「かっこよすぎるのではないか…そして悲し過ぎて。」ビル・エヴァンス タイム・リメンバード はるさんの映画レビュー(感想・評価)
かっこよすぎるのではないか…そして悲し過ぎて。
16歳そこそこの僕には、余りにも美しいジャズだった。
モンクやバド・パウエルに夢中になっていた。
美しい人生を送っているのだろうと想像していた。
冬の公園の池に浮かぶ白鳥のようだったんだ。
しかし、悲嘆に暮れるが故に美しさが必要だったのだろう。ヤク中で自己中で映像化されない所では嫌な奴に違いないのだ。銀行マンのような出で立ちにすっかり騙されていたのだ。僕は…。
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