「いくらなんでもセリフに fuckが多すぎる」ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
いくらなんでもセリフに fuckが多すぎる
2020年映画館鑑賞32作品目
いきなりアニメ
途中で一瞬ミュージカル
ダークヒロインを中心にしたアクションエンターテイメント
ダークナイトは全くはまらなかった
ジャック・ニコルソンが演じたジョーカー
トミー・リー・ジョーンズが演じたトゥーフェイス
ジム・キャリーが演じたリドラー
それが自分にとってのバットマン
それ以来の面白さを感じたので映画館で観たがどちらかといえば正解だった
ハーレイ・クインのデザインがいかしてる
プロフィール写真では平凡な美人のマーゴット・ロビーも当たり前だがこの役でガラッと変わる
ハル・ベリーが演じたキャットウーマンやユマ・サーマンが演じたポイズンに比べても圧倒的に魅力がある
エッグサンドを落として食べられなくなったときの顔がこの作品で1番面白い
アジア系の監督のせいかやたらアジア系が多い
昔のハリウッド映画は白人ばかりで黒人はほんのちょっと
日本人役は白人が演じることもあった
ヤクザの嫁は美人だったがアジア系アメリカ人女優はブスが多い
『ティファニーで朝食を』から根本的には変わっていないのかもしれない
たとえ監督がアジア系でも
セリフに fuckとかfuckingが多すぎてくどい
「言葉は生き物」となんでもかんでも正当化する馬鹿がいるが共感できない
好き嫌いは理屈じゃない
アクションは足払いが多い
鉄拳のタイガー・ジャクソンを彷彿させる
格闘技というかダンスだね
屈強な男どもを女たちがやっつけるわけだが世の中そんなに甘くない
程度が低い女はスカッとするだろうが
女の強さをこういう形でしか表現できないアメリカ人の知性の低さを痛感
絶体絶命のピンチも仲間の歌い手がまさかの「ウーヤーター」で切り抜ける
バットマン系のキャラらしからぬすごい能力
やっちゃうと失神するのでなかなか出さなかったのね
ご都合主義だがしかたがない
敵のボスが手下も含めクライマックスでマスクをつけるが意味不明
視野は狭くなるし顔を見せたくない理由もない
マスクをつけたらパワーアップするキャラでもないのに
ボスの最期は手榴弾で木っ端微塵になるし
センベエさんはギャグ漫画で良かった
あと女刑事のTシャツにプリントされた文字は完全にすべっていた
あれを観てアメリカ人は大笑いするのだろうか
あんなこといちいち訳さなくても良かった
ハリウッド映画のエンドクレジットはほとんどがつまらない
本来はそういうものだが
昔の映画にはエンドクレジットそのものがなかった
一般の観客のためにエンドクレジットがあるわけじゃないのはわかるが日本みたいに遊びがあっても良かろう