閉鎖病棟 それぞれの朝のレビュー・感想・評価
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重い重いテーマを好演
それぞれの朝か?うまい表現です。
重い事情を背負った人々に夜明けが訪れる。それは一人で立ち上がる勇気を周りの人々が与えてくれるのか、それとも周りの人々の温かい心が立ち上がる気持ちを後押ししてくれるのか。
主役の3人に魅了される奥深い演技力とそれを支えるキャスト陣のバランスが絶妙。
特筆すべきは
若き大女優小松菜奈ちゃんの演技に磨きをかける登龍門的作品として私の記憶に残ることになりました。
それにしても鶴瓶師匠は名優過ぎて脱帽です。
是非映画館で🎦
なんか、どこかで見たことのあるような映画
ある種のホラースケアー映画!!!???
いまいち。コメディー感がなくて、問題解決策も提示されてなくて、ある種の怖さはまあ評価できるかも。
とのことで。
ディズニー映画を見習ってほしい。
テーマは悪くはないとも思う。
もっとハチャメチャに。
これだと、みんなコミュニケーションが下手すぎる。
いなさないと。闘牛のように。
それはそっちが悪いのはいうまででもないけれど。
こっちそっちあっちどっちもコミュニケーションが下手すぎる。
もう勤めるところに勤めて発散しながら、稼いだほうがヘルシーなんじゃないのとか。
いまいち、解決策や問題点が提示されていなくて。
それにコメディーがなくて、芸人なのに芸がない。(笑)もったいない。
笑えるところがなくて。苦笑ばっかりで。
もっとぶっとんでほしいし。せっかくエロがあるのだから。もっとアクションも頑張って。
ふっとばして。最後はターミネーターみたいにぐちゃぐちゃにして、生き返らせたり。
法廷もあんなのありえないし、なんか視聴者をなめていて。返金してほしいとか一瞬おもってしまったり。
結局のところ、迫力もないし、ただ、ダメな人たちをみての反面教師てき側面は評価できなくはないけれど。
ディズニーチェックを入れてほしい。
アクションでアベンジャーズを見習ってほしい。
アニメーションも取り入れてドランゴンボールZを見習ってほしい。
時系列をめちゃくちゃにしたり。
みんな生き返るようなマルフィセントを見習ってほしい。
コメディー感がなくて、アラジンを見習ってほしい。
エロ感もダメで、うーーーん。もったいない。
ただ、病棟のある種のホラー感は評価できたり。(笑)
レナードの朝にとか。
なんかハッピーエンドがよいけれど、いまいち。
強引に生き返らせて、夢の中だったことにして、ハッピーエンドにしてほしい。(笑)
映画なんだから。真面目すぎて、つまらない。(笑)
原作から
訳あって閉鎖病棟入院経験者です。
だからこそ、まんまなタイトルの原作を読んで、キャストも気になって、久しぶりに映画館へ行きました。
主要3名の演技はもちろんのこと、入院患者の演技も良かったです。
私が、ここは絶対はしょらんといてほしいと思ってたシーンもちゃんとあって嬉しかった。
とても良かったしとても感動したし、絶望も救いも、いろんなものを感じられました。
でも、それを言ってはおしまい感がありますが、やっぱり、原作ものは全部そうなのでしょうが、原作が一番でした。
読まずに見た人が感じることと読んで見た人の感じることの重さが違うと思います。
映画だけを見て、ここが釈然としないなとゆうことは、原作に書かれていたりするので、そう感じた人、もしくは、この作品が心に触れた人は是非読んでほしいなと思いました。
色々、無理があり、内容が薄い。
原作を読んでいないので、どれ程の違いがあるのかはわからない。でも、映画を観た限り、ひどかった。病院の中の設定も現実味がなく、裁判に至ってはお粗末。最後のシーンは演じなくてはならない鶴瓶が可哀想に感じた、たぶん小説ではそこに至ることをもう少し丁寧に描かれているのだろうし、文章なのでいいだろうが、映像は無理がある。あそこまで出来ていたら、普段アレじゃないだろうなど、引っ掛かって全く感動できなかった。ショッキングな場面がいくつかあり、その残虐さや事実ばかりが目を引き、全般を通しての統一感がなく後味も今一つ歯切れが悪かった。それでも、なんとか役になろう、なりきろうと頑張っていた俳優さんたちに救われている映画だった。精神病がある人になりきろうとしている俳優さんに拍手の作品でした。
地味だが多くの人に観てもらいたい良作
原作は未読。なぜかタイトルは知っていて、興味は持ちつつも読んでいなかった小説。
この映画のポイントは舞台が精神病院であること。近隣住民の偏見や、「頭がおかしい」という表現や、入院患者たちの描写がとてもリアル。実際どうなのかわからないけど、実情はこんな感じなんだろうなと思えるくらいにちゃんと作られていた。そして入院患者を演じる役者さんたちがとてもいい。地味めの実力派を揃えた感じがする。
