ジョーカーのレビュー・感想・評価
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名作。最後なければ。
俺にとっては完璧な映画。最後なければ。
カッコいいし素晴らしい。最後なければ。
「最後なければ」は、関係無しに3.5。完璧だけど。
ホアキンまじまじ見たのはじめてだけどリバーに全く似てないから血のつながりは微妙とみた。
彼の人生は悲劇か、はたまた喜劇か
そこに救いはないのか
魅力ってのはこう言うことをいうのさ、、、
たぶん誰もが知っているヴィラン。ジョーカー。
初登場は今からおよそ80年前(wiki調べ)マジ?w
それなのにこんなにも洗練されていて人々を引き付けるのはなぜなのか?
初めてジョーカーを観たのは小学校の頃に上映された(年齢がバレるw)「バットマン」を見た時に全身タイツの様な男(バットマン)と真っ白な顔の男(ジョーカー)が闘うという内容をみて「ふーん」程度の感想であった。特にバットマンはダサいし、ジョーカーもヤバいダサさを子供ながらに感じていたし、ストーリーも追いかけている様で理解していなかった模様w
しかしサントラはカッコよくずっと聞いていた模様w(バットマーン♪)
なので「バットマン・ビギンズ」はスルーw
しかし何を思ったのか「ダークナイト」のパッケージのカッコよさに劇場へ。
たぶん史上最高のジョーカー(ヒース・レジャー)を目の当たりに、、、。
「昔見た白塗りのぼってりしたおっさんとえらい違いやw」
シーンから滲み出る悪のカリスマ性がとにかくカッコよく、夢中になった。
今作の評価とはズレているかもしれないが、ジョーカーのそんな魅力がホアキンにもしっかりと息づいており、ワンシーン事にジョーカーに近づいていた。
原作とは(原作も設定があっちにいったり、こっちに行ったりしているらしいですが)設定が大きく違い、かなり母親想いであったり、色々と哀しいないようがあり徐々にダークサイドに堕ちてしまった様なニュアンスが感じられ、その点では違和感(ジョーカーは根幹にはとんでもない悪が潜んでいるイメージ)がある。
とはいえ、ホアキンの役作りには驚きを隠せず、裸のシーンではかなりの減量にちょっとびっくりした、また笑うシーンでは最初は気になっていたが、次第にそれさえもスムーズに受け入れている自分がいた。
大きな出来事が起きたりする事はないが、いかにして世界中の人を惹きつけて止まないヴィランが誕生したのか?
またあなたはこれを見て何を感じるのか?自分は少し泣きそうになったw
今までこのジョーカーという役に多くの俳優が命を削ってきたが、今回もその演技に震えると思う。もはや演技ではないとも思う。
まだまだこの魅力的なヴィランは多くの人を魅了していくと思うが、出会った時から以上に長い間付き合っていく事になるだろう。
全くおすすめしません
この作品を一生忘れることはないだろう。 DCコミックの悪役の誕生秘...
