「なつともし(夏灯)って文字も音も素敵ですね。 俳句の、情景に対して...」サイダーのように言葉が湧き上がる LSさんの映画レビュー(感想・評価)
なつともし(夏灯)って文字も音も素敵ですね。 俳句の、情景に対して...
なつともし(夏灯)って文字も音も素敵ですね。
俳句の、情景に対して言葉がはまり、そこからさらに言葉の組み合わせがイメージを飛躍させるところがダイナミックで好きです。タイトルがいう「湧き上がってくる」感じ。
ストーリーは、人付き合いの苦手な主人公の高校生が創る俳句を通じて心象を露にし、想いを伝える話です。場が句会や部活でなくSNSというのが今風。
個人的には、ストーリーとそれぞれの俳句は当然ぴったりマッチしており、どの句もイメージ豊かに感じられました。一方、句作場面での映像が句で描写される客体止まりで、句との相乗効果とまでいかないのが、アニメとしては若干物足りなさを感じました(あくまで句との関係で、映画全体の統一感ある作画は好みです)。
俳句を特に好きでなくても楽しめますのでぜひ。(あと、タギングはフィクションです)
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