ジョーカーのレビュー・感想・評価
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JOKER
恥ずかしながらバッドマンは未見で観に行ってきました。でもLEGOバッドマンは観たことあるという謎。 話的には、バッドマン未見でも、楽しめると思うしDC映画好きな人ならより楽しめると思う。最初はただの不運な男の半生を描いている映画の印象がありました。 ただ後半戦から一転、なにこれ!?めちゃくちゃやべーやつじゃん。ってなりました。 あと、後半戦は「パージ」がチラつきました。 この映画の恐ろしい、よく出来てたなと思う所は実際に事件が起こりそうなとこ。 貧困、差別、障がい、誰しもが抱えるかもしれない問題をとりあげているのがすごいと思いました。人の半生を描く映画は結構観たことがあるけど、ここまではっきり悪人になるまでの経緯を書いてあるのは珍しいと思う。 JOKERがいるだけで圧倒的存在感があった。 体ガリガリで骨見えそうなのになんとも言えない美しさ。 JOKERが誕生するまでの半生が全て描かれてる映画でした。あと、ピエロメイクが狂気を増幅させてていい味出てた。
想像通り
バッドマンはテレビでやってるのを見ただけの初心者です。 バッドマンや予告編でなんとなく暗い過去があるのは予測できたし、皆さんのレビューで特にどんでん返し等がある訳でもないということは分かっていたので、まぁ想像通り…といった感じでした。 役者の演技は確かに素晴らしかったですが、私はクワイエットプレイスの役者の方がインパクトが大きかったです。
誰も突っ込まないから書くけど
一番気になってる事を誰も突っ込んでないので書きますが キャラの過去とか設定作り直してドキュメントテイストにしちゃうのって有りなの(笑)? 例えばこの映画のタイトルが 『ジャイアン』でもOKてことなのか・・。 体が弱く 友達もいないゴウダタケシは イジメられっこで 精神的障害も持っていた 人生のどん底の中、歌だけが救いだったが その歌も下手過ぎて更なるイジメにあい 家族で経営していた絵画教室は悪漢の嫌がらせにより放火され弟は死亡。 とうとう狂ったタケシは体を鍛え上げ 逆に暴力で周りを支配しはじめ 強制参加の恐怖のコンサートを開こうと暗躍しだした。 ↑これを見て 『うーん、ジャイアンを苛めていた近隣の子供が悪いよねー』 『でも、弟を殺されたのはジャイアンにも落ち度があるよ!』と真面目に論議するのすら馬鹿らしい気がする。 要は 既に確立されたイメージのあるキャラクターの生い立ちやエピソードをいじくる手法は 同人サークルがやってるような 転用と盗用のスピンオフ作品と同じで オリジナルが存在するからこそ量産出来たインスタント名作でしかない。 そういう同人作品が悪とは思わないが 製作者サイドが作るのなら良い 内容が良ければ良い という話ではなく 手法として迎合 称賛するものではないと感じる。
うーん、そんなに良いかな…?
予備知識は一般人(?)程度で見に行きました。 ジョーカー=バットマンの悪役、悪のカリスマ的かっこよさ、犯罪都市ゴッサムシティの王(的な?知らんけど) ってことくらいが頭の隅にあった。 そんでバットマンがすこし古めのアメコミってことも。(つまり舞台を現代にされてる訳ではないんだろうなって考えてた) そんなくらいの頭で見終わったら、疑問がたくさん出てきた。 これバットマンのジョーカーである意味ある?まずここはどこ?いわゆるゴッサムシティ?そんで時代はいつ?バットマン(ブルース)が子供で、白黒テレビの感じからして1950、60年代とかって感じ?そんな時代に冒頭のメンタルセラピーみたいなカウンセリングあったの?少なくとも日本はそれくらいの時代は精神衛生法なんてものもあったんだけど、アメリカは違うんかな、いやあそんなに違わないと思うけどなあ、『ビューティフルマインド』みたいなイメージあるし。とにかく、あのメンタルセラピーはなに?まじで時代設定はいつごろなの?まあフィクションだしそこらへんは曖昧なんだろうけど…。現代風にしても良くない?SNSに晒されるイタいコメディアンみたいな、それで「まったく新しいジョーカー」みたいなのならわかるけど…。 設定の疑問が浮かび続けて、ストーリーをしっかりと楽しむことができなかった。 そういう細かい設定なんて気にしやがって、この映画の本質はそこじゃねえよ…みたいに思われるかもしれないけど、それが頭に引っかかってからは、全部破綻した「作り物」にしか見れなくて。ホアキンフェニックスの素晴らしい演技、狂気じみた笑い声も、家でDVDで見た『時計仕掛けのオレンジ』のマルコムマクダウェルの声に聞こえてくる。