ジョーカーのレビュー・感想・評価
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バットマン,ダークナイト未視聴者の感想
話題になっていたので,「狂気の悪役の誕生秘話で,影響を受けて凶行に走る人がいてもおかしくない」という情報だけ得て,映画館へ.
大まかなストーリーは「貧困と孤独の末,絶望の淵に立たされた主人公が狂気に呑まれる」というもの(多少語弊があるが…)で,大きく予想を裏切られることはなかった.
しかし,その「狂気に呑まれる」までが想像を超えていた.
途中,主人公が同じアパートメントのシングルマザーと良い関係になるシーンがあり,陰惨といってもパートナーを用意するくらいの救いは用意するのかと思ってしまったが,すっかり騙された.
彼は一体どこから本格的に狂ってしまったのか,初めからだったのだろうか.
路傍の石の如く世間に見放された男は,自身の人生を喜劇と表現し,そして狂気に身を委ねた.
他者を顧みない社会の末には,ジョーカーの登場が冗談では済まなくなってしまうのだろうか.
日本でも,「無敵の人」というスラングがいっとき注目を集めたことを思い出す.
ストーリーに込められたメッセージがストレートであるだけに,純度の高い感情を叩きつけられるようで,強く印象に残る作品だった.
本作品とはさほど繋がらないような気もするが,バットマン,ダークナイトも見てみたい.
(´ω`)アカデミー賞必ずとるかね?
この映画が何故アカデミー賞確実なのか?解説欲しいですね。私は3点です。もし極めて正常で社会的にも順応している人が徐々に何らかのイベントで狂っていくのなら面白かったでしょうが、過去に虐待を受け自己愛性人格障害と診断されている事実から、主人公は犯罪予備軍確定で映画の内容に何の意外性がありません。つまんないなぁと思いました。
映像的には良かったのですが、麻薬中毒患者をの妄想を描いた作品『裸のランチ』のインパクトは超えられていないような、、、。
ストーリーの核心に迫る展開は『ビューティフルマインド』の方が意外性があったような気がします。
アメリカ人っているいうのは創造力がすごいなと感心します。ジョーカーってバットマンの悪役なの?よくわからないけど、いともたやすく外伝的な映画を作っちゃうんだから。
ひたすら切ない
たくさんの方が仰るようにホアキン・フェニックスの演技が素晴らしかったです
貧富の差、自分たちと少し違うと思う人を受けつけない排他的な心ない人たち、孤独、親の介護、政治への不信感、そういう今の社会の問題から、アーサーがジョーカーになっていく悲しさが心に残りました
本当は優しい青年だったのに、あんな社会がジョーカーを生み出したように思います
とにかくひたすら切なかったです
デートで観に行って後悔、1人でも2回観たいとは思わない
この作品中、主人公が自覚するまでは、アーサーは妄想をしていない事になっている。
なぜならこの物語はアーサーの一人称視点で描かれているから(多分)。
でもそのせいで、アーサーが自分の妄想を認識する瞬間の描写が弱くなってしまっている気がした。ラストシーンも少し分かりづらいかも。
アメコミ名作は、バットマンで始まりバットマンで終わる
単体で十分楽しめる作品だと思いますが、多少はバットマンを知ってる方がやっぱりおもしろいです。
ジョーカーはバットマン最大のヴィランでありながら、その出自がほとんど語られていないキャラクター。だからこその魅力がうまく使われた作品でした。ジャック・ニコルソンからヒース・レジャーに受け継がれ、(ジャレット・レトはあえてなかったことにして)そしてさすがホアキン、全く見劣りしませんでした。
昔からのファンの方にはダークナイト・トリロジーを認められない人もいるのはわかっていますが、やはりリアリティを追求したアメコミヒーローものは「バットマン・ビギンズ」から始まったもので、あれは名作でした。アベンジャーズはおもしろいですが、やはり超能力を持った神々に苦悩されてもしっくりきません。ただの人間であるバットマンやジョーカーだからこそ、苦悩が生きるのです。
ジョーカーの出自も、オリジナリティがあってよかった。そうなるとバットマンを生み出したのはジョーカーだったのかと思ったら、さすがにそこまでではなかったですが。真相もうまくぼかしていて、どちらともとれる展開だったのでよかった。ただ、この年齢差だとブルースがバットマンになった頃には、ジョーカーはよぼよぼだけど……。あと、アルフレッド太ってるの気になるし、A. Fleckってベン・アフレックもじった?オマージュ?
あとは"Why so serious?"が出なかったのが残念でした。
狂気がはじまる!
ホアンキンは、24kg減量した。
ガリガリだ!
指をピストルみたいにコメカミに当てて
ピシューってする女性。
僕は、トラビスをなぜか思い出した。
そしてラストは、デニーロの頭を打ち抜く!
そしてブルースは、孤独になった。
狂気がはじまる!
最狂のスーパーヴィランの誕生
前評判の良さからあまりに高い期待を背負ったジョーカー、昨今のアメコミ映画とは確実に漂う雰囲気が異なった
緩急激しいドンチャン映画ではなく一切の激しいバトルシーンも無い
だが終始引き込まれる世界観は、ジョーカーの魅力であり、スーパーパワーもないただの虚弱な人間であるからこそのものかもしれない
人を笑顔にすることだけを願った男が、重く辛く狂った人生に翻弄され、狂喜に目覚める物語
グロもエロも無いが、15禁であるのは納得出来た
絶対に我が子にも大人になるまで観せたくない
そう思うほどのホアキンの狂った様が凄い
ちょっと理解不能
久々にお客さんが多くて、注目度の高さが感じられ、期待して観た…のがいけなかった?
