ドクター・スリープのレビュー・感想・評価
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サイキック・ウォーズ映画として
キューブリック監督作「シャイニング」の続編だと知らんでも楽しめるし、最初の設定だけで、あんまり関係ないんじゃないの?と思いつつ観ていたら、終盤で名シーンが出てきて、あぁ!となります。
シャイニングを観たのは20年以上前なので記憶もおぼろげだし、原作も未読ですが、スリラー&サイキックものとして十分に楽しめました。映画シャイニングが大好きな方にとっては評価が分かれるかもしれませんが。
上映時間も後で知ったのですが、152分間という長丁場もまったく気にならなかったし、悪役を演じたレベッカ・ファーガソン(最近のミッション・インポッシブルに出演)が最高!
映画の日に
12月1日で、映画の日。
いつも平日なのに日曜だったから、昼間っから1000円のチャンス。
家族だといつも20時以降のレイトショーで1300円だったのが、去年からカミさんと2人で夫婦50割引が適用され1200円になって、ますます映画が身近になった。
それで、近所のイオンで40年後のシャイニングを観てきました。
当時子供だったわたしが前作を映画館で見たときの衝撃と、まったく関係ない内容の仕上がりになってて、それはそれで面白かったけど、オチが気に入らない。
仕方ないのもわかってるよ。
原作スティーブンキングはこっちの方がお墨付きなんだから。
だけど、おいらは原作どうでもよくて、監督だったキューブリックの大ファンだからなぁ。
でも、別物の映画と割り切って、1000円で大音響の迫力あるスクリーンで観れたのはよかった!
HELL☺
ジャック・ニコルソンがCGで蘇る!なんて噂もあったりしましたが、酒のジャック・ダニエル繋がりで、どうしてもジャック・ブラックに見えてしょうがなかった。そんなスティーヴン・キングとスタンリー・キューブリックの両者をも納得させた見事な脚本で完結を試みたマイク・フラナガン偉い!これならば『シャイニング』ファンも納得の出来と言えましょう。
今回は寝落ちしなかったはずですが、いつの間にドクターになったの?という疑問がずっと残ってしまいました。たしかにダニーはミニチュアの街で世話になったブルース・グリーンウッド医師が経営するホスピスで働いてはいたのですが、8年過ぎたときにいきなり医師になったのか・・・とも考えたのですが、TVや人形で「どったのセンセー?」でお馴染みの『ルーニー・テューンズ』のキャラであるバッグス・バニーが登場していたので、ここからDOCと呼ばれるようになったのだと推測できます(真相は知りません)。
ホスピスに関しては、先日観た『人生をしまう時間』(2019、日本)と被るところがあり、人生を終える患者の部屋へ猫が入っていくというエピソードがとても良かったです。誰も看取ることが出来ないなんて孤独死と同じ。死をも克服したダニーに知らせるなんてニクい演出でした。
どこまで原作に忠実なのかはさっぱりわかりませんが、黒板を通してアブラと交信するのも素敵です。一方、悪役の吸血鬼みたいな存在のレベッカ・ファーガソン演ずるローズが空を飛ぶ(意識が)シーンもファンタジーで良かった。頭の中に入った!などとわけのわからない頭対決なんてのもいい。
やっぱり生気を吸い長生きする集団の存在がいい味だしていました。不死ではなく長生きなんだよ!って、簡単に物理攻撃で死んでしまうし、肉体そのものは弱いのです。さらにホテルそのものが生命体だったとか、いろんな要素を詰め込みながら、懐かしさと怖さで脳内攻撃してくる作品でもありました。
個人的にはレベタンのローズやスネークバイト・アンディが好みでしたが、次回作『アブラが油まみれの大冒険』でお会いしましょう♪(あるわけない)
shine on
原作未読
シャイニングの続編なんで当然お化けだ映画を期待していったら、そういう話なのかよの意外性でとても楽しめました
ハロラン、ダニー、アブラの関係性、
シャイニング使いたち、
ダニーのトラウマ、
ジャックの影響によるアルコール依存、短気
そして何故オーバールックホテルに戻ることになるのか…
原作は長編なんで結構端折ったんじゃないかと思いますが、脚本がよくできていて感心しました
中年ダニーを演じるユアンマグレガーがとってもよかったですね。レベッカファーガソンはめちゃ老けたなあ…
某コメンテーターがシャイニング見てなくても楽しめる、と言ってもいましたが当然見ていたほうが面白いので未見の人はキューブリック版見てから行きましょう
here's Johnny!
