「シュナップス漬け」屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
シュナップス漬け
1970年代にハンブルクの自宅で5年間に4人の婆さんを殺し解体した男フリッツ・ホンカの話。
ザンクトパウリのゴールデン・グローブという、貧乏労働者や浮浪者紛いの人間が集うバーに入り浸り、俺の家で飲もうと声をかけて連れ帰った女性に乱暴する主人公。
抵抗されたり暴れられると激昂し相手を殺してしまう超暴力男だけど、元々気性が荒いのでブチ切れと言うよりも普段の延長的イメージも。
タイトルが出る前からいきなり!?という始まりにちょっと高まったけど、ブッシャーやドッバーの描写はみせずちょっとショボーン。
まあ主人公の人間性のグロさをみる作品なんだねと切り替えて鑑賞。
30歳の娘って言ってるのに高校生が頭に浮かんじゃったり、とんだ妄想野郎な主人公だしw、1974年の一人目まではなかなか良かったけど、なんかそこから特に変化なく繰り返すだけ。
職場が変わってちょっとだけ違う流れになったけど、結局また…。
ギリシャ人ファミリーの件からさあ、いよいよ!と思ったら、あれ!?終わり…。
みられない程ではないけれど、こういう作品じゃ今更レベルのグロさの人間性で、抉られる様なドラマやエピソードは無く肩透かし。
物足りなかった。
さらに…エンドロールで本人の顔出たけど、言うほどの見た目でもなかった。
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