劇場公開日 2019年10月4日

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ジョーカーのレビュー・感想・評価

全1162件中、381~400件目を表示

4.5悲劇が生んだダークヒーロー

2019年11月22日
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社会から疎外され、孤独と絶望で生み出されたダークヒーローにここまで同情と羨望を抱くとは思わなかった。
何より、ホアキンフェニックスの名演技があってこそですね。「タクシードライバー」のロバートデニーロのように、中盤から後半に掛けて、闇の部分に徐々に落ちていく感じが、個人的にたまらないです。
「ダークナイト」のヒースレジャーと比較されがちだけど、この映画ありきで観返すと、人間の本質を試す行為や死を恐れない行動はこういう過去があったからこそかと、また違った視点で考えられて面白い。

日本版ジョーカーを作るなら、山田孝之か窪塚洋介で観てみたい!

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カイザーソゼ

5.0ユーモアの綱渡り

2019年11月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

「人を笑わせるのは、人を怒らせるのよりも難しい」と祖母が言っていたのを思い出した。本来は誰か笑わせるためのユーモアも失意や悲しみの中では凶器にもなり得る。ユーモアとはそれだけに儚く、脆いものなのだ。そして、本作の主人公アーサーのユーモアは喜劇と悲劇の間を綱渡りする。これが“ジョーカー"というキャラクターが道化師である所以なのかと頷いてしまう。

本作の見事な点は誰しも悪に染まってしまう怖さを描いた点ではない。誰しも悪にならされてしまうかもしれない、というところに本作の面白さがある。喜劇に転げ落ちるのか、はたまた悲劇に転落するのか?善人が悪に堕ちるという作品はこれまでにも数多あったが、アーサーは悲劇という階段を転がり落ちるどころか、むしろ上り詰めていくことで喜劇にして見せている。悲劇と喜劇は表裏一体であり、どちらの方向から見るかによって、見え方が異なってしまう。それは時に善悪にも当てはまる。たとえ合法的な行為であっても、たとえ反社会的な行為であっても、単純にその善悪を決めきれないこともある。

言うまでもなく、本作はバットマンの宿敵“ジョーカー”の誕生までを描いた作品であるが、それと同時に我々が知るあの“ゴッサムシティ”誕生までを描いた作品と言っても良い。一人の人物の登場によって、あるいは一つの出来事によって、世論は、メディアは、そして社会はいとも容易く変化する。そして、この恐さ、この愚かしさ、このバカバカしさの根源は一体何なのだろうか?と観客に問いかける。

コミカルに見せるラストシーンを笑って済ますか、不謹慎と見做すか、あるいは憤りを感じるかは観る者によって違ってくるだろう。だが、そのいずれかの感情を抱いたとすれば、それはジョーカーの術中にすっかり嵌ってしまったということであろう。

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Ao-aO

3.0常人には理解不能。

2019年11月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

久々に観ました、引き込まれるけど全く共感も感情移入もできない映画。
アメリカ社会の闇を主役が素晴らしく演じている。

鬱屈し過ぎていて、途中から頭痛がしました。
ホンマの映画好きな方には唸らせるくらいの内容というのは伝わってくるのですが、エンターテイメントと捉える自分には苦しみが勝りました。

こんなん子供に見せれるわけないわ!
テロリスト養成映画やね。

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風になりたいパパ

4.0バットマンのスピンオフと思って、観に行くと痛い目に遭う。

2019年11月20日
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物語は確かにバットマンの宿敵、ジョーカーの誕生秘話ではあるのだが、どちらかと言うと社会の負け組が如何にして、悪の権化へと変貌を遂げる見方が正しい。まず最初に目を惹いたのが、「タクシードライバー」「狼よさらば」「地獄の黙示録」「カッコーの巣の上で」など、様々な映画のオマージュにはニヤリとさせられた。特に、ロバート・デ・ニーロが司会を務めるトークショーは、まんま「キングオブコメディ」。ホワキン·フェニックス演じるアーサは、そのトークショーに出演するのを夢見るコメディアン役で、立場が逆転したのも興味深い。
さらに注目するならば、格差社会が引き起こす悲劇。ここでは上流階級が悪役扱いされ、あのブルース·ウェインの父親でさえ、アーサーに暴力を振るう。ジョーカーを崇拝し、ゴッサムシティに暴動が起こるのを見て、今の香港を彷彿したくなるが、この作品を現代社会の暗喩ではないかと思うのは、深読みのしすぎだろうか。

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モトイ

5.02回鑑賞!!!

