スノー・ロワイヤルのレビュー・感想・評価
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親父の復讐劇だけでは終わらない
オリジナル版は未視聴。
息子を殺したやつらに復讐していくイカれた親父の話と思っていたが、もっといろんな要素が加わった話になっていた。
勘違いが勘違いを呼び、悪循環にはまっていく。それぞれの思いが絡み合いながらクライマックスを迎えるという緻密な脚本。こういう話好きなんだよね。
死んだ人間の名前と愛称、そして宗教?が表示されるルールは、悪い奴らの怖さを表現するのにも笑いを演出するのにも使えてなかなか効果的だった。
そもそも、本作のリーアムは何の特殊能力もないし、殺した後の死体の処理をはじめとした後処理は適当だなーと思ったが、そこらへんはあまり考えない方がいい。そんな粗があっても十分面白かった。
不謹慎な笑いに満ちた良作
笑えた。渋いハードボイルドアクションの仮面を被った(かぶってないか?)塩味コント。死にまくり殺しまくり!死亡シーンのあとに墓標のごとく名前表示するのが絶妙にシュール。というか全体的にシュールで不謹慎な笑いに溢れています。
誘拐した子どもを何故か自宅に連れ帰って絵本読んでのリクエストに除雪車のカタログ読み聞かせるの最高。リーアム・ニーソンが超人ではなく普通のおじさんなのが新鮮で、真面目にツッコミ所しかない行動をするのでずっと笑えます。
コックスマン兄の死がとても悲しいのと子供がかわいいのとゲイカップルの残された彼が切ない。あまり好みじゃないけどこれは良作だとゆうのは納得です。
オリジナル版と観比べたい独特なテンポが印象的なカルト作品
雪深い小さな町キーホーの除雪作業員ネルズは町の模範市民として表彰されるほどに実直な男だが、町の空港で働く一人息子カイルが行方不明となり、遺体で発見されてから生活が一変してしまう。死因がヘロインのオーバードーズという警察の説明に納得がいかず絶望の淵に立たされたネルズはカイルと一緒に行方不明となっていた青年からある事実を知らされ・・・からの全然笑えないトラジコメディで、『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』というノルウェー映画のリメイク作品。
オリジナルと本作の両方を監督しているハンス・ペテル・モランドの作家性なのか、なんともすっとぼけたテンポの作品。人が死ぬたびに画面が暗転して死者の名前とあだ名が表示されるのがなんともシュールだし、一人また一人と悪党を殺していくネルズが毎回金網で丁寧に包んでから川に死体遺棄する様もやけに淡々としていて牧歌的。家族を亡くした悲しみなどを特段踏み込んで描くわけでもなく、重要でも何でもないやりとりをぼーっと見つめている感じで、死体の山が積み上がる惨劇もダラダラしていて何のカタルシスもない。とにかく終始近所を散歩しているかのようなユルいテンポで、何を観せられているのかと呆然としているところにいきなりポーンと放り込まれるエゲツないオチも取ってつけたような投げやり感が凄い。正直メチャクチャくだらないですが何だか得体の知れないクセになる何かが滲んでてキライになれず、もどかしい余韻が脳裏に残ります。全然オススメできない作品ですが未見のオリジナルが気になってしょうがないです。
仁義なき戦いの笑えるバージョン
息子を殺されたとーちゃんが麻薬組織のギャングに復讐してったら、ギャング同士の抗争始まっちゃってたくさん人が死ぬ話。
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模範市民賞をとっちゃうような普通のとーちゃんがそんな簡単に人殺しちゃっていいのとか最初は考えるんだけど、10分に1回のペースでどんどん死んでくのでどうでも良くなります。
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しかも死んだ人の名前がいちいち死ぬごとに表示されるから逆に笑える。
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倫理観とかオール無視してここまで吹っ切ってくれる方が面白かったりするんだよね。久しぶりに見たかったものが見れた感じ。
笑える復讐譚だけどキレがイマイチ。
ストレートな復讐ものと思ったら、殺し方も死体処理方法も、大雑把を通り越して豪快すぎて笑えます。でも、主人公個人の復讐が波紋を呼んで関係者が勘違いしまくって話が大きくなるのが面白さのツボなんだけど、ストーリーのつながりが悪く、無駄なエピソードもあって、盛り上がりそうで盛り上がらなくて残念。
リーアム・ニーソン!
雪の中でのバイオレンスアクションという感じでしょうか?個人的には途中から話の展開が微妙にズレていくような違和感を感じました。最後までスカッと感は余り無かったのがちょっと残念かも。
復讐すごろく
前半は復讐すごろくがさくさく進んで、キルアンド滝リバース!の繰り返しが可笑しいです。
中盤からは敵対組織、お兄ちゃん、ポンコツ殺し屋w、子供を誘拐、ともうはちゃめちゃ。
ラストに激突死するアバランチ、が誰だか分からなかくてもやもや。どなかたか教えてください
いまいちノリが悪いブラックコメディ。
リーアムニーソンが復讐に燃えてるのはいつも通りですが、いつものリーアム無双ではなく、限りなく一般人。
メインはむしろ周りの連中が勝手に巻き起こすブラックな報復合戦。リーアムはあくまでトリガー。
しかしこの報復合戦が要素詰め込みすぎでいまいちテンポが良くなく、たまにクスッと笑える、というレベルに留まってしまっています。
リーアムニーソンの立ち位置も中盤からなんだかあやふやだし、除雪作業員の設定もあんまり活きてません。
まぁそれなりに面白くはあったのですが、わざわざリーアムニーソン使ってリメイクするならもうちょっとシンプルにするか、逆にコメディ部分を思いっきり強くするかした方が良かったんじゃないかなと。
退屈はしないがハラハラドキドキする訳でも複雑な謎解きがある訳でもな...
退屈はしないがハラハラドキドキする訳でも複雑な謎解きがある訳でもない。リーアムニーソンが出ていなければただのB級映画。
ブラックジョークあふれる良い作品
ナメてた相手が実は殺人マシーンでしたモノの
いつものリーアムニーソン映画かと思いきや、
いやいや、なかなかの変化球ではないか。
素敵な裏切りで、とても気に入りました。
作品のトーンは至ってシリアス。
だけど、起きていることは、
現実離れしていて、
そのギャップがたまらんのです。
テンポはいいし、
人はたくさん死ぬし、
ユーモアあるし、
俳優陣の演技も素晴らしい!
これは愛すべき良作。
リーアムニーソンが好きなら、
絶対に観るべきよ。
予想を裏切る面白さです
「96時間」のように頑張るパパさんでありながら全く違うキャラのリーアム・ニーソンでした
サスペンスアクションと思いきや、これはコメディ?と思うくらい何回も笑えました
退場する度にその人の名前が出てきたり、あんなエンドクレジットは好きです
「あ〜面白かった!」と思いながら映画館から帰れました
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