劇場公開日 2020年3月20日

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「ガイ・リッチー作品テイストなチームもの」ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY regencyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ガイ・リッチー作品テイストなチームもの

2020年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

マーゴット・ロビーのハーレイ・クインはすっかりハマり役になった感。といっても『アイ、トーニャ』で演じていたトーニャ・ハーディングともちょっとダブっているので、こういった役は天職なのかも。
ハーレイのナレーションによる、要所要所であらすじをフラッシュフォワード&バックする構成も『アイ、トーニャ』っぽかったし、もっと言えばガイ・リッチー作品みたいだな、という印象。そのせいか、正直目新しさはそれほど感じず。
アクションシーンは、『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督率いるスタントチームが担当しているだけあって、良く出来ている。細かいカット割りなどの小細工に頼らず、アクションシークエンスをなるべくワンショットで見せようとしているあたりも、好感が持てる。DC映画はアクション演出が軒並みイマイチなイメージがあったので、今後もこの流れを続けてほしいもの。
バース・オブ・プレイが、『スーサイド・スクワッド』よりもチーム感が感じられたのはご愛嬌(個人的には『スースク』は嫌いじゃないけど)。

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