「船頭の人柄」ある船頭の話 いつこさんの映画レビュー(感想・評価)
船頭の人柄
クリックして本文を読む
を考える。どのような人物なのか。川と共に行き、そこに住む人の人生と触れ合う。雨ニモマケズに出てくるような男だと思ったが、うちに秘めたるものはなるほど医者の言う通り実に人間らしくもある。しかし、亡くなった狩人のように自分もなりたい、と言う願望は、やはり雨ニモマケズに出てくる男だ。便利なものが増えていくと同時に変わる町と人。源三がその良い例だ。若者ゆえ仕方がない。変わらない船頭は災いを呼ぶ少女と生きることを決め、川を後にする。橋のない川のある町へと移るのだろうか。
当初は監督自ら船頭役をやるということだったが、やはり柄本明で正解。オダギリジョーも大好きですが。出てくる人が豪華すぎ。監督の力。くっきーが何気に混ざっていたのはウケた笑
コメントする