ジョーカーのレビュー・感想・評価
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まさに『ジョーカー』!
初R15作品劇場鑑賞でした。
そういったこともありドキドキしながら見た結果ですが、よかったです!
ジョーカーらしい話の展開、優しい人間が彼なりの正義に目覚めていく過程。素晴らしいかったです。
特に主演のホアキンさんの演技はもう鳥肌ものです。ずっと釘付けでした。
この不安定な世の中がジョーカーを生み出した⁈そんな感じの話で一鑑賞者として納得の物語でした。
字幕が苦手で普段見ないので、全てを見切れていない感じなのでもう一度DVDで見たいと思います。
とにかく辛い展開が続きます。覚悟してください!
総評
ダークナイトのイメージとは違った悲しさに溢れた人間味のあるジョーカーになっていた。見る価値ありです。ただとても重たい作品なので見るには覚悟が必要かもしれません。、
鳥肌が立った!傑作だ!
凄い映画を観た、というのが率直な感想
同じくこの週末に公開されたアメリカでは、映画に影響を受けることを懸念して、映画館の周りの警備などを強化したり、上映を見送った地域もあると聞くこの作品。
バットマンでは悪役として登場するジョーカーを、心のどこかで受け入れてしまうような感覚を受ける。それはきっと、実在の現代社会の闇が投影されているようにも思えるからかもしれない。
とにかくホアキンフェニックスの演技が本当に素晴らしい。アーサーの周囲から気味悪がられる雰囲気を見事に具現化しているのに、どこか観客を味方につけてしまう孤独で繊細な心の持ち主を演じきっている。
そして、どこか陰鬱とした雰囲気を持ち続けるアーサーが、狂気を持つ悪のジョーカーとして歩み始める時、急に不気味なスマートさを醸し出す。その変貌ぶり。
アメコミ、という枠には決しておさまらない。
今年必ず見なくてはいけない1本という言葉に思わず納得する。
ただただ悲しい・・・
バットマンの悪役“ジョーカー”誕生の物語。
いやぁ、悲しい話です。元ネタのDCの方で、どの様に描かれているのか知らないので、そう言う観点ではなんともコメントできないんですが、ただ一所懸命に生きようとしていただけなのに、それが悪い方に悪い方に転がってしまって・・・。いやぁ、悲しい。
と言うのが、日本人の大方の感じ方だと思うんですが、アメリカでは、軍や警察が警戒態勢に入らなければならないほど警戒されていると言う。まぁ、アメリカ人が、どういう風に考えるのかは、何となくわかりますが、それは悲しすぎるよね。マッチョな脳みそ筋肉な連中の考えることは判らんな。
作品の出来は良いです!
第79回ベネチア国際映画祭では金獅子賞を受賞した様ですが、アカデミー賞では、どうかなぁ・・・。保守的と言われるアカデミー会員に、これが、どう届くかですね。
映画としての点数は高いけれど…
エンターテイメントでよかった。。
オシャレな映画
負のオーラがすごい
救いがなさ過ぎる…
ジョーカー観てきたよ。
ホアキンジョーカーはヒースレジャーとは違うけど、匹敵するレベルのキャラクターだった。もうホアキンの超絶演技を観るだけで100点の映画。観る価値ありです!
