映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコのレビュー・感想・評価
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新しい子供向け映画の誕生
意外なヒットなのだろうが、元々キャラク―ビジネスとしては大成功しているので、意外じゃないのかもしれない。すみっコたちのキャラ設定がまず面白い。みんなどこかはみ出しものというか、社会の真ん中では生きづらさを感じるようなキャラ設定ばかりで、そんなキャラたちが寄せ集まって隅っこでひっそりと、まったりと生きている。上昇志向に疲れた人や、社会の中で生きづらさや孤立感を感じたことのある人にはグッと来る。
映画の物語は、絵本という虚構の中にすみっコたちが入ってしまい、そこでどこの物語出身かわからないひよこと出会い、ひよこの居場所を見つけるためにすみっコたちがいろんな絵本の世界を旅するというもの。世間の真ん中に居場所のないすみっコたちが居場所がわからないひよこのために頑張る姿にほっこりする。社会の包摂性に関する寓話と捉えてもいいだろう。
オチのつけ方も素晴らしいし、セリフなしで表現する脚本と映像の力が見事。ドラえもんやクレヨンしんちゃんやアンパンマン、プリキュアなど素晴らしい子ども向け映画はたくさんあるが、これもその仲間入りを果たすかも知れない。
あなたの存在するべき場所、してはならない場所
マスコットたちの楽しそうな映画と油断することなかれ。感動作である。
ナレーションの語りがメイン。
マスコットたちはしゃべらないのでセリフの字幕を追わなければならないのは苦労か。
良い点
・弾力感
・タピオカの自由気まま感
悪い点
・間がやや長い
・みにくいアヒルの子のシーンが唐突。全体的に唐突な節は多いが。
その他点
・恐怖のホコリ
・ショックで気絶して死にかける
ありがとう
なかまだから、一緒にいる
なかまだから、ゆずりあう
なかまだから、探し会う
なかまだから、居場所を探す
なかまだから、支え合う
なかまだから、会いに行ける
なかまだから、ありがとう
はなれていても、ずっとなかまだよ。
いちばん大切な言葉が、いちばん言いづらい言葉だったりするわけで…。
ヒトの縁とは不思議なもので、私の意志とは無関係に、観ることになりました。ユルいキャラに、ユルいストーリー。でもだからこそ、ストレートに響くわけです。
誰かに認められたい。誰かに受け入れてもらいたい。そんなひよこが、誰にだって、心の裏表紙にいるものです。(嘘だと思う方は「すばらしき世界」をご覧下さい。役所広司と云う、かなり屈折したひよこが、皆様を待っています。)
そしてある日気付く。ヒトに愛されたいのなら、まず自分がヒトを愛するべきだとね。その初めの一歩が…ありがとう。
業務用ではなく、人として、この言の葉を口にするのは、案外勇気が要る。私自身、ずいぶん屈折したひよこだったことを、本作で思い知らされました。
一切期待せず、一切考えずにご覧下さい。驚くほどベタなストーリーに、驚くほど感激している私に、私自身が驚きました。
あ、忘れてた。
私がこの映画を観るきっかけを作った人へ。
ありがとう。
すみっこぐらしのスタンプを集めている者です
すみっこを知らない彼女と一緒にアマプラで見たのですが、俺だけ大号泣で、ふと隣を見ると、え、なんで泣いてるの?みたいな顔してました笑
例えばですが、
今までアニメのストーリーを見ずにいきなりワンピースや鬼滅の刃の映画を見ても感動できないように、
すみっこぐらしを知らないのにすみっこぐらしを見ても感動できないので、面白いからと話題性だけで見ると多分ついていけないと思います。
感動したかったら、事前準備としてとかげの正体だけでも調べといたほうがいいかもしれません、、、
優しすぎる世界観が素晴らしい。
すみっこぐらしの存在を知っている程度の素人です。
感想
予想以上に満足度の高い作品でした。可愛いすみっこたちの日常や絵本のルールに抗う姿に癒やされていたらラストまさかの展開に泣かされました。ひよこの仲間探しの物語がこんなオチになっているとは!脚本が秀逸でしたね。絵本の仕掛けを使い方が素晴らしいとも感じました。
総評
