「2019-48」スノー・ロワイヤル かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
2019-48
コナン君のごとく、相変わらずデフォルトでつえぇけど、コナン君のごとくつっこんだら負けなんです。
今回のリーアムさん、元工作員という前職もなければ、ジェダイマスターでもない、田舎の除雪作業員だけど、つっこんじゃいけないんです。リーアムだもの。
『キル・ビル』を彷彿とさせる、一人ひとり殺されるごとに(リーアムさんが手を下していなくても)、黒地に白字で名前と通称が出る演出等、ブラックユーモアが満載。これがエンドロールまで続いてるのが好き。
悪役の小物感もいい。
ただ、キレるリーアムさんとアクションを期待して観ると若干肩透かし。
前半はバッサバッサと行くのですが、途中からドラマ要素が始まり、意外と長い。
私はエスキモーとインディアンのくだりでだれてしまいました。リーアム以外みんな敵、くらいの単純構造のほうがよかったな。
『96時間』シリーズや、ジャウム・コレット=セラ監督作品シリーズのように、リーアムさんが単体で殺しまくるのを期待してたので、🤔でした。
その後の落とし前はどうするの?という疑問も。
やっぱりかわいい(もっと映画出てほしい)エミー・ロッサムを見たい方、
モーテルで100人斬りを目指してる男性の方(←)は見ていいかも。
でもこのブラックユーモアはなかなか癖になる。余韻が続いてます。
かいりさんへ
96時間???イヤ、ならんよ 。って言うか、それは見たくない 笑
絶体絶命のピンチから「ただひたすらアホな相手の敵失連続」で脱したリーアム。タラちゃんに撮らせたら、唯でさえアホな敵がドロンジョ三人組レベルまでギャグ化しそうでw 撮らせちゃダメです!
今更ながらチラシを見てニヤニヤしてます。プロデューサーは「パルプ・フィクション」のマイケル・シャンバーグ。映画のコピーに「明後日の方に向かって撃て」の一文。まぁ、ただのアクションであるはずが無いw
かいりさんへ
タランティーノを思い浮かべましたか?同じです。私が連想したのは「パルプ・フィクション」でしたけど。
「あー、こいつ殺られてまうでぇ -> 黒テロップ ->やっぱり殺られたぁ」
このパターン、かなりツボに入りましたw
黒テロップで、ヤバいシーンを省略できて時間短縮。コストダウンできて、笑いも取れる。
「カメラをとめるな」の「カンペ」みたいな魔法のアイテムでした。やっぱり、ギャング・コメディですよ、コレ!