詠春拳をやったら強そうな柔らかい肩に目を奪われた。
どのシーンにも胸を抉られ終始泣きそうだった…この遣る瀬無い感、エクソシストに似てると思っていたらモロにエクソシストそっくりな階段出てくるし、とにかく今思い出しても泣けてくる。ここまで言ったら傑作に間違いないんだけど…
言いたい事もある。
ジョーカーがある殺しを行う。それによって人々がああなるのは少し雑で飛躍してるなーと感じた。あそこだけの話が何でそこまで広がるの?って、ホアキンの演技力でそこは気にならないくらいゴリ押しでくるけど、やっぱりおかしい。
これは今の世界情勢のメタファーというか、そのまんまだと思うけど、こういうのはちょっとどうなんだ?と思う。
感情に流され易い人間には悪影響のある映画だと思った。
正にエクソシスト、悪への導き。
生きてれば嫌な事は沢山あるけど、それを人のせいにするのを肯定してしまうのはちょっとね…
テーマ的には魂のゆくえ先に観てたからってのはあるけど、被る部分があるね。タクシードライバー繋がり。
☆5でも良いと思いますが、教育上悪影響のある映画だと思うのでマイナス1。
高評価は納得だがエンタメ的な面白さではない
ジョーカーに歓喜するピエロ達
間違いない傑作
ジョーカー (2019)R15+
間違いなく傑作。
名優ホアキン・フェニックスが画面にいると釘付けで目が離せない。
一つ一つの仕草が感情移入して見てしまうほど素晴らしい。
人を楽しませる事を生きがいにする心優しいアーサーが徐々に悪に変貌していく様は見事です。
人生に挫折、屈折した経験がある人はアーサーに感情移入してしまうと殺人も応援したくなる気持ちになっていきます。
アメリカでは社会現象になる危険な作品として警察、米陸軍が警戒態勢強化しての公開らしいです。
ともかくこの作品は必見です。
音楽、映像、演技、ストーリー、全てが満点。
ブルース・ウェインが未来のバットマンとなるのは知っておいてから見てください。
バットマンの怪物ジョーカーのような知能犯なのかは気になりますが、映画としては今年のベストと言える傑作です。
早めに覧ください。
スゴイ
人の悪意をみた気がしてゾッとした。
安定しない社会の現状や言い様のない不安。ただそれだけでは人はもちろん殺人は犯さないだろうと思う。
だけどそこに身近な人に裏切られた感情を抱いたり、ひどい暴力や罵倒を受けたりしたらどうだろう。それでも良心は保てるだろうか。
おそらくグレたり、自分以外の弱い人間を探したりしてしまわないか。そんなことを考えていたら、人ごとに思えなくなった。
もちろん最後までジョーカーにはまったく感情移入できなかったが、今日本や世界で起きている残虐な行為は少しずつみんなが関わっているのではないか、だとしたらちょっとずつみんなが思いやりの気持ちを持てたらジョーカーは生まれないのではないか。とか思った。
人間の善意と悪意のあり方について考えさせられた作品。
現代社会の闇にきわどく切り込んだヴィラン映画
閉塞的な空気に、先の見えない社会不安。国民同士の憎み合いに、貧富の差からくる憎悪。そして孤立して這い上がれない孤独な人々に、それを食い物にする社会悪。政治は福祉を蔑ろにし、それに頼らねばいけない人々は見捨てられたと絶望すらする。
現在のアメリカに限らず、様々な国でこれらの事が渦巻き、そして問題視されている。フィクションではなく、それらは現実として存在し、少なからず日本にもその兆候が表れている。
病気の母の看病に、いつクビになるかもわからないような日雇いの仕事。世間の白い目に耐えながら自身も薬に頼り、誰からも認められなくて存在価値を見いだせない。それだけを聞いて、「そんな奴はフィクションの映画の中にしかいない」だなんて誰が言えるだろうか? そんな人間は世界中にいる。それが現実で、それが社会の歪みなのだ。
今作のジョーカーは、それらの歪みを一身に受け、そして狂気という形で発露する象徴として描かれているように思う。
「ダークナイト」のジョーカーが狂気により社会を混乱に陥れる存在だったのとは、まるきり逆のキャラクター性を持っていると言っていいかもしれない。人物像がはっきりとしない不気味な存在だったジョーカーを、逆にこれでもかと言いたくなるほどに理不尽に、同情するのも嫌になるほどに人間的に描き、最終的に理解不能のヴィランとして再誕させる。この作業のなんと怖ろしい事か。
バットマンの基本ストーリーにも大きく外れていないシナリオ展開にも驚いた。描かれているのはゴッサムなのに、そこは見たことのある現実で、だがキャラクターものとして破綻していない。
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