そして、鶴瓶、綾野剛、小松菜奈の演技だ。特に小松菜奈!元々好きだということもあるが、本作の彼女はまた違う側面を見せてくれて嬉しかった。どんどんすごくなっていくな、この女優は。
さて、話の方だがこれもまたいい。前半は、精神病院に入院する人たちの紹介と小松菜奈演じる高校生が心を開いていくヒューマンな展開。後半は小松菜奈に降りかかる不幸を見せつけられる。彼女に少しでも幸せを!と思いながら観てたから、証言台で看護師の見習いしてるって聞いて泣いてしまった。色んなこと抱えて、他人のためになる仕事をめざしたんだねとか勝手に想像しながら。
でも、単純に泣ける話ということではないので、観終わったあとは色んな思いが事故渋滞してる。地味な作品だけど、少しでも多くの人に観てもらいたい。
これは褒めてはいけない映画でしょ…
本作に興味を持ったのは、ロケが行われた長野県の小諸高原病院に、つい最近まで近親者が措置入院されていたためである。措置入院では親族でも面会は許されない(「閉鎖病棟」とは何を意味している言葉なのか不明だが、恐らくそういう意味であろうと推測)ので、どんな病院なのか見たことがなく、この映画でようやく見られるということにまず期待していたのだが、現実の精神病院の姿を全く反映していない粗雑な作りに驚き呆れる結果となった。
措置入院とは何か。身体の自由は憲法で保証された人権であるが、精神の病により自傷または他傷に及ぶ恐れがあると判断される場合には、自由な行動を許しておく方が却って本人や他者の人権を損なう結果となるため、都道府県知事の権限で行われる強制入院のことである。(強制なので入院費用は全額公費だが、税金の使い途に何かとやかましい昨今においては、改善すれば早々に退院させられる)
従って、本作での描写のように、患者が簡単に飛び降り自殺を図ったり、他者に危害を加えたりできる環境であれば、人権を制限してまで入院させる意味がないので、そんなことは100%あり得ない。万が一そんなことがあれば、当然ながら病院の責任問題になる。
そもそも精神医療の基本は、脳の自然治癒力によって病が改善されるための時間を稼ぐことであるから、自害や他害を防ぐことは基本中の基本である。現実の精神病院がこの映画のようないい加減な場所だと思われると、精神医療に関わっている人たちは大変迷惑するだろう。小諸高原病院はシナリオをチェックして、このようないい加減な内容であったならば、撮影を拒否するべきだったはずだ。
もっとも、物語の始まりとなる、死刑の執行に失敗したから精神病院に丸投げ、なんていうこともある訳がない。そんなの死ぬまで絞首を繰返すに決まっているでしょうが。「これはあくまでもフィクションだから、考証がいい加減なのは許してね」とでも宣言しているつもりか?
死刑の理由になった事件だって、あんな殺されても文句を言えないようなことをした相手を殺したところで、死刑になる訳がない。精々懲役10年位のもので、初犯で素行も良い人物となれば執行猶予がつくかもしれない。
例えば「万引き家族」に登場する柴田家のような家族が実在する訳はないが、柴田家を構成する個々の要素は全て実際の事件に基づいているため、柴田家の実在感には説得力があり、「家族の名に値するのは、すべてが嘘で塗り固められた柴田家と、血縁だけで愛情はない世間の家族と、どちらなのか」という視座の転換を観客に要求することに成功している。これが優れた社会派映画である。
一方で、この映画の主題は、病んでいるのは精神病院の中にいる人なのか、それとも外にいる人なのか、という視座の転換を観客に要求するところであると思うが、「そもそもこんなことは起こり得ない」が事実である以上、この映画は主題を成立できていない。
フィクションとしては面白かったし、役者の演技は良かったから☆0.5とはしないが、仮にも社会派ドラマを目指していたであろう映画がこれでは、映画を作った意味がない。
平山秀幸監督って、こんな雑な映画を撮る監督でしたか?「ザ・中学教師」の方がずっと良かったよ。
考えさせられる
この映画を見るにあたって、私が危惧したのは、
①殺人を正当化してはいないか、
②鶴瓶さんの個性が強すぎて、秀丸が鶴瓶さんにしか見えないのではないか、ということです。
しかし①については、やむを得なかったという描き方ではなく、秀丸は罪を犯した、やった事は間違っている、では自分ならどうする?何が出来るのか、という内容になっていると思います。
②について。「アルキメデスの大戦」では鶴瓶さんのキャラが出てしまっていると思いましたが、今回は、秀丸に見えました。鶴瓶さんの演技力+演出なのでしょう。
この映画についての受け取り方は様々でしょうが、私は、優しくなれることは強くなること、と思いました。
それにしても綾野剛さんの演技の幅の広いことと言ったら!
