「Would you like to... see the menu? んー、微妙」ニューヨーク 親切なロシア料理店 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Would you like to... see the menu? んー、微妙
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ゾーイ・カザンが好きなので観てみた本作。んー、貧困になって大変そうなんだけどイマイチ心に響かないなぁっと考えてみると、あ、このクララって自分で何も努力してないからだって事に気が付きました。
DV夫から逃げるのは正しいと思うんですよ。あんなの許しちゃダメですし、おかしな人間に付き合う必要性なんて全くない。でも、NYにでクララがやった行動って人に助けてってお願いはするものの、自分で頑張ろうって姿勢が見えない。食べ物盗むのも窃盗ですしね。専業主婦だったからって努力をしない言い訳にはならんでしょ。しかも子供を二人も抱えているのに大人としての責任感はないのかな?多分そういう姿勢が個人的にピンと来なかった理由だと思います。やつれてく演技は上手かったですけど。
たまたま優しい人間に出会って何となくハッピーエンドだったのですが、なんか都合のいい展開だなぁっと感じてしまいました。特にDV夫が父親を電話機で殴るシーン。あんな分かりやすく夫を悪人にしたてて裁判に勝つような都合のいいエピソード入れちゃうのは脚本家として負けではなかろうかと思ってしまいます。
ビル・ナイのお爺ちゃんは良かったです。子供と二人きりになって何を話せばいいかわからず、メニューを勧めてしまう所とか大人あるあるなのではないでしょうか?
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