「アラバンツァ」イン・ザ・ハイツ 佐和子さんの映画レビュー(感想・評価)
アラバンツァ
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ミュージカルは見たり舞台に立ったり、この作品も出てくる曲の一部を仲間が歌ったりしててアラバンツァもちょっと歌ったりしたけど詳しいストーリーは知らず。
NYにも何度か行ったことあるけどこの辺は近寄れないエリアですよね。と言っても映画見た後地図で調べたけど(笑)
歌やダンスは迫力あるしラテンのリズムもテンション上がる!けど、映画は途中休憩がないのでできれば二時間ほどにまとめて欲しかった。大停電までの一時間はほぼ大きなドラマが起こらないのも物足りない。
若者の群像劇なのはわかってるが、やはり舞台なら圧倒的な生の歌唱で満足できる部分もあるけど映画だと散漫になる印象があり、移民問題という今だからこそのテーマをせっかく盛り込んでても中途半端になってしまう印象でした。まぁ、華やかなシーンとのバランスを取るって意味でもミュージカル映画は難しいなとつくづく感じた作品でした。
海で語ってると見えたけどそれはミスリードだったのね!その演出はベタだけどよかったなと思います。
ニーナとベニーのアパートを空中散歩?する演出は、ちょっと現実とミュージカルならではの芝居上の嘘の境目がなくなってしまったかな…
この作品はわたしの周りだとレントが好きな人達が好む傾向が強いので、そちら系が好きな人や
ラテン音楽好きな人にはおすすめ!
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