幼児向けアニメとナメて見ていると痛い目に遭う(いい意味で)良作。続編も期待しています‼︎
完全に不意打ちを食らった。大人の鑑賞にも堪える名作
今、映画マニア界隈では「100日間生きたワニ」が色んな意味で話題になっているんです。「上映時間が60分ちょっとで1900円は高い」とか「動きの少ないアニメだから1900円は高い」とか色々言われてます。
その意味で、本作は上映時間66分で1900円の通常料金で公開された動きのそこまで多くない映画ですが「このクオリティで1900円なら妥当」だと思いますね。上映時間の長さや作画枚数が映画のクオリティに影響しないことを証明して見せた名作映画に仕上がってる思います。
私はAmazonビデオで観ましたが、このクオリティなら1900円払って映画館で観ていても満足していたと思います。
100ワニが1900円妥当かどうかは知りません。観てないので。
うーむ
泣けると話題だったのでアマプラに来たことを機に視聴
結果感動したけどそこまで泣けるか?となってしまった。
話的には緩やかな序章から後半の熱く又考えさせる展開に魅せられたのだがどうにも
肩透かし食らった感....あれー?これで終わり感
なぜこうなったかを考えた時、変に期待を上げ過ぎたことが原因な気がする。
いわば原因は自分自身だ。
なんとなくフラットな状態でこの映画を見た時、子供向けの映画からのラストの展開にギャップを感じぐっとウルっと来ただろうが、泣けるシーンが来るぞと分かっていると構えてしまい硬くこの映画を見てしまった。
1時間というお手軽感からもお勧めできる映画であるのは間違いないが
もし人に勧めるときは↑に気を付けることにする
子供達に見せたい映画!
正直、ナメてましたが、なかなか良い映画でした。
すみっコ達のカワイイくて、ボケたカンジが良くて、見ていて楽しい!
各キャラにはすみっコになった背景があり、それを劣等感として抱えている。弱点を持ったキャラクターである点が、非常に距離感を縮めてくれるし、個性にもなっているし、面白ポイントにもなっている。
それでいて、みんな優しい。
子供達に「友達と仲良くするお手本にしなさい」と言いたくなる、そんな映画です。
そして、大人達は、この映画を見ている子供をみて、子供達の成長を楽しめる。
面白かったです
電車に乗っている時間に見ました。見終わった時にマスクの下で号泣していました。
また、キャクターが可愛すぎて癒されました。特に、エビの天ぷらが可愛かったです。すみっコぐらしはもともと可愛くて好きでしたが、設定が予想以上に切なくて面白かったです。今度ゆっくり見たいなと思います。
一つ心残りがあるとすれば、鼻をかめなかったことです。
日々のストレスなど忘れて 昔話とすみッコたちの2つのストーリーに ...
日々のストレスなど忘れて
昔話とすみッコたちの2つのストーリーに
心が穏やかになる映画でした!
最後は少し切ないけど
ちょっとした工夫をすれば、
悲しみも明るくすることができるのかな
と思いました。
エンディングの原田知世さんの
歌声にもとても癒されました!
子供向けと侮ってました。これと言ったセリフのやり取りはないので子供...
子供向けと侮ってました。これと言ったセリフのやり取りはないので子供も楽しめます。
久しぶりに泣きそうになりました。(子供は横でニコニコ笑ってましたが(笑))
すみっコとひねくれっコ
すみっこが大好きな“すみっコ”たち。
リラックマを生んだサンエックスによる人気キャラを映画化。
全く知らなかったが、昨秋サプライズ口コミヒットとなり、どんなものか見てみた。
しろくま、ねこ、とかげ、ぺんぎん?、…生き物だけではなく、
とんかつ(の脂身)、えびふらいのしっぽ、たぴおかなど食べ物まで。
かたつむりならぬ“にせつむり”、ざっそう、ほこり、おばけなどなどなど、自由発想のキャラたち。
そんなユニークでキュートなキャラたちによるほのぼの物語。
キャラの発想は喫茶店などで隅っこに座る日本人を反映。
他にも、自分探し、人見知り、恥ずかしがり屋、食べ残し、独りぼっち…。
共感するキャラも居るのでは?
さてさて、この映画の物語は…
喫茶店の地下室で、一冊の絵本を見付けたすみっコたち。
すると、その絵本の中に吸い込まれてしまう…!
