劇場公開日 2020年2月28日

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「囚人マイヤーズを演じた無名演者は助演男優賞だ!」黒い司法 0%からの奇跡 YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5囚人マイヤーズを演じた無名演者は助演男優賞だ!

2020年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ほぼ100%真実を映画にしたもので、演者も実在人物と似ていて、とてもリアルな映画だ。
撮影・演出・脚本すべて問題なく創られており、とても観やすかった。
脚本的には最後をもっと盛り上げてもよかったと思うが、簡潔にまとめた事で
本映画が「エンターテイメント映画ではなく、社会派映画である」という印象を与えたかったのであろう。
しかしこの映画は黒人問題を訴えている映画ではなく、冤罪事件をあつかった裁判映画である。

裁判映画なのに、製作者は差別問題に論点をすり替えた点は悪質だ。

映画の序盤では白人警官・検事たちの悪道ぶりを散々見せて
映画を鑑賞している者に”南部の悪状況”を刷り込み、
鑑賞者からの同情心と共感を得た上で、凶悪犯たちを偏った方向から見せているが
しょせん殺人者用刑務所に収監されている者はみなクズであり、同情の余地はない。
まして劇中に出てくる爆弾犯に至っては「心が病んでるから、たまたま殺人を起こしてしまった」のであって、「悪いのは社会環境である」というのは
罪人に対して、偏った擁護である。 死んだ子供も浮かばれない。
それがアメリカと日本の違いとは思えない。

映画の様に南部が非常に暮らしにくい場所なら、僕なら他の場所に移住します。

YAS!