2019年11月18日
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映像!音響!音楽!脚本!演技!エンドロールまで、全てが最高でした!2回目も面白かった!電車で人を撃つ所!自分があの状況に置かれ銃があったなら恐怖で身を守る為に撃ってしまうのでは、、、
負の連鎖は確実にあるし、自分自身も道を踏み外す事があるのでは無いかと、不安にさせられた!ラスト!口を裂くシーンは、体が震えた!名作です!

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ぴん

4.0バッドマンが観たくなった

2019年11月18日
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鑑賞方法:映画館

マッドマン系の映画は好きではないので、観なかったのですが、ジョーカーを観たことにより、バッドマンを観たくなりました。
ホアキン・フェニックス扮するアーサーがジョーカーに、いかにして変貌していくかは、他人事ではなく、人ならだれもが身近に感じることがあるかもしれません。

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MiMa

4.0おまけ映像無し

2019年11月17日
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ハラハラドキドキしながら観ました

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しんげん

3.0普通

2019年11月17日
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レビューは参考に止めてます。
普通の作品でした。衝撃はなかったです。
淡々と貧困や病と対峙している主人公を見た。という感想。
混乱した部分は多々あり、「精神障害がある人は、こんな人生を送っているのか。大変だなぁ。」と勉強になりました。
役者さんはすべて素晴らしかったです。

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2G

3.0#ジョーカー

2019年11月17日
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鑑賞方法:映画館

観ました。
重い。
うん。重い。
くーっ😫
私にはまだ早いかもしれません。
でも、
今よりも、経験値を踏むと
見方が変わると思います。
映画の感想ではありませんでした。

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梅雨蜜柑

3.5「ジョーカーさん」ちょっとかっこいい。

2019年11月16日
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鑑賞方法:映画館

母を愛し、人々に笑いを届けることを願う心優しき青年が、「悪のカリスマ」に変身していく物語。いわれなき迫害を受け、愛を求めても得られず、最後には自己の出自まで否定されて狂気に振り切ってしまう経緯が、淡々とクライマックスに繋がっていくのが見どころだ。途中まで悩み苦しんでいた彼が、最後に覚悟を決めたようにピエロの姿で「悪」になりきるのは痛快感がある。アーサーにも、彼を支持して暴れる者たちにも全く共感はできないが、誰にも潜む「負の感情」をシンボル化して描いていると思えば分かりやすい。
アーサーはシンボル化されているし、登場人物の誰一人として心情を描いていないので、これは「ヒューマンドラマ」とは言えない。面白く観ることはできても、映画作品として完成度は高くない。「アカデミー賞候補!」という宣伝には「えっ?」と思ってしまう。

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ガバチョ

1.0全く無理!

2019年11月16日
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ジョーカー、バットマンの予備知識もないまま世間の高評価で鑑賞してしまい、個人的には途中で帰りたくなる程つまらなく感じてしまいました。
最近は子供達と鑑賞するドラ◯◯んとか、単純な物を観てるからかもしれませんが、ジョーカーのネガティブなストーリーが私の心を開いてくれませんでした。
特にあの笑いが…心理的に無理でエンドロールも見ずに撤収しました。

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hiryotan

3.5カリスマの誕生

2019年11月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ジョーカーが、誕生するまでの話。
彼がいかにしてジョーカーになったかが、描かれていました。
精神的に病んでおり、母親の看病にも行っているコメディアン志望のアーサー。話が進むにつれ、ウェイン家との関係や母親との関係を知るにつれ精神が崩壊します。
しかし、とうの本人は自我を取り戻したかのように生き生きとしてくる様が印象的でした。

マイナス点で言えば、最初から精神を病んでいるアーサーを最後まで見続けるの辛かった。劇場のシーンなどは、いたいたしかった。

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たけお

2.0なんなのだろうか

2019年11月16日
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映画『ジョーカー』を観てきました。
皆さんの評価はやたらと高いようですが、わたしにはとてもそれほどの作品には思えませんでした。
ベネチア映画祭の金獅子賞という触れ込みですが、この種の映画祭にはありがちな、判り難い映画です。判り易ければいいと言うものでもありませんが…。

恵まれない境遇にあるアーサーが、凶悪なジョーカーへの変貌していく過程が描かれるのだが、そこで主張したかったのは何なのか。
理不尽な暴力に晒されて、地下鉄の中で3人の証券マンを殺すことになるのですが、それも、結局銃を持っていたがために、偶発的に殺してしまい、そのことにより、また自らの怒りが増幅されたように見える。
また、母親の問題の絡んでおり、バットマン(ブルース・ウェイン)との因縁なども描かれているのだが、とても感情移入できるものではない。

