嘘八百 京町ロワイヤルのレビュー・感想・評価
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個人的な名シーンは…
前作に続き主役のお二人はさすがの安定感! 広末涼子さん、悪女役を好演。あの美貌で頼られたらどんな男の人も引き受けてしまうだろうな…と思った。 個人的な名シーンは友近センパイと広末涼子さんの「お稲荷さん」のシーン。見事なバトルでした。坂田師匠も最近役者姿が板についておられます!
友近良いです。
邦画を鑑賞するのは仕事で疲れて帰ってきた平日の自宅なので、今作みたいな作品は肩の力を抜いてお酒を飲みながら観るには丁度良いです。芸達者の俳優ばかりですし、特に友近は上手くて好きです。佐々木蔵之介は、関西弁で話す方が絶対に良いですね。
痛快
前作も観ましたが、今回も痛快で、面白かったです。 中井貴一さん、佐々木蔵之介さんとの息もぴったりで、広末涼子さんの品のある色気もとても良かったです。 三人を取り巻く周りのキャストもいい味を出していました。
コン・ゲーム?
堺を舞台にした千利休所縁の幻の茶器を巡る、骨董焼き物の裏の世界を描いてヒットした前作(『嘘八百』(2017年))を受けて制作された続編が本作です。 いわゆる騙し騙される“コン・ゲーム”映画ですが、続編ながら、冒頭イントロのカットが細かく割られ、次々とシーンが展開し、息つく間がなく小気味よいテンポで物語に導かれる処は、大いに期待を抱かせます。 サブタイトルにあるように今回は京都が舞台で、千利休の後継者である、武人にして茶人の古田織部の幻の茶器を巡る虚々実々の駆け引きが見もののはずですが、登場人物と舞台設定の全容が明らかになって以降は、騙す仕掛けやその来歴の説明カットの長回しが多く映像が饒舌になり、徐々にテンポが弛緩して間怠くなってしまいます。 コン・ゲームの核心は、相手を如何に手際よく鮮やかに騙すか、もさることながら、それ以上に観客を如何に出し抜き、アッと驚かせるかの手練手管の巧みな痛快さにあります。 本作は、前作同様に、詐欺グループメンバーの家族描写が多く、また騙す相手の狡猾さと辣腕ぶりによって醸し出される嫌悪感、即ち極悪ぶりの表現がやや不十分で、また騙す手口も切れ味が鈍く意外性も弱いため、勧善懲悪のカタルシスによる痛快感や爽快感も満足いくものではありません。 茶器を巡る口上と会話が多くなるため、寄せカットが多くなるのは已む無いながら、緊迫感が欠けるカット回しが多かったように思います。 京都の彼方此方でロケが行われており、京都の持つ妖しき怪しさが本編を通じて映像に漂っているのは評価できます。中でも東本願寺飛地境内・渉成園での庭遠景・室内各々のシーンは圧巻でした。ただ騙す仕掛けが決まる、この渉成園でのクライマックスは極めて冗長で、且つスマートなオチではなく情緒的な長回しのために、折角のこのシーンが辛気臭く退屈にも感じてしまいます。 また中井貴一、佐々木蔵ノ介の主役二人以外の登場人物のキャラ立てが弱く見えます。コン・ゲームという映画の性格上、極端にエッジを効かせても良いのではないかと思います。特に騙され役の悪党役二人(加藤雅也・龍雷太)は、もっと厭らしいワル設定が望ましいのではないかと思うしだいです。 尚、ラストで登場した豪華クルーズ船が、何と奇しくも例の「ダイヤモンド・プリンセス」であったのは、撮影時には予測も出来なかった因縁であり、本作にとってケチの始まりにして儚き運命であったといえましょうか。
鰌(ドジョウ)って・・・彼は獺(カワウソ)。某首相が好きなのは「獺祭(だっさい)」
残念なところは坂田利夫師匠が手と足を交互に動かすギャグがカウンターに隠れてしまって見えなかったこと。嬉しかったのは前作に続き田宮兄弟コンビが復活(一緒には映ってないが)していたことだろうか。タミヤのプラモデルってのも伏線の一つか?? 前作もTV向けというか、スケールがそれほど大スクリーン向けではないと感じていたのですが、今作での大画面臨場感は最後に出てくるクルーズ船だけだったかもしれません。京都にも行きたいし、クルーズ船にも乗ってみたい。終わってみればスッキリはするものの、やっぱりこじんまりとした印象が残ります。その地味さ加減はスタッフたちの報酬が1万円と飲み食べ放題だけだったというところにも表れてたでしょうか。 今作では最初から贋作感がいっぱい。