劇場公開日 2019年8月2日

「不評が多すぎませんか」ドラゴンクエスト ユア・ストーリー じゃがいも王子さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0不評が多すぎませんか

2019年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
ハーブ
ばるすパパさんのコメント
2019年8月8日

ドラクエVの良さとは、親子三代に渡る壮大な時間の流れを共有する事にあり、全てのイベントの感動は過去の思い出の共有が必須です。過去をばっさりカットするならVである必要が失われるはずなのに、興行上の理由から、Vのオールドファンの間では有名な久美沙織さんの名作小説版けら「リュカ」と言う名前を無駄使用してまで「V」の映画化風の宣伝煽って、実は「ユアストーリーでした。」って詐欺のようなラスト。そもそも二時間で収まるわけないなんて不安は企画発表段階でみんな知ってました。それが不安どおりになって失望してる所へ、あの馬鹿にしたようなラストが火を注いだのです。しかも子供向け番組や、ラノベで使い古された陳腐な設定。監督や関係者は「代紋take2」と言う漫画の炎上したラストとそっくりだって、誰も知らなかったんでしょうかね。

ばるすパパ
フムフムさんのコメント
2019年8月5日

あなた様の意見を支持します!

私はそもそも映画化が嫌でした。
自分の中のイメージが壊れてしまうのが怖かった。
例えば私の主人公像は、父から継いだ使命(天空の防具と伝説の勇者を探しだし母を救う)そのために生きる寡黙な青年というイメージでした。
奴隷やったり石化したり、作品通してもっと壮絶でシリアスなイメージだった。
映画はそれとかけ離れていましたよね。

でもあのラストで逆に私は救われたのです。
あれはあくまでも”あの子”主観の冒険であって、私の冒険とは別物。

みんなそれぞれプレイしてきてグッときた場面、映画化するならここは絶対押さえて欲しい!そんなポイントがあると思いますが、それだけ各々の冒険があったということ。

“ユア•ストーリー” “君を生きろ”。
結局は自分がプレイしたときの冒険と思い出が全てで、唯一無二なんだと思います。

そういった意味で、今回の映画化は映画作品としてはあまり評価できないけれど、あのラストは全てのプレイヤーに配慮し考え抜いた末のラストだったのでは。

フムフム