根底にはゴッサム・シティにおける格差の問題が大きく横たわっているのは判るのだが、それならそれで、別の描き方があるように思う。

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エンドルフィン

5.0スカッとした

2019年11月15日
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悲しい

楽しい

怖い

後味が悪いはずの映画ですが、不思議なほどスカッとしました。自分自身周囲とのズレに苦しむ部分はあるので、ジョーカーとなった後の振る舞いには爽快感を覚えたのでしょう。もちろん暴力は絶対にいけないことですが、周囲の目や危険性を気にしなければ、階段で踊り狂うくらいはやってみたい。

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to

5.0アメコミ映画というジャンルを超えた社会派映画

2019年11月15日
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本年度アカデミー賞本命と話題の本作

格差社会の中、職を解雇され日常生活でも問題抱え窮地に追い込まれつつも、夢を持ち続け生き抜こうとする、変わり者と他者に受け入れられないアーサーに共感、胸を締め付けられた
アメコミ映画というより社会派ドラマとしてズシリと心に響いた

人と違う一面覗かせ周囲から冷めた反応されても、見下されても夢に向かって挑戦続けるアーサーの様な人物と思い合い平等な社会になるよう切に願う
監督はホアキン・フェニックスにアーサーを演じてほしくて脚本を書き、ホアキン・フェニックスは人生は簡単ではない事を描きたかったと話している
様々な角度から社会問題を取り上げ、何故アーサーはジョーカーになってしまった背景が描かれており、興味深く惹き込まれた

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Noriko

4.5昔の暴動を思いだしました!

2019年11月15日
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人間の極端な二面性が描かれていて、映画が終わった時は複雑な感覚でした。不思議なダンスに魅かれました。

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おっさん

3.0クソ映画でした

2019年11月15日
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俳優つまり演技は、凄かったなあ。
こんな感じで、狂気に落ちていく様子を演ってくれ、って言われたからできるってもんじゃない。
動きの全てが、壊れていく精神を表している感じはすごい。それも、一気にではなく、徐々に徐々に。そこは、ホントに尊敬だ。
ロバートデニーロが出ているのは、「ディアハンター」との対比というか、リスペクトなのだろうか?

場面ごとの撮影も見事だし、音響と音楽で心理状態を示すって点でも、恐れ入った。

しかし、それだけに、この話は、いったい誰のための、何の話なのか? と真剣に考えてはしまう。バットマンの敵役ジョーカー、あんなヤツがどうして生まれたか、気になるでしょうってか?
それを知ると、バットマンシリーズというヒーロー物を観る姿勢が、大きく変わるのか? 不幸な境遇を知って、悪事を働くなもさもありなんと思いながら観るのか? そんなこと、ないだろうな。

そんなわけで、本作が、ヒーロー物の一部として作られた意味は、自分にはちんぷんかんぷんだった。なので、失礼な書き方になってしまったが、自分にとっては、クソ映画でした。

惜しくない? こんなにすごい演技、撮影、音響してるのに。

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CB

4.0人間にとって一番辛いのは人から認められない孤独感であると再認識した...

2019年11月15日
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人間にとって一番辛いのは人から認められない孤独感であると再認識した作品。これから高度な知識社会になっていくにつれ、このように孤独感を持つ人は増えていくだろう。

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こうたろう

3.5名作。最後なければ。

2019年11月15日
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楽しい

興奮

知的

俺にとっては完璧な映画。最後なければ。
カッコいいし素晴らしい。最後なければ。
「最後なければ」は、関係無しに3.5。完璧だけど。
ホアキンまじまじ見たのはじめてだけどリバーに全く似てないから血のつながりは微妙とみた。

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asphalt-light-moment

4.5彼の人生は悲劇か、はたまた喜劇か

2019年11月15日
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悲しい

怖い

人気シリーズ「バットマン」の最狂の敵「ジョーカー」のアナザーストーリー。
生い立ちをなぞると悲劇しかない。
だから彼は笑っていたくて皆んなに喜んでほしかった。
でも理解されることはなく、馬鹿にされたり突き放されたり。
彼が自らジョーカーになったのではなく、ゴッサムシティが彼を創った。
とにかく観ていてずっと息苦しかった。
買ったコーラが不味く感じる映画です。

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パンダマン