広末涼子は嫌いというほどの女優さんではないのですが、和服が似合わなすぎる気がします。一転して、クラブのホステスを演じているところでは凄く似合ってました。まぁ、和服も詐欺師っぽい演技の一つだと言われれば文句のつけどころもなくなるのですが・・・。 そんな地味さの中で、出番は少なかったものの佐輔の息子がメイクアップ・アーティストになっていたところに映画愛を感じることができます。「トム・サヴィーニを超えてやる!」という言葉。実際にはオスカーを二度獲得している辻一弘(現カズ・ヒロ)もいることですし、もっとゾンビメイクを打ち出しても良かったかと思います。これも贋作の一つ!日本映画の誇るべきジャンルになることを願いつつ、帰路の車中では「ダイアモンドだね~♪」byプリプリを思いっきり歌っている自分がいました。
嘘も立派な詐欺罪でっせ
新作が公開されるということで、Netflixにて改めて鑑賞(2022年12月22日)。やっぱり、この作品が好きだ!ストーリーの面白さはもちろんのこと、話の構成も、キャラクターも、すごく秀逸で、最高に面白い!武正晴監督の底力が見られました。 冒頭から「この映画、当たりじゃない?」雰囲気満載で、そのウキウキを最後まで離さずに楽しませてくれる本作。〈嘘八百〉〈陶芸〉〈骨董品〉〈詐欺〉という要素をこれ以上無いほどに上手く絡み合わせて、少々安っぼさはあるものの、とても見やすく、非常にいい作品となっている。2作品目にしてこの面白さを提供してくれるとは...あっぱれ。 騙し、騙されの、大どんでん返しも、もちろん最高に面白いのだけど、広末涼子、山田裕貴、竜雷太、加藤雅也のキャラクターが濃ゆくて、ビックリするくらい見応えがある。1作品目からのキャラも魅力が最大限発揮されているし、役者も演じていてすごく楽しそうで、見ているこっちも楽しい。よくもまぁ、こんなにいい脚本を考えつくものです。 あともう一押し欲しかった感はあるけれど、2回目見てもかなり満足度の高い作品でした。この映画見て思ったのは、映画ってキャラクター設定がすごい大事なんだなって。またこのメンツで新作やって欲しいな笑
軽妙さが良い
前作は見ておらず、古美術への知識も浅い状態での鑑賞だったが、充分に楽しめた。 中井貴一主演のコメディ映画と言えば昨年ヒットした三谷幸喜作の「記憶にございません!」が思い出されるが、あちらのように「ここは笑うところですよ」と言わんばかりのあざとさが無いのが良い。 それでいて、メリハリが利いていてテンポも良く、全く飽きることなく最後まで楽しめた。 エンディングがCKBなのもこの作品に合っていて良いチョイスだなと思った。 キャストもベテラン俳優陣で固めた中に坂田利夫、塚地武雅や山田雅人といった芸人達を適所で配し、彼らの持ち味を上手く引き出していた。その中でも意外と良かったのが、新進の陶芸家・牧野を演じた山田裕貴。出番こそ少ないがしっかりと存在感を印象付ける良い演技をしていたと思う。 彼はHiGH&LOWシリーズの村山役のイメージが印象に残っているのだが、今回のような「静」の役どころの方が合っているのかも。 ヒロイン役の広末涼子は舌足らずな喋りは相変わらずも、年齢相応の妖艶さを身に纏い、艶っぽくて魅力的だった。
演者はこってりだが脚本は関西うどんの汁の味
2020年映画館鑑賞16作品目 前作は映画館では観ないでDVDで観た 詐欺モノ コンティデンスマンjpに比べると薄味で物足りない 脚本はイマイチ感がありますが娯楽作品としてまずまず 広末涼子の悪女ぶりが良かった 熱い塚地が面白い 「イエスアイドゥー」 坂田利夫クラスのお笑い芸人じゃないと映画でギャグできないのね ベテランが多いから芝居に安定感はあります 京都だけど舞妓さんはちょこっと 作品には直接関係ないけど映画を観るのに1900円はいくらなんでも高すぎる そもそも1400円を超えると高く感じる 全国の全劇場で全作品大人1000円に統一されたらこんな嬉しいことはない
京都にまつわるエトセトラ
