「ぐるぐるしてました」窮鼠はチーズの夢を見る penguinさんの映画レビュー(感想・評価)
ぐるぐるしてました
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原作未読です。
窮鼠はチーズの夢を見るってタイトル、
窮鼠=恭一、チーズ=無条件に与えられる愛
と私は解釈しました。
追い詰められた時にチーズのこと考えるネズミって普通は猫に食べられて死んじゃうと思うんですけど、
今ヶ瀬は追い詰めたネズミ(恭一)にも逃げ穴を作って、逃げ穴の先でパクパクとチーズを食べてるネズミを見て焦がれている。今ヶ瀬が自分でもおかしいって気づいていて恭一に焦がれざるを得ないのが切なかったです。
恭一を愛した人たちがどんどん削れていく様を見て恭一は罪作りだなーと思ったのと、体を重ねるシーンがかなり多かったのですが恭一にとって体を重ねることは覚悟とかじゃなくて悦楽でただネズミの前に置かれたチーズであることが悲しいなと思いました。
ラストで、この後どうなるのかなーと思う映画でした。面白かったです。
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