ジョーカーのレビュー・感想・評価
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何をもって面白いと言うのか
経験多き大人には落胆や狂気に共感できて感情が入る映画だと思った。
幸せな人生の人、何も考えてない人、色々足りない人にはつまらないと思う。
あとダークナイトのジョーカーを引っ張り出すのはやめましょう笑
そんなん言い出したら初代バットマンのジョーカーなんて、、、
ホアキンフェニックスの演技は必見!!
ヒースレジャー演じたジョーカーで初めて出会ったバッドマンの宿敵ジョーカー、ジョーカー単体の映画で公開前からかなり話題の作品で観る前から期待度MAXで鑑賞しましたが…予想を遥かに上回る作品で最高傑作!!格差社会、貧困、差別などテーマは深く、色々考えささられる映画でした。主人公ジョーカーを演じたホアキンフェニックスの演技は必見!!怪演とも言える抜群の演技力は見応えあり!!
救いがない
公開前から格好いいポスターが何種類も配布され期待度が凄く高く、公開されるとネットでの評価も異常に高かったので即観に行きました。
ところがまさかの展開でジョーカーの誕生秘話が明かされます。
体の障害と貧困で苦労したアーサーがその障害の原因をしり殺人鬼ジョーカーへ変毛していく痛々しいストーリー。
捻れてしまったアーサーに言葉が出ませんでした。
元々『バッドマン』でジャック・ニコルソンのあの怪演振りでジョーカーのあの笑いがジョーカーのキャラだと思い込み軽い感じの悪役だと思い込んでたのですが、あれが病気だったとは。
あまり好きになれない映画でした。
ジョーカー
原作を読んでないのでジョーカーについて詳しくはないのですが、ジョーカーでした。
アメリカでは規制?警備?が強化されてるとかなんとか。
賞を受賞したとか、犯罪を正当化しようとしてるとか共感させようとかではなくて
本気で本気のジョーカーを映画化したらこうなんだろうな、というか。
なまぬるく「ジョーカー良いよね〜」とか言わせない、ジョーカーの狂気を感じました。
最後のゴッサムの荒れていく感じも本当に凄くて、「これ現実だったら超怖いな」と。
でも、わたしはこれが “映画だから好きです。”ジョーカーも。
最後の炎をバックにジョーカーを讃える映像とか、すっげえ〜…って圧巻でした。
最後の最後にDCのロゴがドーンとでたときの貫禄が…。ドルビーシネマで観たので尚更、重厚感というか。
安定のマーベル、攻めのDC的な?どっちも好きです。
こんなにヒーローヒーローなのに飽きないのは、それぞれが全く違った味をだしてくれてるからなんでしょうね。
本当に有り難いです、こんなに楽しませてくれて。
ホアキンフェニックス、ドットフィリップス、ブラッドリークーパー達に拍手ですわ。
ジョーカーの赤スーツかっこいい
皆さんご存知ダークナイトの主役であるジョーカーがまた主役で登場。今回はエピソードゼロ。
詳細やストーリーラインは省くが、この映画はダークナイトのジョーカーと何も矛盾しない。ジョーカーという設定を忠実に守ったある種スズキジムニーのような映画である。
ダークナイトのジョーカーは自分の傷の生い立ちを何通りも話す。この映画はそのうちの1つであり、全部でもあるのだ。
今回のジョーカーではこの映画で語られた全てが嘘や妄想かもしれないという演出がなされている。
映画というのは大体視点が決められていて、誰にとってのなんだったのかというものが案外明確である。今回はジョーカーの語るジョーカーの話なのだろう。
正直なところジョーカーの話をしている時に全部信じる方がどうかしている。そして、その嘘混じりの話ゆえにジョーカーのイメージを崩していない。ファンに対する最高の配慮ではなかろうか。
ちなみにこれはエピソードゼロなので我々が常に目にするジョーカーとは間違いなく異なる。なぜならまだバットマンが存在していないからだ。社会が産んだ悪が1人に向かう時、またジョーカーとして生まれ変わるのではないかなと思う。
ちなみに映画を見る前にはジョーカーの誕生秘話なんぞ伝説がチープになるからやめて欲しいな、全部語り終わった後で本物のジョーカーが出てきて主人公をぶち殺してくれねえかなとか思っていたが、とりあえず見て意見を変えた。
お前らには分からないよ
「糞が!!ゴミみたいな目でこっち見やがって、金持ち共が!!
全部、自己責任だっつうのかよ、このザマを。誰も助けてくんねぇんだぞ。
こんな映画をエンターテイメントとして観てるお前らに、俺たちを理解できるわけねぇだろ!!!」
いつしかジョーカーのメッセージは、映画を観てる我々に向けられているように感じた。
特にテレビショーにシーンは、わざと引きアングルにして、映画館の観客をショーの観覧者と同じ立場にシンクロさせているのかと。。。
あくまでジョーカーはあっち側の人間。こっちの人間にはあっちの人間のことが理解できない。でも、一番の弱者に手を差し伸べられる社会じゃないと、ゴッサムのような歪みが生じる。それは、小さくも大きくもどの国でも起きていること。
あぁ、数年はこの映画のことが頭に残るだろうなぁ。
この人生以上に硬貨な死を
こんにちは、LEOです。
本日「ジョーカー」を見てきました。
かなり前から予告があったし、かなり惹かれる内容そうだったのでとても見たかった作品でした。
内容ですが、主人公フレック(ジョーカー)はその日暮らすのもやっとな生活をし、ピエロを生業としていました。
しかし、ある日を境に立て続けに彼を不幸が襲い、自分の生い立ち、人生を考える事となります。
そんな彼を見た民衆が、今の街情勢に怒りを表し、彼を祭り上げ、また彼はそれにより感化されジョーカーとなると言うような内容となります。
感想ですが、バットマンのイメージでいくと全く違う、どちらかと言うと社会派映画に近い感じでした。
役者魂が凄く、かなり迫力もあり、また自分の人生観も考えさせられたりもします。
かなり考えさせられ、シリアスな感じなので映画を楽しみたい方は是非見てみてはいかがでしょうか?
