「現代アクションによるリメイク」燃えよ剣 chikaさんの映画レビュー(感想・評価)
現代アクションによるリメイク
あまり新撰組に思い入れのない私にとっては、新撰組は殺人集団としか思えないのですが、そのせいでチャンバラの醍醐味が味わえる題材だと思います。。最初の道場破りの集団稽古のシーン、決闘シーン、京都での狭い家屋での斬り合い、野外での合戦など、ありとあらゆる形式のチャンバラが楽しめますので、チャンバラ好きにはたまらない。
今回もチャンバラを楽しめました。
が、なんかモヤモヤする。なんだろなと思い、ずっと考えていると気づいたのですが、岡田准一くんのチャンバラがあまりに現代的すぎるというか、21世紀の人がすごく体を鍛えて、理論的に考え抜いたチャンバラなのかなと。つまり、幕末の斬り合いには見えないんです。
それって、私たちが昔からの映画やドラマのチャンバラに慣れているからかもしれませんが、なんかアクションすぎるというか。風情がもう少し欲しいなあと。欲張りですかね。
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