「エアリスが殺された時に」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
エアリスが殺された時に
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ちょっとした夏の冗談のつもりで。あまりにも酷評されてるから、むしろ我慢できなくなるのですよねー(苦笑)。そんな結果としてはさにあらず。だもんで、「あれ?おれがおかしいのかな?」とも思ったのですが…。
タイトルで薄々とは思われますが、そもそもそこまで「ドラクエ!」ではナイ自分がいること。詳細はわからずとも、なんとなく酷評の理由を事前に落としていること。それでも、日本のTVゲームRPGとしては多大に評価しているし、3までは親に監禁される際までやった。そして、「FF」と同時期に出会い、個人的には「ウィザードリィ」で昇華する。
今回のコレは確かに「愛」というよりは「客観視」なトコが多く、大半がワクワクした、というよりは「ヘラヘラ♪なるほどネー」でした。きっとココがそもそも大問題。なんだか凄いダイジェスト感が満載ですしね。それでも問題の後半で何かがしっくり来てしまった。彼を見せた時にガッツリ引いてしまった自分が、その後は納得してしまった。それは、「エアリスを殺された」時の自分を思い返したから。「いしのなかにいる」「くびをはねられた」もそう。この作品、最終的に自分は当時そうであった感覚に戻してくれた。感情移入は出来なかったが、ものすごく共感した。そんな感じ。繰り返しにはなるけれども、映画としてそれが良いのかもわからないし、ドラクエファンには哀しいのだと思う。
それでもコレが、ユアストーリーなのには納得した。だから僕は嫌いじゃない。
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