退屈
もっと迫力ある面白い映画だとよかったんだけど。暗くて退屈。
途中眠くなりましたが勿体ないので我慢したけど!
まず、ピエロで看板奪われるシーンからすでに、どうしてそこまで追いかける~!から始まって、なんで銃を・・とか、説明ないし、次から次へと病んでいくところが共感できないからまったく面白くない!病んでるだけで狂ってない!妄想と現実が分かり難い!どこまで現実なの?彼女のことも、せっかくいいと思ったのに~!最後もあっさりで。バットマンのジョーカーと思えないほど魅力ない。この映画が絶賛されることが私には理解できなくて、予告に惑わされた感ありあり。ジョーカーになることは初めから分かっているのだからもっと最後はインパクトが欲しい。悪くはないけど普通の映画と思う。ブルースと会うシーンと、あともう1シーンだけジョーカーのいい面が見れてよかった。
「ホアキン・フェニックス」
映画全体としてはあんまりおもしろくない。構造とか音のタイミング、セレクトとかのディテールめちゃ普通。むしろちょっと退屈。新しさとかすごさはそこにはない。
ジョーカーの映画としてもたぶんそんなにうまくいってない。というかむしろジョーカーの映画じゃなくても狂人であればみたいな感じが構想の段階であったんだろうな、、と感じるくらい。DCファンの人は好きじゃなさそう。途中アメコミなの忘れる。ジョーカーの映画じゃなかった方がクオリティ高かったんじゃないかな。
でもこの映画はすごい。ホアキン・フェニックスが本当にすごい。だから絶対に映画館でみたほうがいい。
マーベルとは違うよなー、やっぱり。
あまりにも評価か高すぎてそこまでの絶賛ではないけれど重厚感ある作品でした。バットマンではひたすらな悪だけど、この作品で生い立ち見せられると同情感がわいてくるからさすが。ホアキン・フェニックスのすさまじいほどの入り込み演技に驚愕。
絶望の先の狂気
期待して待っていたジョーカーをTOHOシネマズの朝の回で鑑賞。
ストーリーは至ってシンプル。
コメディアンを夢見て下積みをしているアーサー(後のジョーカー)。彼は精神疾患を持ちながらも、母親を献身的に介護する心優しき男だった。そんな彼が度重なる不幸で心を狂わせていき、あの狂人・ジョーカーになるまでが描かれる。
アーサーはどこにでもいそうな男だ。夢を目指しながらも成功できず、チャンスを掴み損ね。貧困の中、親の面倒を見るうちに社会から阻害されてしまった。
そんなドロップアウトしてしまった彼に対する世間の目の冷たさ。残酷さを、視聴者は嫌と言うほど突きつけられる。
真面目に生きようとしても報われないこの世界で、心を病んでしまった人間は誰でもジョーカーになりうる。
だからこそ、この映画はヒトを惹きつける。
それを一見すると人好きそうなおじさんにしか見えないホアキン・フェニックスが演じる。だからこそ、狂人に転落していく彼の人生が他人事とは思えないのだ。
騒動を起こし、世間から注目され快感を覚え、更にエスカレートしていくジョーカー。
彼の歪んだ自己顕示欲と承認欲求は、今のSNSの一部ユーザーにも垣間見ることができる。
この映画はフィクションでも、根底に流れる問題は現実と何1つ変わらない。
いやそれどころか、格差が進み未婚率が高まり犯罪率が上がっている今の社会こそゴッサムになりつつある。
だからこそ見る価値がある映画と言えよう。
映画とは本来、受動的なコンテンツだ。
見て、聴いて、感じる。
だが本作は違う。
見た者が実人生をアーサーに重ね、己の精神と向き合うことになるいわば写し鏡。
だから、フィクションとして割り切れない怖さがそこにある。
この映画を見て何を感じるかは人それぞれだろう。
だが己の中に息づく"ジョーカー"に気づいてしまった人間も少なからずいるはずだ。
それこそが、この映画の危険性であり、同時に最大の魅力と言える。
悲劇とは、他人から見れば喜劇に他ならない。
それこそがコメディの本質だ。
世界は想像以上に残酷で、出口はまだ見えそうにない。
演技力についていけてない
ジョーカーというキャラクターは演じる俳優によって作られるものであって、今までのジョーカーと違ったりする点があって良いと思う。
セルフがあまりなく、笑い声が響き渡るのが印象的で音楽も効果的に使われていたと思う。
けれどホアキンフェニックスの演技力が凄すぎて、圧倒的で、それに演出がついていけてない感じがした。演出はなんというか、やっぱりありがちなヒーロー映画だなというシーンもちらほら見られて、少し勿体無い。
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