山崎貴監督の映画だから、子供を預かってもらって、楽しみに見に行きました。 こんな映画の結末は求めてなかったです。 沢山映画を見ている人は面白かったかもしれませんが、めったに映画を見ない人からすれば、残念でたまりません。 もう、わざわざ映画館に足を運ぶ機会は減りそうだと。
ひどすぎる…
なぜこのような映画を作られたのかがわかりません。
最後の最後で、全てを壊されてしまった気がします。
こんな期待を裏切られた気持ちになった映画は本当に久しぶりです。映画館であまりのショックで泣いてしまっているファンもいました。
映像も音楽もすごく良かったのに、本当のもったいないです。二度とみることはないです。
次回監督を選ぶ際、監督である前にドラクエファンであることを条件にしてほしいです。
タイトル・ストーリー構成を変更すれば
タイトルをドラゴンクエストVRにして最後のドラクエのVRゲームってネタバレの部分を最初に持ってきて作り直せば、ラスボスの唐突感も無くなるし、物語中のしょうもない改変も許せるレベルにはなる。
とりあえず詐欺みたいな宣伝とタイトルを修正して下さい。
ドラクエの醍醐味って、なに?って製作者にききたい
公開前の宣伝で気になってたのでそれなりに期待しながら鑑賞しました。
ドラクエは派生作品も含め色々プレイしており、20年来の付き合いになります。
問題は最後のシーンですね。これは散々他の方が意見を書いていますので私のレビューでは触れません。ちなみに私は否定派です。
最後のがなければ星3つの凡作だったと思います。
そこで、ここではどうして星3つと思ったのか書きたいと思います。
ストーリーについては、わずか100分の時間に収まるわけがないと思ってたので期待してませんでした。子供時代がほぼ端折られてたのでそこで諦めました。でも大人時代はよくまとめていたと思います。あのシーンないのかとか思いましたけど、全てを入れるのは無理ですしね。勇者が剣を抜くところとか、最後のゲマとの戦いとか、カッコいいシーンや熱くなるシーンがあり、素晴らしかったです。
問題は、今作には全く「冒険」してる感じがなかったことです。街と街と移動はほぼカット、道中の戦闘もダイジェスト。VRゲームという設定ですが、本当にゲームみたいにファストトラベルしてどうするんだ。街自体も少ない建物内のみで話が進み、そこで住人が暮らしているという空気がなく、死んだような感じでした。フィールドにおいてもそうです。奥行きを感じることなく狭苦しそう。せめて、向こうの方には何があるんだろうという、ブレスオブザワイルドで感じたような感覚を映画の大スクリーンで感じたかった。
ドラクエ5はストーリーが秀逸のため、そこを重点的に描きたくなるのはわかりますが、私はドラクエの醍醐味は冒険だと思ってます。初めて訪れる街やワールドマップ、道中の未知の敵との戦いなど、昔子供心にワクワクした要素がこの映画にはありませんでした。
エンドクレジットの名前の少なさから少人数で制作されたため、多くの街や細かい背景などに割く余裕がなかったのかと思いますが、そこはせめて見せ方でカバーしていただきたかったです。作中の人物の言う通り、虚構が虚構にしかみえませんでした。
8月19日追記です。
「大人になれ」このセリフで大分物議を醸しておりますが、私はここに関してはどうでもいいです。VRオチが気に入りません。あのオチがわかるまではキャラクターやモンスター達は確かにあの映画の世界では「生きていた」んです。それぞれが自分の意思をもってそれぞれの人生を生きていた。VRオチなんていらなかった。あれが判明した瞬間あの世界の主人公以外の全てのキャラは死にました。空っぽのただの用意された言葉を喋る人形になってしまった。みなさんそこにショックを受けているんじゃないでしょうか?
はっきりわかれる
ドラゴンクエストV体験済ですが、賛否両論渦巻いてる中、思ってた以上に悪くはなかった。金返せ時間返せまでいくかな?って感じ。ようはこの映画はVなのか、ユアストーリーなのかで考え方は変わってくるとおもう。ゲーム未経験者と一緒に観にいったが、とても良かったと言ってた。コアな意見も分かるし、まあ、こうして、考えさせられることに対して驚かされたことに関しては上手くしてやられた感はあるような気がする笑
金字塔にクソを振りかけたような映画
この手の金字塔的な原作がある場合、監督がすべき事は、 ・観客の大多数である、原作ファンの求める王道ストーリーを構成する ・膨大な原作の情報を取捨選択し、映画という枠に収める だと思って鑑賞したが、まあどちらも出来ていない。 流行りの俳優を使い、薄い知識で起承転結を組み立て、終いには映画監督である自分の自慰行為(ラスト部)まで組み込んでくる。 ドラクエが好きで、ドラクエの映画を見に行こうとしている人がいたらそのお金を使って、過去作を買って遊んだ方がいい。 更に言えば、監督が自身のtwitterで好意的な感想だけリツイートする姿勢も見ていて悲しい。 2022.01 Netflixで配信されているのを見つけ、冷静に例のシーンまで見返した。 やはり許せない、ドラクエを使ったVEXの自慰行為でしかないと感じた。 少なくともこの映画に出会うまで山崎監督の事は嫌いでは無かったが、もう今では監督という呼び方すらしたく無い。 原作への敬意を欠く、圧倒的な自己満映画に仕上げた事はいつまでも許すことは出来ないだろう。
全1136件中、821~840件目を表示