そもそもアメコミ映画をほぼ観ないので、わからんちんの戯言と思ってください。
個人の格差社会への反発と、集団の反発がたまたま一致した「悲劇」が生んだ行動によるものなのか、エスカレートする暴動が物悲しい。
とはいえ、保身に走る主人公には共感は出来なかったなぁ。
現実と妄想の違いに戸惑うばかりでした。
予備知識が多少いる作品
バットマンをあまり知らないで見に行くとちょっと難しい作品(かくいう自分もそうでした)
ただ、単体の作品として見ても惹き付けられるものはありました
稀代のカリスマヒールがいかにして誕生したのかを描いた映画です
会社、社会に裏切られ捨てられ、更に母親の裏切り(仕方ない所もあるが)にも合い、恋人も実は妄想とわかってこの世の全てに絶望した男の成れの果てがジョーカーという
正直、バットマンの映画なり見て予備知識入れて行かなかったのを後悔しました
分かってる人が見たらもっと面白いのかなぁ
誰もがなりえるっていうオチ展開でいいの?
今までのジョーカーになるまでっていう
大事なヒストリーがこんな形でいいの?って感じ。
そもそも今までのジョーカーの印象が
頭がいい。サイコパス。笑えないジョーク。
狂気的にみえて魅力がある。とかで
特にスーサイドスクワットのジョーカーは
色気もあってハーレーが好きになる気持ちが
ひしひしと伝わる作品だった気がする。
今回の描くジョーカーは
親からの虐待、元々の病気、精神疾患、人間不信。
どこらへんにもあるようなオチでまとめられた気がする。
まあ別に同じ病気を持っていて虐待受けたら
ジョーカーになれますか?って言ったらなれないし
そう思うと本人の本質的なところは
他人とずば抜けて違うのかなあって感じはするけど。
観客側が誰もがジョーカーになりえる
って思わせたいのはわかるけど、そんなの良くある話だし
大好きなジョーカーだからこそ
そこは身近に感じたくなかったな、個人的には。
どちらかというとアーサーの母親のほうが
サイコパス的だろうし
ストーリー展開したら面白そうだなって思った(笑)
妄想性障害って突き詰めたはおもしろそうだし、
今回のジョーカーも悲しいシーン以外は
基本的に本人の妄想で終わったしね。
最後のピエロが蔓延するくだりも妄想だったら
私はめちゃくちゃ好きだなあって感じた。
でも今までのジョーカーって頭キレてるし
妄想性障害見当たらないんだけど?
女に依存もしないしね。そこ思うと矛盾してない?
覚醒したから本人のそういった症状は
全てなくなったって考えると妥当かな?
そしたらピエロ蔓延は事実になるけど。
まあでも色々思うところはあるけど
色彩も綺麗だったし音楽も良かったし
映画館で見れてよかった!
考察も楽しかったし!
あれ?
ダークナイトが衝撃的すぎてそのレベルを期待してハードルを上げてしまっていたのか、見終わったあとはわりと普通かなと。
個人的なレベルの病みがメインだったので、ダークナイトみたいな、人間の闇の深淵をのぞくような思いはしなかった。
派手なCGもなかったし、ドキュメンタリーみたいだった。
かわいそうな話、という感じ。
個人的には、病んだ人に関わるとろくなことにならないなあと学習しました……。
愛があれば…
アーサーをまっすぐ愛してくれる人が1人でもいれば、彼はジョーカーにならずに済んだ。
アーサーはジョーカーにならないよう一生懸命頑張った。
ほんとは人を笑顔にしたかった。
彼はどこにでもいる純粋で優しくて美しい心を持っている人。
精神科で何種類もの薬を処方されても、カウンセリングに通っても治る訳ない。
アーサーに真実の愛を注いでくれる人が1人でもいれば、彼はジョーカーにならずに済んだ。
彼はずっと探していた。求めていた。
ほんとの悪は彼の求めているものに気づかない振りをし続けた大人達であり社会だ。
悪のカリスマの誕生
ホアキンフェニックスの演技は狂気を帯びてて本当に凄かった。しばらくしても、アーサーが発する笑い声が頭から離れずこびりついている。
ジョーカーといえばザ・サイコパスというイメージがあったが、こんなに悲しい過去があったなんて…
コメディアンを目指すアーサーが何度も不条理に合い、ジョーカーになるまでの救いようのない展開は見ていて、辛かったし同情もした。しかし、ジョーカーになった彼が世の中が喜劇だと気付いて起こす行動、それに触発された名もなきピエロたちの反抗に一種の爽快感さえも感じてしまった自分に驚いた。
今作は見終わった後の疲労感がかなりあった。いい意味で何回も見たくなる作品ではなかった。
それと、DCはこの世界線でバットマン作り直した方がいい気がした。ブルースウェインが、両親が殺された原因であるジョーカーとどう対峙していくか面白そうだし。
とか思ってたけど、結局私自身、ジョーカーに嘲笑われてたんだな。
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