劇場公開日 2019年8月2日

「サブタイトル「ユア・ストーリー」に込められた想い」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー Dポッターさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5サブタイトル「ユア・ストーリー」に込められた想い

2019年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ドラクエ5は子供の頃にタイムリーにプレイした事がある世代です。
物語はドラクエ5ですが、作品の骨格を作っているのはプレイヤー自身。
サブタイトルの「ユア・ストーリー」に監督や脚本家が込めた想いをどう捉えるかでこの作品の評価は大きく割れることになるのだと思います。
単にドラクエ5をCGアニメーション化するのではなく、
かつでドラクエなどのテレビゲームでRPGをプレイしていた人に主人公が誰であるかを問いかける物語だと個人的には感じました。

ドラクエならではの多数の愛嬌のあるモンスターたちと数々の魔法、アクションと思わずニヤリとしてしまうシーン。
またドラクエ5をやりたいと思うだけの作品だと思います。
敢えて辛口の評価にしたのは幼少期の描かれ方にもっと時間を割いて欲しかったという点と、やはりクライマックスのシーンです。
サブタイトル通りといえばそうですが、やはりこの作品を観に行く人の期待とどうしてもズレてしまう部分は否めないかと。

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