「高度なコント！」屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ　ヒロさんの映画レビュー（感想・評価）

全編恐ろしく高度なコントである！
何度か吹き出してしまった…

コントと言っても、あからさまなコメディ描写が有るワケでは無い。
文章で例えると、「～だにゃぁ」といった、滑稽な文体による低俗な笑いではなく、場面設定を細かく描写しつつ、緊張と緩和のギリギリのラインからの唐突な脱線が絶妙な笑いを生んでいる。

特に"ゴールデン・グローブ"のシーンは最高に面白い！！
映画史上最低・最悪の場末のバーである、素晴らしい。

松本人志がこんな作品を撮ってたら、北野武に継ぎ世界に出れたであろう、きっと…