「美と本物のジャズを追求し続けた稀有な才能を有したジャズ・ピアニストの生き様を描くドキュメンタリー映画の秀作。」ビル・エヴァンス タイム・リメンバード NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
美と本物のジャズを追求し続けた稀有な才能を有したジャズ・ピアニストの生き様を描くドキュメンタリー映画の秀作。
ビル・エヴァンスの人生には常に死の香りが漂う。トリオを組んでいたベーシストの事故死、恋人、兄の自死。そして自らもプレッシャーに耐えきれず手を染めた薬物に徐々に体を蝕まれて行く。
このドキュメンタリー映画は彼の暗部も容赦なく描き出す。長年の恋人がビルの行いのため自死した2ヶ月後に若い恋人と結婚するくだり等、破綻しているように見える彼の性格は理解し難い。
が、彼の奏でる美しく静謐で、深みのある音楽を聴くと全てが吹き飛んでしまう。
モダンジャズに身も心も捧げた男の、哀切だが見事な生き様に見惚れてしまう。(ピアノに祈りを捧げるような演奏スタイルの美しさ、崇高さ。)
<ビル・エヴァンスをご存知ない方は、映画を観る前に彼と関わった数々のミュージシャンとの関係性を把握しておくと、より分かり易く物語に入り込むことが出来るのではないかな。鑑賞後、彼の代表曲もしくは名盤の数々、まずは「ワルツ・フォー・デビィ」からかな(個人的な意見です)などを聴くと余韻が増すのではと思います。きっと、どこかで聴いた曲があるのではないかと思います。>
ビル・エバンスから脱線して星野之宣? 悪くないです、センス的にはw いずれにしても星野之宣作品とか映画にして欲しいです! アーサーCクラークより好きかも知れないw
ちなみに死守出来なかったのが、コブラ、エリア88、赤いペガサス、ドロファイター等。宮崎駿はネームバリューでセーフw 福山庸治は面白かったので見逃してもらえました!
福山作品も映画にすると面白いと思うんですよねぇ。誰か撮ってくれないでしょうかw
NOBUさんへ
サッカーのワールドカップや欧州選手権を録画したビデオ類は「カビ」を理由に捨てられ。「読んでいるのを見たことが無い」と言う理由で本は売りに出され。ウチも全く同じです!
「拾って来た子猫」を「捨てて来なさい!」と母親に怒られてる気分になりますよw
でですね。作戦を考えたんです。私には厳しいけど子供達には甘いので、「捨てられたくないもの」は「子供たちに譲ったことにしてProtect大作戦」。 漫画本(手塚治虫/大友克洋/星野之宣/その他)などは、これで守ってますw
NOBUさんへ
コメントありがとうございました!
学生時代はズブズブのジャズ好きだったんです。ブリティッシュ・ロック→プログレ→クロス・オーバー→ジャズと言う転落のテンプレw
今は、カビたレコードを捨てたがる女房とのバトル生活ですw