本当にすみません。いつもの様に映画に関係ない話から始めます。 以前別のレビューでも書きましたが、私は異常な京都好きです。三年前に京都に行った時の話でございます。 三年前の 8月の末の事です。京都に着いた。しかし有り得ない事が起こりました。なんと・・・ 関西に台風が直撃!まじっすか?でもまずはお目当ての白峰神宮へと。この神社はスポーツの神を祀り、また大好きな崇徳上皇を祀っています。地下鉄の今出川に程近い。しかしなんと・・・ 休みだった❗️まじっすか?正門が閉じていた。それで裏に回っても入れない❗️別の観光客が、私に質問してきた。どこから入れますか? 知るか❗️断念❗️残念❗️無念❗️ 次は晴明神社である。なんとやっていた。小さめの神社。梅が名物らしい。絵馬が多数。私は探しましたよ。あっ!あったあ!凄い、凄い! なにが? 羽生弓弦くんの直筆絵馬ですよ。大好きなんですよ、結弦くん。そして外国人もいる。世界的人気だね。 YOUは何しに晴明神社へ? 最強の愚問だよ!台風なのに良く来るよ。私もだけど・・・ 帰りに昭和感満載の喫茶店リーベに寄った。白峯神宮が休みだった事を愚痴った。すると・・・ 「白峰はん、休みだったんどすか、聞いた事ありまへんなあ〜」 雅な京言葉の返答。うーんーいいどすなあ〜 京都マニアを手なづけるのはちょろい❗️ さて京都マニアの戯れ言が終わり・・・と思い気や・・・もう少し続きます。すいまへんなあ〜 翌日、なんとか天気は持ち直した。それで嵐山へ行きました。京都のリゾート地。風致地区なので増築、改築は要相談。大変どすな〜 渡月橋を渡った先にそれはある。 岩田山モンキーパーク 四年連続で行っている。その度に外国人が増えている。体感では80%くらいが外国人だ。しかも欧米人が大多数だ。歩いて20分。というより 登山だ。途中の看板に注意が書いてある。二メートル以内に近寄るなとか、目を見つめるなとか・・・途中近くでヒグラシの声。発見した。緑色の小型のせみ。 う〜ん いいどすな〜 とうちゃこ。(©️こころ旅) いるいる❗️お猿さん❗️か・・・かわいい・・・ ギザかわゆす❗️ そして行く度にYOU対応が増す。スピーチが英語になった。YOU達は楽しそうだ。休憩所でおしぼりをくれる。夏の盛りだ・・・ キンキンに冷えてやがる❗️ おやつをあげる事が出来る。リンゴ、バナナ、落花生。値段は全部100円。普通は檻の中のお猿さんにあげるが、逆だ。人間が檻に入って外にいるお猿さんに貰って頂く。外から手を出し ・・・ 「はよ、よこせや、こら」とか 「貰っといてやる」とか間違いなくそう言っている。 人に媚びていない、恐れてもいない。主役はお猿さん。YOU達全員、喜色満面❗️笑顔、笑顔❗️ うーん、平和だね〜生き物を愛でる気持ちに国境はない❗️ ここにはもう一つ売りがある。それは・・・ 京都の街を一望出来る事だ。ポッチャリした少年が、キヨトタワーキヨトタワーと興奮してる。 うんうんわかるよ。私もそう思ったもん。 さて有り得ない程長い枕が終わりました。ありがとうこざいます。ここまで読んで頂きありがとうございます。この先はオマケです。 さて嘘八百 京町ロワイヤルですが、正直そこまで京都感は有りません。でもそれなりに楽しめました。いわゆるコンゲームなのですが、そこまで目新しいものは有りません。 私が一番、気になったのは終盤の豪華客船! これって。あれだよねー。言いづらいけどあの 有名な、最近特に有名な、あの客船。 世界で一番・・・ 可哀想なな船! こんな長文、拙文を読んで頂きありがとうございました。
コンフィデネンスマンと同じ穴にハマってる
ダスティンホフマンとロバートレッドフォードのスティングに魅せられた人たちが作ったんだろうけど、やたらとドンデン返ししたがるところは、コンフィデネンスマンと同じ穴にハマってる感がある。観客をも騙そうとするから、やたらとドンデン返しするんだろうけど、途中で、「もう、ええわい!」ってなった。
狐と狸
第一弾に続き今回も劇場へ やはり面白いのとどんでん返し 中井貴一はペテン師だわー笑 佐々木蔵之介と友近の夫婦ぶりも好きだ〜笑 ペテン軍団のお出ましも そして今回、山田裕貴君! いい役してたネェ 若きエース王子キャラもなかなかいけますねぇ これからもシリーズ楽しみです。
続編あるの?
今回で二作目。 前作の方が良かったか? 面白かったけど、手が混んでいる部分と、無茶苦茶適当な部分があって、全体的に嘘くさく…。 もっと主人公が嘘を並べて収拾がつかないぐらいの方が面白いとも思う。なんというか、どうなってしまうのだろう?と観ている側が心配になるような展開はなく、途中、ちょっと眠かった。 まあ、次があったら観ます。
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