すなわち作り物。まあ映画なんて常に作り物だけどさ。 『joker』を見てる自分を頭の上から見てるみたいな。 没頭することによって映画を見つつ傷つくし何かを得ると思う(勝手な自分の考え)けど、没頭できなかった。 これを見て痛みとか苦しみとか、それから解放されるための身勝手さとそのための暴力とか、なんとなく理解できそうだけど、もっと違う方法があると思う。ジョーカーじゃなくても、ゴッサムシティじゃなくても。 見てる間ずっとこれから面白くなるんだろうなあって思ってた。そんでその高揚感のまま終わった。 ていうか『キングオブコメディ』と『タクシードライバー』見ないと面白みを理解できないとしたら1つの作品としてはダメでしょ というかこれが金獅子賞か…… 思いついたことをだらだら書いた
人を選ぶと思う
全体的に暗く殺伐とした内容です 今の不況かつ貧富の差が広がる日本人にも共感する所があり、反社会的な精神が強い人にはあまりオススメしたくは無いですが楽しめると思います ジョーカーが度々みせる笑いや狂気に対するシーンは世間のハレを忌避する世界を感じさせ ホアキンがみせる悲壮感のある笑いは歴代ジョーカーとは異色で魅力的だ
人生は喜劇だ
悲劇を喜劇に変える格好良さ。 フォアキンフェニックス。可愛く愛嬌のある道化の姿、ただただ愛を渇望する無垢な子供の様な表情。ジョーカーとなった姿のキマった格好良さ。 何か分からないけどゾクゾクする格好良さ。 悪のカリスマと呼ばれる所以が判ります。 チープに言うと、イジメられっ子の復讐劇。 社会から虐げられ続けた怒りの、暴力的欲望。 その化身がジョーカー。 笑えなくても笑うんだな。 生きていく為に。 それもまた、力強い人の姿だなと。 自殺するか、ジョーカーとなるか。 己の人生を悲劇と幕を下ろすか、イかれた喜劇に変えるか。 イジメ相談室でおススメ映画として紹介するべき映画。 人は格好良く生まれ変われる。 ファーストカットからラストカットまで、印象的で素晴らしい。 スラップスティックコメディの様なラストカット、 アーサーは単に狂った殺人者では無く、彼が憧れたコメディアンその者だった。
ピエロは笑いながら泣く。
とにかくホアキン・フェニックスの怪演が圧倒的で、惹き込まれる。 ヒースレジャーのジョーカーとはまた別のベクトルで...とにかく悲しいジョーカー。妄想虚構入り混じるが、そこには痛みや人間臭さがあって あの狂気のカリスマのようなジョーカーになるまでに、さらに畝りがあるのだろう。 痛々しさと救いのない世界観に 観た後は、暗さをひきずります。
ピエロは笑いながら泣く。
とにかくホアキン・フェニックスの怪演が圧倒的で、惹き込まれる。 ヒースレジャーのジョーカーとはまた別のベクトルで...とにかく悲しいジョーカー。妄想虚構入り混じるが、そこには痛みや人間臭さがあって あの狂気のカリスマのようなジョーカーになるまでに、さらに畝りがあるのだろう。 痛々しさと救いのない世界観に 観た後は、暗さをひきずります。
実にほのぼのしない、よどんだ、暗くて悲しい色の映画。
悲しい過去のある売れないコメディアンが精神異常者で殺人鬼になる話。主人公がバットマンのライバルだから見れたのかもしれない。なんだけど、それを映像と演技で見事に描写し、暗くて辛くて悲しい色の映画になった。いい意味で言うのだけど、実にほのぼのしない、よどんだ世界観を感じた。
スゲーッ 完璧じゃないか
タクシードライバーの影響の影響を受けてるてのは知っていました タクシードライバーがスゴイのは説明なしで魅せたところ だと思っています だいたいが説明しようとすると退屈で辛気臭い映画になる コレ 完璧に説明しきってます なので 感動したとか 良かったとか 好みだったとか そんなことより作りの完璧さに驚きます まるで隅々まで定規で測って作った感じ 最近は妙にツジツマ合わされるより 作りが少々粗くても ハラハラドキドキさせくれれば大満足だったし 今の風潮もコッチ系だったので 意表をつかれて少々ショックです 星5ッは このショック評価です なお 竹中直人の 笑いながら怒るオジサン の影響を受けているかどうかは知りません
デート
ムービーでは無い。劇場内は当たり前だけど多数のカップル達。私の隣席にも大学生らしきカップルがいました。終了後、女の子が「何か難しいし、グロいし。」と若干引いた感じで感想を呟いてたのが面白かった。
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