別物として面白かった
面白かったけど
シャイニングと比較すると
普通のホラー?サスペンス?だった
効果的でないグロさなど
超能力系の海外ドラマっぽい
効果音はいい感じに効いてた
支離滅裂だけど
体験として質感として
まさに悪夢のようなものとして
刻み込んでくるような
映画感で際立つ怖さみたいな
この世のものでないあれはなかった
結局、際立っていたのは
シャイニングを
リサイクルした場面だった気がする
勝手に期待してしまった
今思えば、別物になるのは当然
面白かった
またシャイニング観たくなった
キングの原作とキューブリックの前作が見事に融合
221.映画版の前作とはジャンルが異なるが、原作からの流れは自然。フラナガン監督の旧作品を思わせるシーンもあり、彼の活躍が楽しみだ。残念なのは、全米での興行成績が最悪だったこと
トイレに先に行ってから鑑賞すべしっ(笑)
この長い時間をよく飽きさせずに作れたなぁ、というのが最初の思い。
前作の怖さを超えることは出来なかったけれど、作品としては良かったかと。
この作品は、前作を観ているとより楽しさが分かる作品だけど、知らなくても「何か過去に抱えている」事は分かるので、観ていない人にもある意味楽しめるのかなぁ。
まあ、話としては、アブラが居る時点で怖いものなし。最強(笑)。
怖がることなく、ドキドキもなく鑑賞しました。そこはホラー映画としてはマイナスなのかな。兎に角怖くない。やっぱり敵が強いほうがいいよなぁ、ホラーは。と思いました。
テンポとキレがいい作品の流れではないため、途中でトイレに行きたくなります(笑)
必ず行ってからの鑑賞をオススメしますよっ!
ゾンビ?
まあまあ、面白かったかな。皆さんのレビュー通りでしたなあ。前半眠たく。半ばから目が覚め始めた感じの面白さやったです。主人公?女子学童の上手さが引き立つ脚本。思わず自分もあんな能力があったりして?などと錯覚するくらい、黒人少女を皆さん、良く観てあげて🎵。
2019-100
以下、あてはまる方におすすめ。
①ク〇ちゃんが女の子にフラれた時の顔が、『シャイニング』のジャック・ニコルソンだと思ってた。
②どんな映画でもスターウォーズとX-MENを感じたい。
③やっぱりユアンはオビワンでいてほしい。ついでにヒゲありオビワンより、ヒゲなしオビワン長めでお願いします。
④んでアナキンと一緒に頑張ってほしい。
⑤シャイニングと共にあらんことを。
⑥ここ最近のスターウォーズには🤔だけど、EP:8のルークのアレはほっほぅ!だった(これネタバレ?)。
⑦頭の中がセレブロで、目は能力使う時のストーム、能力はジーンのミュータントを見たいと思っていた。
⑧最近のレベたんの変人キャラにはもう慣れっこだし、むしろ欲している。
⑨この映画の尺について無知でコーラがぶ飲みし、終了後トイレに駆け込んだら、そのトイレが線対称で、ますだおかだの岡田さん状態になりたい(ワォ!)。
⑩ばあちゃんのフルヌードがたまに見たくなる(え?)