この作品を一生忘れることはないだろう。
DCコミックの悪役の誕生秘話にしては余りある内容だ。
未だかつてこんな感情を抱いたことがあっただろうか。
悲惨で恐ろしい映画はごまんとあるが、この作品は全然種類が違う。
ゴッサムシティ、ホワイトフェイス、ジョーカーの不気味でセクシーなダンスとときどき垣間見える彼の上品な所作、そしてどうしようもない絶望。
それらがスタイリッシュな映像で映し出されるとともに、途中何度かフランク シナトラの“That's life”が流れるが、希望とユーモアを感じられるそのメロディに余計に心がかき乱される。
恐怖と悲嘆にくれて目に涙を溜めながら無理矢理笑ってみるような感じ、とでも言えば少しは説明がつくのではないか。
もしかしたら、それが「道化」の正体なのか。
それからもうひとつ、孤独と貧困がもとになっているであろう犯罪は私たちの社会でも現実に起きている。
これはけっして対岸の火事ではないということも深く心に留めておかなければ。
最後に、主役のホアキン フェニックス、監督のトッド フィリップスには最高の賛辞を贈りたい。
十代の私にはまだ早すぎたかも
アーサーという一人の男の物語でありながらも蓋を開ければは波瀾万丈。
劇中では終始報われない人間ではあるものの英雄と称えられるまでのプロセスが過激すぎるかもしれないがリアリティに溢れている。
理不尽や病気、自らのミスで自分を追い込んでしまい、社会から除け者にされるアーサー。終盤にかかる辺り、悲劇と喜劇が入れ替わるのが自然と伝わってくる
ジョーカーは社会的地位の低い人々の不満がアーサーのメイクとなり、富裕層へ立ち向かうために創り上げられた純粋と邪悪の入り交じった化身。バラエティーに出演した際も、ジョーカーは「俺を(貧困層の代表として)馬鹿にするために呼んだのか!報いを知れ!」と言っていたが、裏を返せば人々の社会への不満を代弁していたのかもしれない
アーサーは殺人を犯したものの、それは単に「殺人」ではなく、「自分を守るための行為」であるのではないか
表面では悪事だが、内面は正しき行為であり、ジョーカーの言う通り、主観で決めつけるのは人間の悪い癖である
マスメディアがそれに該当するだろう
貧しさが主人公であれば豊かさは敵である。人々がアーサーを褒め称えるのも無理はない
人生経験が豊富でない私は映画の趣旨は理解できたがアーサーにあまり同情できなかった。これは人生経験がものを言うのかもしれない
ダンシングピエロ
ジョーカーを作るのは社会の闇
残ります
「ブチ上がった」
今年120本目。
笑い方が秀逸。ホアキン・フェニックスよくあんな演技出来るなと驚きです。「スタンド・バイ・ミー」のリバー・フェニックスの弟。兄弟で凄い。
リバーは1993年に23才の若さで亡くなりましたが薬物過剰摂取で、酒もタバコも肉も食べないヴィーガンがなぜ? 毒親の理想に巻き込まれたおかげで、と後はネットですぐに調べられます。
脱線しましたが、ホアキンはオスカー確実視されてますね。それだけの演技だったと思います。
演技と共に音楽が良かった。派手な音は少なく、重厚な音楽がアーサーが悪に染まって行く演技に非常にマッチしていました。
「ターミネーター」も素晴らしかったんですが、こちらは全く別のジャンルで突出した作品でした。ジャンルで言うと心理ドラマですね。
この作品見ると、映画はやめられないと感じました。
虚無
守るものがあるということ
社会生活を営む人間は、守るものがあることで常にルールに縛られていということを意識させられる映画。
強い者とは守るものが多い者である。
ルールを守ることによって人はその持ち物は守られている。
それに対して弱い者がとりうる抵抗、自分の存在を主張する手段とはノーガード戦法、ルールを無視した戦い(テロ)である。
人は、特に映画館に足を運べるような層は、守るものがあることの幸せさを知っていて、身近に壊されたくないものがある。そして、守るものがない人に対して同情できる。感情移入できる。
一方で、自らが抑圧されている存在として、憤りもあるし開放されることへの憧れもある。
ゆえに、JOKERに対して相反した感情を持たされる。
強すぎてとてもストレスのかかる映画であったが、観る価値のある映画であった。
なるほど
不幸の連鎖が招く悲劇
周りに凄く良かったと言われるほど足が遠のいていた作品。
信じていた者に次々と裏切られていく姿が切ない。たぶん裏切られていくだけでは、ジョーカーに成り得なかったのかなと。
彼が抱える不満と彼以外の人が社会に対して抱える不満がマッチし、彼が暴動の象徴に祭りあげられたことで、ジョーカーが誕生したと思いました。
ただし、ジョーカー自身は社会に異を唱えるとかには興味なくて、あくまで自身の不満が中心になっているのが、僕たちの知る一匹狼のジョーカーの姿を上手く表しているなと感じます。
ただ、この作品は、ジョーカーがどうなるのかというオチを知っているからこそ、その過程を楽しめる作品で、ジョーカーを知らない人が観たら少し長く感じる部分もあるかもしれません。
是非劇場で確認してみてください❗️
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