クイーン ヒストリー2 1980-1991のレビュー・感想・評価
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多分、日本人が知らない世界だと思う。暫くクィーンは忘れられていた。
『ホット・スペース?』って曲知っていた。クィーンの曲なの?
『ブレイク・フリー』知っていた♥
映画の中で流れていたミュージックビデオをMTVあたりで見たと思う。
どこかのパンクバンドだと思っていたが、クィーンだとは驚き。
ボヘミアンラプソディだが、日本の映画主題歌に似ていて、その音楽と出たしがそっくりで、ずっと、そちらがオリジナルだと思っていた。
つまり、ライブエイドの時代はクィーンは一線から遠のいている。しかし、後付で人気が出た(映画とあの二曲の影響)
フレッシュ・ゴードンのスクリーンミュージックがクィーン!♥
配信されているので、早速見よう!♥
インフィニティ
QUEENの歴史の後半を、1980年代以降のディスコグラフィーを時系列で取り上げ、複数の音楽専門家のコメントをもとに俯瞰する。
今から13年前の2006年のビデオ作品だが、ライヴ・エイドでのパフォーマンスの重要性が熱く語られ、フレディ亡き後のQUEENのショーも「ファンもバンドの一員」として続いていってほしいというフレディの遺言ともとれる『ショー マスト ゴー オン』の歌詞の解釈が、映画『ボヘミアン ラプソディー』の世界的な盛り上がりと重なって実に興味深い。
映画『ボヘミアン ラプソディー』の続編製作の噂が囁かれているが、このドキュメンタリーを観て、それは可能だと思った。
何故なら、QUEENの楽曲の一つひとつがドラマティックで、バンドの存在自体が、バンドの一員であるファンを世界中で増やしながら、歴史的ドラマを進行させているからだ。
ライヴ・エイド後のQUEENを、フレディの死と映画『ボヘミアン ラプソディー』まで含めて描いたら、生と死の再生の物語として観応えのある作品になりそうだ。
一人の評論家が「今(2006年当時)の映像技術なら、亡くなったフレディを再現してQUEENと共演させることもできる」と語っていたが、バーチャルなフレディとQUEENの共演を観るより(それも観てみたいが)、そのスピリットを受け継いだバンドの一員であるファンの中から、これまでのQUEENを越える演奏や楽曲が現れるのを見聴きしたいと思う。
そんな無限(インフィニティ)を想像させてもらった。
『ボヘミアン ラプソディー』の続編が作られるとしたら、題名は『イニュエンド』か『ショー マスト ゴー オン』か…そんな想像も楽しい。さすがに『ボヘミアン ラプソディー 2』だけは無しにしてもらいたいが。
なお、鑑賞したアップリンク吉祥寺のスクリーン1は小規模ながら、音響がアナログ的で芯がある高音質で、音の分離と音の粒立ちも良く聴き疲れしない。ビデオ作品をスクリーンで観る意義があると感じた。
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