ちなみに⑩にあてはまる方(言わなくて結構です)は、『ヴィジット』の床下ばあちゃんが最高です。
『シャイニング』は大学の心理学の授業で観たくらいの記憶ですので、直前にネタバレブログで内容を一気読み。
これ効きます。もちろん観たほうがいいのですが、最低限知識あったほうが楽しめる。
あとのことはもう上記十か条の通りですので、、、素直に言えば書くことなくなりました。
あ、"Well, well"は、アンジー姐さんのマレフィセントの特権かと思ってましたが、レベたんもなかなかですな!
今年も100本見れました。
来年も見れますように!
原作は旧新作読んでないけど、サイキックエンタメを映画であり芸術作品...
原作は旧新作読んでないけど、サイキックエンタメを映画であり芸術作品としたキューブリックはやはり天才。更にこのような傑作エンタメ小説を書いたキングも素晴らしいし、キューブリックとキングの両者に配慮しつつ質の高い映画に仕上げたフラナガン監督もいい仕事。良質なエンタメ。とても楽しめた。
過去との対峙!
シャイニングは鑑賞済みです。
感想
実はこの秋一番楽しみだったあの!『シャイニング』のまさかの続編。
その内容は予想していたものとは少し違っていました。まさかの超能力バトルもので驚きましたが、この物語の根底にあるものはダニーの例の事件との決別です。そのメインテーマは今作のヒロインとなるアブラとの出会いで遂に決着を遂げます。その締め方こそ、ずばり『ドクタースリープ』でした。
また、今作は前作のオマージュが多々出てきてその点で満足できました。特に音楽はずっとなので終始恐怖を煽らせます。ですので、前作を見ていない人は是非観ておくことをお勧めします。
総評
キューブリックの要素を保ちつつキングの要素を強めた満足行く傑作。前作ありきの作品なので観る人は前作を観ること必須。所々曖昧な要素があったのでそこはパンフレットで確認してみます。そして、懐かしさと新しさの両方を楽しめる美味しい作品でした。
野球少年を追悼す。痛くしないでと言うてるやろ!
シャイニング世代としては観ないわけにはいかないのだが、大丈夫か?という不安もあった。が、続編として見事に面白かったのである。キューブリックの「シャイニング」は原作者のスティーヴン・キングから酷評されたことで知られているが狂ったジャック・ニコルソンが最高だったので当時の私には原作は別にどうでも良かった。そして本作は「シャイニング」へのアンサームービーとして40年の時を経てキングとキューブリックを見事に融合し和解させ得たのではないだろうか。幾つかのシーンがオマージュとして挿入されたまらないのだが、斧がドアを破り裂くシーンはやはり秀逸。しかし、大人になったダニーを演じるのは又してもユアン・マクレガー(大人になったクリストファー・ロビン)なんだなこれが。敵役のレベッカ・ファーガソンが良い。若いエミリー・アリン・リンドも。野球少年の死がただただ悲しい。
続編ではあるが二番煎じになる事なく、それでいて世界観が統一されてい...
続編ではあるが二番煎じになる事なく、それでいて世界観が統一されている。恐怖心という意味ではちょっと物足りないが前作の象徴的なシーンも数多く使われているので十分楽しめた。
まさかのバトルもの。しかししっかりシャイニングの続編をしている。
キングがキューブリック版のシャイニングを嫌っていたのはもはや映画ファンでなくても知っているだろう。ホラーをあつかった雑誌でキングがでれば100%出てくる話であるし、ホラー小説でのうんちくの定番として登場する。さらに言えば最近映画化されたなんでもありのエンタメ映画「レディプレイヤーワン」で重要な要素として登場する。
そんなシャイニングの続編が作られ、更にキングが太鼓判を押したというのだから冗談かと疑うしかない。もしくはキングが歳を取って丸くなったのかと思うだろう。
しかし実際に内容を見てみて驚いた。これはちゃんとしたキューブリック版のシャイニングの正統な続編として機能している。キングが描いたシャイニングと、キューブリックが表現したシャイニングが見事に融合している。
しかし内容が超能力バトルに終始しており、違和感がなかっと言えば嘘になる。全体としては満足だが、熱烈なファンを納得させられるかは議論が必要かもしれない。
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