「想いが込み上げて言葉が出る出る。まさに、タイトル通り。」サイダーのように言葉が湧き上がる 中落ちカルベイベさんの映画レビュー(感想・評価)
想いが込み上げて言葉が出る出る。まさに、タイトル通り。
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竜とそばかすの姫を観に行った時の上映前の宣伝や、テレビのCMで知って面白そうだなと観に行った映画。
結論から言うと、非常に面白かった。
まず主な舞台がショッピングモールというのに親近感を覚えた。ウチの近くにイオンモールがあるからさ。入口入ってすぐの広場で何かしらのイベントがやってるのを思い出して勝手に映画の場面とダブらせてたよ。
監督インタビューを読んで背景のこだわり等を知る。確かにスマイルとチェリーが田んぼ道で話してる場面でも2人のアップを見つつ背景の夏雲に自然と目がいった。
それが正しい見方かはともかく、ゆったりリズムが心地良くて視聴しながら自分で見どころを探しても良いのかな、という牧歌的な空気が映画にはあった。そこもまた「夏」って感じかな。
最大の見どころはやはりラスト、チェリーがスマイルに想いを伝える場面。周りの仲間達に助けてもらって、ココしかない!という場面で訪れたクライマックス。
俳句の五七五になぞらえながら徐々に高まっていくスマイルへの気持ち。口下手なのに想いが込み上げて言葉が出る出る。まさに、タイトル通り。
夏の爽やかな青春アニメ映画を探している人にはどストライクな作品じゃないかな。オススメオススメ♪
ちなみにエンドロールが終わった後にもう1シーンがあるので帰らずに最後まで席にいよう。
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