「恐怖再び」ドクター・スリープ 茉恭(まゆき)さんの映画レビュー(感想・評価)
恐怖再び
あのホテルは私たちにとってもトラウマでしかない!
かつて、天才・キューブリックがCGなしで表現した世界を、
今度は現代の技術を駆使して表現するわけで、
だからといってバリバリにCGやVFXを使ったのでは、味がなくなってしまうという、本当に難しい微妙なところを、よく表現したと思いました。
お父さんがジャックニコルソンではないところや、
あの少女たちも当時と違うところは、もうこちらが暖かい目で見なくてはならないところですが、
原作のスティーブン・キングが前作のできを「くそったれ」と言ったのに対し、
今回はなんと言ったのでしょうねwww
ただ、「恐怖」というテーマでは、
どうもいまいち迫力不足が否めず、
あのバスルームの女とかも、もう観客は全然怖くなくて、
どうしたもんかと。
ラスボスのローズももっと派手にいけなかったのとかと思ったりも。
ただ、シャイニングの大ファンは多く、
私はキューブリックが原作を大いに無視した映画のシャイニングが好きなので、
そう思っただけかもしれない。
にしても、もう1回観たい作品であることは確か。
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