窮鼠はチーズの夢を見るのレビュー・感想・評価
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好きになるということ
BLには全く慣れてないため、なかなかインパクトがありました、笑。結構過激なシーン多いですな。。
本当に人を好きで好きでたまらなくなった時の感情を思い出す、好きの感情が行動や表情やいろんなものから感じられる作品。BLの形で描かれていますが、好きになるってことについて考えさせられるよい映画です。
成田凌はさすがの一言でした。表情が絶妙すぎる。ワインかかえてるとことかほんとにかわいかったもんな。。大倉くんのもつ色気とあいまって素敵な空気感でしたね。
というわけで誰かを大好きになりたくなったので恋をしたいと思います、笑。
愛のあり方に関する物語。ひとはどうやって恋に落ちていくのか。あるい...
愛のあり方に関する物語。ひとはどうやって恋に落ちていくのか。あるいはなぜ愛するのか。残酷で切なくて不可能なラブストーリー。小道具の使い方、光と影の織りなす陰影深い映像、細やかな音の演出などが映画ならではの味わい。劇場での鑑賞必須な作品だと思います。加えて大倉忠義さん、成田凌さんの主演ふたりはもちろん、吉田志織さん、さとうほなみさん、咲妃みゆさん、小原徳子さんの女優陣の一挙手一投足から目が離せない。特に小原徳子さんの控えめながらもにじみ出る色気にはやられました。
余白を多く取り、観客に想像の余地を残しているところもこの作品の特色だと思います。そこからどんな感情を読み取るかは観客次第。何度観ても発見のある作品だと思います。言葉にできない感情を様々なかたちで見せてくれる作品です。
主演おふたりの演技に呑まれます。
今年初め、コミックシーモアで原作を何度も読み、2人の恋愛劇にぐったりしたのが記憶に新しい。
映画にどうおさめるのか興味があって、公開早々2回も観ました。
大倉さん、成田さんとも、キャストを聞いたときはエーでしたが、映画の中ではしっかり恭一さんと今ヶ瀬でした。
女優陣も、イメージに合っていました。
奥さん、浮気相手、元カノ、婚約者と、タイプがバラバラなのは、さすが流され侍の恭一さん、来るもの拒まずなのねーと思います。
漫画と違って、生身の男性同士のラブシーンは、観てはいけないものを観る気分で、落ち着きませんでした。
そういうシーンは、半分くらいでもよかったかも。
2人が口喧嘩するシーンや、海のシーンをもっと観たかったな~と原作既読者としては思います。
原作とは違いますが、映画のエンディングもよかったです。
くっついたり離れたりしながら、2人が共に生きていくことが暗示されている感じがしました。
感情が難しい
二回みました。
予告編にゾワッとする位惹かれて初回は期待MAXで臨みました。
『うわ生々しい!』が強い印象でした。
大倉くんも成田くんもガッツリ体張っていて、大倉くんファンがショック受けませんか。。?と心配になるほど。
音もかなり印象的で。成田さんが『食べる音に注目してください』と言っていたけれど、食べ物だけではない。
けれど、みていくうちに『生々しい』が『綺麗』に変わっていきました。
あと、成田くんが本当に可愛い。
黒目がちな目で恭一(大倉くん)を愛しそうに見つめる顔は本当に可愛い!!驚く。
寿司屋、初対面、飲み会、ベッドで後ろからギュ、ポテチ、ワイン。。
美形の大倉くんもかすむほど本当に成田くんが可愛いです。
私の中の一番はハイチェアに座って恭一を見る顔はまつ毛も長いし本当に可愛い。
『美しい』ではなく可愛い。
そして恭一は今ヶ瀬じゃなきゃダメなんだなと、今までの恭一なら行かない場所に行ったとき感じました。
女だ男だそんなものどうでもよく、今ヶ瀬渉を好きになったんだなぁと。
初回は予告編から想像した結末とは違ったけど『良かったね』とは思えました。
だけどとても『モヤッと』しました。
2度みて解消されたかと思いきや、やはり何かモヤりました。
監督が単純な恋愛映画で終わらせないお考えがおありになる様なのでその通り、しっかりとした何か、印象の残る作品でした。
初回は続編がみたいと思いましたが2度目は二人の未来がイメージできたのでその思いはなくなりました。
特に泣ける作品でもなく、レビューの『印象』も当てはまるものが無いです。
