「“reservation”のダブルミーニング」スノー・ロワイヤル kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
“reservation”のダブルミーニング
『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』をwowowで見ていたので、これがリーアムが演ずるとどんな派手なアクションになるのかと楽しみにしていました!
ノルウェー産のオリジナル作品と同じ監督によるセルフ・リメイク。どんなシリアスな展開かと思いきや、かなり笑える内容でビックリです。シリアスな展開は最初の3人を殺したところだけ。それでも同じ場所から金網に包めてという点は前作同様。それと“コックス”マンという名前がヤクザたちに大ウケしてたから気になってたんですが、オリジナルでは“ディック”マンでした!同じやん!(笑)
舞台がアメリカになったこともあり、インディアンのネタも満載。死人が出ると必ず十字マークと名前が出るところも一緒だったが、インディアンが死ぬと鳥のマークだった。一人いたインド人もネタにされてたし、リザベーションネタも面白かった。他はユダヤ系一人(首を差し出された人)とバイキングの丸十字架(アイルランド系?)。
後半になると、かなりブラックユーモアに押されて、リーアム父さんが置いてけぼりにされてる雰囲気になりました。それでもバイキングの息子を誘拐して、その子が「ストックホルム症候群って知ってる?」などと聞いてるのにリーアム父さんはすっとぼける。除雪車のマニュアル本を読んであげるシーンにはバカ笑いしてしまった・・・
意外とアクション少な目、笑いが多目、独特なエンドクレジットで度肝を抜かれ、雪山シーンがオリジナル作品とほぼ同じじゃないかと感じました。ノルウェーユニットとかいっぱい書いてあったし・・・
【追記6/12】
リーアム・ニーソンの名前そのものが、Neesonなんだから息子愛に満ちている気がしたのですが、なんと劇中の息子カイルが実の息子マイケル・リチャードソンだとリーアムが語ってました。
親子初共演だったのかな~
普段の会話のように撮影したから楽だったよ~なんて、なかなか家族的な面を見せてますね。お父さん