ジョーカーのレビュー・感想・評価
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ホアキンは星5、だが・・
観なきゃよかった。
ダークナイト三部作のファンとしては「ジョーカー誕生ストーリーがどう描かれているんだ?」と期待大だった。
社会的弱者が数々の悲劇から振り切れてしまい悪の権化へと変わる。
ホアキンの役作りや演技は「憑依」といってもよいくらいの凄み、主演男優賞候補ならわかる。だがこの映画自体がオスカー大本命?
退屈で疲れた上映時間に感じたのは『模倣犯』以来だった。
大絶賛レビューが大多数のなか私はきっと【映画】というものを理解していないのだろう、
でも感想は変わらない。
期待以上の作品!
心を蝕むとはこのことか
Dolby Cinemaで鑑賞‼️
きつい冗談
障害を持つ人が観たら主人公の気持ちに強い共感を抱くと思います。
周りからの反応など他者には分かり得ない苦しみがあり、その障害を持っているのも含めて自分なのに理解されず否定の気持ちで押し潰される。
そのような事を物語全体を通して描写されるので非常に痛々しく、重く、観るのが堪える映画でした。
主人公のアーサーを凄く丁寧な心理描写でこれでもかと言うほど掘り下げ、ホアキン・フェニックスの演技もあってか、かなり同情のできる人物に仕上がっていて一つの伝記映画を観てるようでした。
後半、常に無力感を味わっていたアーサーが全てのものから解放されて自己を超越し一つのシンボルであるジョーカーになった後の高揚感は共感の極致とでも言うのか、不謹慎ですが人が殺されていても感動さえしてしまいました。
街の闇の被害者であり、最終的に闇を体現した人物になった一人の男は現実でもいそうな事が恐ろしいです。
そういえば、これはどこまで現実なのだろうか
(・・;)
喜劇の王
前半はやや冗長な滑り出し。
JOKERの全面の見出しがインパクトあり、刺さる。
クレイジーな母親、クラウンとしての仕事、それぞれアーサーをじっくり描いていた所が若干たいくつに私は感じる。
後半それぞれの因縁を殺した後、怒涛の流れで面白かった。TVショーに出ている間も殺人を繰り返し、暴動と相まってまさにピエロに。
🤡 中国の情勢にも似てて、社会風刺ではあったと思うが、過激。
見応えは充分だけど言いたいこともある
監督の盟友だからブラッドリークーパーも参加?にしても今までの作風とはがらっと異なる問題作です。
凄いストーリー、演技、演出、ジョーカーの哀しい慟哭が伝わるコミックのヒーロー物とは思えない素晴らしい作品です。
ですが、、あまりに個人的な出来事過ぎて、スケールが小さ過ぎて、そして何よりクレバーさ全く感じられないストーリーは如何なものか?また、ホアキンの演技は素晴らしかったが老け過ぎではないか?
とはいえ、映像の素晴らしさ、わかっていたとはいえラストの繋ぎ方も見事で、またヒーロームービーの記念碑的な作品だと思います。この調子でDCはマーベルディズニーとは違う道を歩んでほしい。
怪演。
悪のカリスマに対する期待値が高過ぎた
素直に「期待外れ」と言わざるを得ない。
ダークナイトで輝いていたジョーカーと同じキャラとは思いたくない、というのが正直な感想。
「善良で小心者の青年が家庭環境や社会問題からジョーカーになる」というストーリーは現代の社会を反映しているかもしれないが、そんな話は見たくなかった。
「ジョーカーには過去もなく、理由もなくナチュラルボーンのサイコパスで、誰にも理解できない独自の理想を持った悪のカリスマであって欲しい」と自分勝手な期待を、映画を見ながら再確認させられた。
今まで持っていたジョーカー像は、彼女に同意されるとか、街でピエロデモが起こるとか、そんな事で肯定感を得る小物ではなかった。
ちょっとハジけちゃった虐められっ子のようで、とにかく小物感が強い。
悪のカリスマという点では、直近で見た映画とどうしても比べてしまう。
「ハウス・ジャック・ビルト」のジャックと比較すると、洗練されていないしポリシーも流儀もなく、芸術感もないジョーカーはキャラが薄いとしか言えない。
ビジョンもなく、劇中でカリスマ的扱いになっているのも違和感。
ジョーカー役は、ヒース・レジャーという絶対に越えられない壁がある。期待値を勝手に上げ過ぎたという点を踏まえて☆2。
ジョーカーじゃないキャラの誕生譚としても、別に続編を観たくはならない程度の作品ではある。
R15
正直全然おもろしろくない。
繋がった
暗すぎる
傑作
育まれていく狂気
日本での公開前から色々な話が飛び交っていた今作。 特にアメリカでの 危険視 と言って差し支えないレベルの前評判に、見る側としては嫌が応にも事前のハードルが上がっていた。 が、その評判に違わぬ、なんなら上回ってくるような とてつもなさを持つ映画だった。
今作は一年に一本 あるかないか というペースで現れる 役者の演技 が圧倒的力で映画を引っ張っていくタイプの作品で、とにかく! ホアキンフェニックス! これに尽きるだろう。 その演技だけで映画のすべての要素に説得力を持たせることができるほどの驚異的な 体現っぷり。
今まで何人もの名優がジョーカーを演じてきたけど、ホアキンフェニックスが見せたジョーカー像は今までのどのジョーカーとも違う。ジワジワと狂気が彼の中で育まれていく様を、まるで見る側の心までも取り込んで沈んでいくような、とてつもない力で見せていくのだ。
この ジョーカーに感情移入させる という部分が今作のもっとも評価される部分であり、その一方で今作が 危険視 される要因なんだろう。特にラスト ジョーカーが分断の旗印かのように立ち上がる結末が、あまりにもアメリカの今とリンクし過ぎているために、問題になっているんだと思う。(ちなみに過去、映画館で起こった銃乱射事件で犯人がジョーカーに影響されていた という話が出たことがあったが、後で犯人の取り調べの中で 別にそんなことはない ということがわかっているらしい)
ホアキンフェニックスがやる という時点でとてつもない演技だろうとは思っていたが、まさかここまでとは
今年一番 見るべき一本 だろう。
ある意味羨ましい
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