「桃太郎」「マッチ売りの少女」「赤ずきんちゃん」「アラビアンナイト」…すみっコたちが有名童話の主人公に!
そんな中、迷子の“ひよこ?”と出会う。
すみっコたちは元の世界に戻ると同時に、ひよこ?の家を探す大冒険をする。
ひよこ?は果たして何者か? 何処から来たのか?
その正体はなかなか悲しく、すみっコならぬ現代っコ。
そんなひよこ?とすみっコたちのほんのひと時の交流。
確かにちょっとウルッときたし、心温かく癒された。
すみっコたちの台詞は無く、V6井ノ原と本上まなみのナレーション、原田知世の主題歌も優しい。
でも惜しむらくは、物語性。
メッセージ性や童話と絡め、あるように見えて無い。
もっと巧みな内容だったら…。
大人こそ響き、大人も泣けるとの評判だったが…。
やはり子供が喜びそうなキャラありき。
キャラや雰囲気に癒されるが、もし疲れてる時に見ていたら、このほのぼの世界に誘われ、心地よく夢の中へ…。
あくまで薄汚れた私奴ことひねくれっコの意見です。
普通に面白かった。普通に。
面白かった。
平和な世界観とキャラクター。ひよこは最近の世相とも合っている孤独やマイノリティの存在、共感してしまう。
観終わって寂しさと切なさと温かさで心が満たされる。
とはいえ、Twitterで見かけたレビューは過激だったように思える。
普通に面白かった。
いいですね~ほっこりします。
いい映画と話題だったのは知っていたんですが、さすがに小さな子供と一緒じゃないとおじさん一人では映画館には入りづらいので(でも『空の青さを知る人よ』はティーンエージャーに交じって入場しましたが…)VODで観られるようになって改めて鑑賞。
いいですね~ここのところ殺伐とした暗い世情ではこんな映画をほっこり観て心の洗濯をしたいですね。
ナレーション、イノッチと本上まなみさんだったんですね。イノッチ、最近は『かんぽ問題』で疲れて、寝ても疲れが取れないらしいのでこの映画を再度観なおして癒されてください。
本上さんは最近観た『そらのレストラン』でもとっても良かったので、こちらも癒し系路線を突き進んでいただきたいです。
エンディングの知世ちゃんの主題歌、天国に一番近い島あたりからの歌声に癒されます。
私事ですが最近娘の幼稚園時代の先生とばったり会う機会があり、あんなころの無邪気なわが娘と観られたら、なんてつくづく思ってしまいました。
小学生以下のお子さんをお持ちの親御さんたち、Stay Homeのこの時期、是非ともご家族でご覧くださいませ。
ほとんどついていけない。
このノリについて行けるのか?
話題になってた映画は本当にこれか?
と思ってずーっと観てたら、
ラストの展開で、あぁなるほどこれで泣くわけか!
と言うのは理解出来た。
ただ、すみっコぐらしを知らないせいか、
ノリについて行けなかったし、
ラストもあざといと感じてしまった。
で、隣の息子を見たら大号泣。
それが正しいのだと思う。
自分はとうの昔に童心も純粋さも失ってしまったのだなと
気付いてしまいました。
観終わったあとは優しい気持ちになる。
キャラクターや存在は知ってたが、映画化され密かにヒットしロングランにもなって気にはなって話題にもなっていたので鑑賞!
すみっコが好きな…
猫。シロクマ。ペンギン。とんかつ。えびふらいのしっぽ。とかげ。ざっそう。たぴおか。ほこり。にせかたつむり。おばけ。まめますたー。
ストーリーは絵本の中に迷い込み迷子のひよこの仲間を見つけようとマッチ売りの少女、桃太郎。人魚姫といった話の中に迷い込みながらも、相手を思いやる優しいすみっコが好きなキャラクター達が織り成す不思議な魅力にいつしか!見終わった後は大人になって荒んだ心が流されて角が無く取れつるつるの丸い小石のようにぴかぴかに磨かれ癒され憑き物が落ちたようなた様な優しい気持ちにさせられた。
タイトルやキャラクターのすみっコが好きという設定。思い返せば自分も幼い時は家のすみっコが何故だか妙に落ち着き好きだったなーと幼少期を思い起こさせてくれた作品であった。
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