「貞子である必要が殆ど無い。」貞子 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
貞子である必要が殆ど無い。
動画配信をしている弟が廃墟ネタを配信していたら、貞子に呪いを掛けられて行方不明に。医師である姉が救いに行くお話。
「リング」シリーズの一部設定を使い、あとは難解なルールも無く貞子が襲ってくるパターンである。
である為、佐藤仁美や貞子ネタがなけれ完全別ネタだと思って観ても支障はない。
今までのシリーズを知っている私には「襲うやつ貞子で無くても良くね?」であり、大変ガッガリする映画であった。
ホラー映画は展開が分かりやすいので、今回も開始20分頃から徐々に飽きてくるし、またテンションが上がる場面が一つも無かった。(逆になんだか凄く首が凝った。呪われたか?w)
「お前何歳で医師になったんだ?」と若すぎる美人医師役:池田エライザに突っ込みを入れ、アホな弟ユーチューバー役の清水尋也にゲンナリ。
しかも現実のユーチューバーも数人参加させている所から、今話題のネタも入れて若者人気を取ろうとする作戦がミエミエである。
貞子が襲ってくる理由が不明。
幼い女の子の意味も不明。
赤い満月の日に救いに行く理由も不明。
全然怖くもない。シリーズ史上最低かも。
なんだかんだで、貞子が暴れて終わりの映画であった。
良かったのは音楽ぐらいかな。
周りは数多く中高生が友達どうしで鑑賞に来ていたが、これに小遣いを使ったのならば不憫で仕方が無い。
追記:池田イライザの役が医師では無く、臨床心理士でした。アサシン様コメントありがとうございました。
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