「亜人」の時とは声まで違います。
小松菜奈さんは、最初に見た時は目が怖いという印象でしたが(演技のせいかも)、「坂道のアポロン」を観てあら!?違った、と変わり、今は印象的な目を含めて、とても魅力的な女優だと思っています。
俳優さん達の演技は最高なのに中身が。
うーん。閉鎖病棟の話のリアリティーが酷過ぎる。他の方のコメントにもある通り、話の部分で納得いかない部分がかなりありすぎ。あんな管理のあまい閉鎖病棟なんて聞いたことない。薬物中毒者で放火までして危害を加える患者を病院だからといって普通に自由に野放しさせる?もし、この映画を見て閉鎖病棟はそういうことがあると思われるのは、患者さんにとっても凄い弊害だと思う。
小松さん綾野さんそして鶴瓶さんの演技は素晴らしいだけに、とても残念でした。
何だかなー?
出だしからインパクト強めのシーンが満載
テーマが興味深いけど説明が足りない
感動!だけど実際とのギャップが…
ずっと気になっていた作品で、やっと本日見に行くことができました。
ストーリーは良く、感動できるものでしたが、実際の精神科病院とのギャップが大きく感じました。
閉鎖病棟だったらまず病棟の外に出られないし、一人での外出許可なんてまず出ないし、物品をあんなに自由に個人で持っていられるのもありえないなぁと…事件とかが全部スタッフ側の落ち度で起きてるのに、看護師とかの意識低すぎない…?って感じ笑
原作本自体が古いものなので、昔はこんな感じだったのかなぁとか想像しながら見させていただきました
演技は鶴瓶さんはさすがって感じで、綾野剛さん、小松菜奈さんもとても演技力があって、作品に引き込まれました。ストーリーとか演技とかの面ではとても良かったので、見て正解だったなと思いました。
支え合いの中で生きていく
人それぞれ、様々な事情を抱えてる
「その優しさをあなたは咎めますか。」
予告で言われているこの咎めるという言葉。なにを意味するのか。
決して正しいことをした訳ではない。だがそれを許す人、救われた人がたくさんいる。
優しさ、怒りの余りに人を殺めた
たとえ犯罪であったとしても彼女や勇気を貰った人のために生きて欲しい。
悲しい思いをした彼女自身の心の叫びなのか。
僕はこう感じた。
外見、自分と違うことからの偏見など、今の私たちが何を思い、どのように感じ取り寄り添っていくべきなのか。
深く考えさせられた。
キツい。
若い頃、仕事で大失敗し、会社に大損失を負わせてしまいました
会社の規模から今思えば、それほどの損失ではなかったのだろうけれど、若い自分は「死をもって償うしかない」くらい思い詰めておりました
異変を察した支店長が精神科に一緒に行ってくれ「閉鎖病棟」ではなかったけれど、本作に登場する方々と約1か月過ごしました
身体のどこもケガや内臓の病気もしてないのに入院しながら制限時間内で屋外でテニスとかしてる自分ら
「退院しても大丈夫ですね」と言われた時は嬉しかった
でもね、アパートへ帰った途端、不安と恐怖感ですぐ病院へ電話したんです
「今すぐ病院へ帰りたい」
「お薬を飲んで静かに過ごしてください」と女性の事務的な言葉で入院を拒まれ、カッターナイフを持って朝まで過ごしました
あれほど怖い思いをした夜はありません
あの夜、よく死ななかったな
鶴瓶さんと小松さんが演じた人物像は現実とはかけ離れ過ぎていて想像も理解もできません
でもね、境遇は違えども精神科に入院した身としては「チュウさん」の気持ちは分かるのですよ
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