ただ、監督がカットされた場所が泣けると仰っていたのでBlu-rayでもYouTubeでも、何かしらでとてもみたい。
美形なお二人の作品なので眼福なのは間違いありません。
初回でモヤった方は2度みるのをオススメします。
難しい…本当に難しい…
まずは成田凌の好演に拍手
本当にとてもよかった。「あーこの人本当に恋してんだなー」と素直に感じる演技で、「一緒にいれるだけで幸せ、だけどいつ壊れてもおかしくない関係に怯えながら、疑心暗鬼になってしまう」そんな人間味あふれる一人の男を自然に演じていた。
今まで見た成田凌で圧倒的に1番よかった。
ストーリーは原作を読んでないので偉そうなことは言えないけど、うーんって感じ
どうしても主人公のクズさが目立ってしまって…
まあ、そんなクズに本気で恋をしてる今ケ瀬の存在が際立ってどうしようもない恋愛感情に共感してしまうんだろうとも思うが…
ナラタージュを見た時も思ったが恋愛偏差値が低い僕には理解しがたい部分もあり、もう少し男として成長したらもう一回観たいと思います
男女や男男の恋愛
恋愛映画
なんて切ないんだろう…
これはこれで。
原作既読。主演の二人のイメージはちょっと原作とは違うけれど、まぁ、これはこれでという印象。妻夫木街道(妻夫木→池松→という使い勝手がいい役者)まっしぐらの成田凌が、アッサリ目の今ヶ瀬を演じたのだけが、ちょっとだけ口惜しい気もするけれど、ドロドロ醜態劇が今作の目的ではないので、120分でいかに収めるかと考えた時、これは適当な選択だったと思う。
ジャニーズの大倉が、よくここまで濡れ場をやったなというところに感心したし、腐女子もゲイも大満足の全裸シーンも大盛り込みで、監督はじめスタッフも演者も頑張ったなぁというのがどうしても先に言いたくなる感想ではある。
本作のテーマもなにも知らない方が、もしかしたら世界観にどっぷりハマれて、誰かに共感できたのかもしれない。
私も30すぎた時に恭一と同じようなことを感じていたなぁ、もう恋愛よりも大切なことがあるって思ってたなぁって思い出しました。
寂しくなってしまうんだよな、あれって。
水城せとなの世界観は、斜め75度くらいから世の中を捉えていて、忘れていた瘡蓋に痒みを再び感じるようなソレに似ている。
きっと、皆の心にも一度は通り過ぎた切なさを表現している。
そういった意味では、この作品は上出来だと私は思う。
"心底好きになったこと"
視線の先の世界
成田凌の心情にすごく入り込んでしまう。その人を好きになっている状態...
好きになると例外になっちゃう
そりゃ綺麗な男子二人がいるだけで絵になるけれど、
この映画はBLとかそんなもんじゃない。
性別関係なく、人を好きになることの喜びと辛さが丁寧に描かれていました。
どんなに好きでも振り向いてもらえず、一時の身体だけの関係でもいいからとお願いする。
あぁ、痛々しくて辛い。切ない。
そんな思いをしても、相手がどんなにひどい人間でも許してしまう。好きだから。
好きって怖い。その痛辛いヒリヒリした思いを久しぶりに思い出しながら観ました。
それでも好きになっちゃうし、やめられない。恋ってそんなもんだよなぁとしみじみ味わえる良い映画でした。
主演の二人(美しすぎていつまでも見てられる!)、女性陣、みんな良かったです。
『ただしイケメンに限る』って作品
行定監督の圧倒的演出
演者と行定監督の絶妙なハーモニーが言葉を持たぬ声を観客にひしひしと伝えてくる。
成田凌の目線や一挙手一投足全てが切なく美しい。他の人には絶対にできない素晴らしい演技。それを受け止める静かに人物像が沸き立つような大倉の存在感や生っぽさみたいなものも必見。他にもこの作品で大きな意味を持つ女優陣の演技も鋭く繊細で素晴らしかった。
全てを言葉台詞で任すのではなく、映像描写として見せてくる。なので、原作漫画よりも圧倒的に人物達の台詞は少なく構成されているが、実写映像化としてはかなり見応えがある。
また、キーとなる小物が複数存在するが、観客にも一部の記憶として思い出して切なくなるような描かれ方がされている。街角で似たような小物を見たら「あ、」と思ってしまうんじゃないかというくらい。そのくらいの存在感として画面作りがされているのも脱帽する。
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