「凄い作品みちゃつた気分だね」屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
凄い作品みちゃつた気分だね
まずは、本作品、鑑賞に注意が必要だし、ある意味、ポップコーンを食べながら見たり、カップルで見るような映画ではありません。
いや~久しぶりに凄い作品みちゃつた気分だね・・・・
例えば「悪魔のいけにえ」や「ザ・クレイジーズ」のように、映画の舞台の中のきな臭さや暑さなどが伝わる映画ってそうないのですが、本作品、主人公の部屋の雰囲気から臭いなどが、鮮明に伝わるように出来ていて、ある意味、見ていて気分が大変に悪くなります。
逆に言えば、演じている人も作っている人も大変に素晴らしいのですが、それを通り越して気持ちが悪くなるかな・・・
映画を見終わっても、数時間、食事がしたくないほどのリアリズムです。
また、俳優さん、映画のセットを含めての再現性も凄い・・・・
映画の内容の方は、実話らしいのですが、1973年頃のドイツって凄く酷いんですね・・・・・
主人公に同情もしていまうのですが、しかしね・・・・・やはり精神が可笑しくなっているのだろう、段々同情出来るモノではなくなります。
しかし、人間の精神って本当に腐るのかな・・・・
本作品、超がつくほど、色々な面(いい意味でも悪い意味でも)で凄い作品です。
久しぶりに見たなこの手の作品、もしかして、1番凄いかもね。
コメントする