ジョーカーのレビュー・感想・評価
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DCコミックを見たいと思わせる作品だった👍
DC系を一切見たことがなかった自分にとって、 「ではコミックではジョーカーがどんなキャラクターで描かれているのか」という点を非常に気にさせる映画となった。 今回の映画で僕は実際初めてDCに触れたが、もしも制作側の狙いが新規顧客獲得だったのであれば、狙い通りの映画になったのだろう。 事実として今まで興味のなかった私を引きつけ鑑賞に至った訳だからね。 ハーレイクインも本作と同様に、以前の作品とは明らかに違うタッチで描かれているよね。 最近の雰囲気は好きだなあ〜。
ジョーカーが語る、誕生秘話
ジョーカー自身が語る、誕生秘話。 そんなもの信じられるわけがなく、ストーリーも『悪いジョーク』が繋がれて行くような展開 最後も、2時間真剣に観てきた観客を嘲笑うようなオチはまさにジョーカーの悪趣味そのものである。 ハングオーバーで悪趣味極まりないバカ騒ぎを描いた監督だからこそ描けた、真にジョーカーを描いた作品である。
これが真実なんだと
実はバットマンの話が嫌いでした。(ダークナイト3は好きだけど) ゴッサムシティが酷い状態になるまで、何故ウェイン財閥はその巨万の富で救わなかったのかと パパ.ウェインは殺される理由はあったと昔から思っていた(その妻にはないが) すごくいい映画でした。 ただハッピーエンド好きな私としては多分2度と観たくない映画です。 DVD鑑賞でホントに良かった。 ただ、主演の方の心が病まなければ良いと心から思います。
なぜこんなに高評価が多いのか?
時間の無駄と言い切れるほどつまらない映画でした・・グロいし今の時代にしては結構過激な演出もあり、好きな方は好きなのかも。 でも内容もストーリー性全てにおいてつまらない映画でした。
新たなジョーカー像
初めに、本作は「ダークナイト」で登場したヒース・レジャーが演じるジョーカーとは別物だということを理解して欲しい。そして、現段階では本作と他のDC映画(ワンダーウーマンやアクアマン、シャザムなど)とはクロスオーバーはしていない。なので完全に別の映画として観て欲しいと思う。そして拙い文章であるのも気にしないで貰えるとありがたい。
まず結論から言うと、とても面白い映画であるのは間違いないと思う。ジョーカーにスポットライトを当てるにあたって、あって然るべきダーク要素はとても重厚で味わい深い。
監督のトッド・フィリップスや主演のホアキン・フェニックスについては他の人のレビューの方が詳しく書いてあると思うので割愛させて頂く。
さて、まずはこの作品は闇が深い。そして現代の闇を風刺している...らしい。
私は日本人なのでそのジョーカーに描かれた社会的闇を共感しきることは残念ながら出来なかった。
差別や暴力、理不尽さは今の日本に住んでる私達には無縁とはいかないまでも、あれ程強いものではない筈だ。
それでも面白い。そこがこの映画の凄いところだ。
もし私がアメリカ人で、こういった闇に触れていたとしたら、どれほどこの映画に影響していたかわからない。そこがまた怖いところである。
子供は観るべきではないと言われているが、その理由も意見も概ね納得できるし同感もする。ただ、日本に住む我々は観てもあまり問題ないと思う。
ジョーカーのように失うものがない状態にある人間はそもそも映画なんて観る余裕はないはずだからである。
まぁ、普通の高校生カップルや子供は観るべきではないのだろうが。
本作は暴力的表現から始まる。まずそこで観てる人は理不尽さに憤り、または悲しみを覚えるだろう。
この作品は終始理不尽な悲劇がジョーカーことアーサー・フレックを襲う。そしてアーサーはジョーカーへと変貌を告げる。
序盤、中盤は基本的に差別や悲劇が立て続けて起きている。こうして観てる人に「アーサーはなんて可哀想な人なんだ」と同情なのようなものをさせる。そこが非常に危ない。1度同情し、感情移入してしまうとその後のアーサーが起こす絶対悪であるはずの殺人などを肯定してしまいたくなってしまう。それどころか「私も憎いあの人を殺したら、どんなに楽だろうか。」などと考えてしまう人も出てくるかもしれない。そこが皆が危惧しているところだろう。まぁ、行動に起こす人は日本にはいないと思うが、断言はしないでおこう。
電車で男三人衆に襲われ、自己防衛の為3人を撃ち殺した。
だが、最後の1人に関しては明らかなその場の憎しみと怒りが感じられた。その後正気に戻り、逃げたアーサーは、トイレ?に逃げ込み、なんと踊り始める。ここがまた狂気的だ。
私の意見だがアーサーは一般人でもなんでもなく、元からジョーカーになる素質を持っていた気がする。普通の人は人を撃ち殺した後に踊らないはずだから。
あそこは考察のしようがあるシーンだろう。1回目に観た時は、頭にクエスチョンマークが浮きっぱなしだった。正解がない作品であるため、色んな意見があっていいが、私はあそこで人間的な道徳心にヒビが入り、スッキリしてしまったのだと思う。
その後も母親からトーマス・ウェインが父親という衝撃的な情報を図らずもがな知ってしまう。そしてトーマス・ウェインには跳ね除けられ、母親は狂っていたことが発覚。何もかもがアーサーを傷つける。
母親には憎しみを向け、社会には制裁を加えようとだんだん心が荒んでくる。恋人も妄想という衝撃展開には驚きを隠せなかった。ここでアーサーは完全に変わった。
狂った母親同様に自分もまた、ありもしない妄想をしていた狂人なのだと。
理解してからは気分が良いのだろうか、笑みが絶えない。そして突発的に笑わなくなった。ここもまた思慮深い。
そして序盤の重々しいシーンと対比したシーンが映り出すようになってくる。何回か観て探すしてみると、結構あると気づくのも面白い所かもしれない。
番組に出て、真実をマレーに伝える。マレーの正論に観てる人は反論してしまいたくなる、何故なら我々はジョーカーに至るまでのアーサーの悲劇を知っているからだ。そしてジョーカーは怒りをあらわにし、マレーを殺す。この時のBGMも重要だ。本作はアーサーが絶望や殺人といった少しづつ変わっていったきっかけとなる所には必ずと言っていい程、心臓の鼓動のような緊迫感を思わせる音が流れる。
その音は銃声と一緒に消える。本当に魅せ方がうまい。
そしてアーサーは捕まり、外では暴動が起きる。
一応DC映画なので次回作をやるのかは分からないが、ジョーカー要素を入れる為にバッドマン誕生のきっかけも写されてはいるが、まぁここは正直どうでもいい。
問題は車から降ろされ、讃えあげられるシーンだ。
このシーンでジョーカーはピエロに過ぎないのだと思い知らされた。歴代ジョーカーの中で1番オーディエンスを気にする人間的な物を感じた。
ヒース・レジャーのジョーカーは周りを気にしてはいなかった。ただ、今回のジョーカーは周りが騒いだり、反応したりすることで自分が存在していることを実感し、喜んでいたのではないか。
そういった歴代ジョーカーとは違う新たなジョーカー像を提示し、悲しきジョーカーとして終わった。.........訳でもなく、最後の最後で全て嘘かもしれないという可能性を残して終わってしまう。
ここで今まで観てきたものは一体真実なのか嘘なのかどっちなのだろう。と思い、考えさせるのを促すように終わる。このため、ほとんどの人は終わったあともジョーカーのことを考えるだろう。
だから印象深い作品になっている。
まぁまずは観て欲しいというのが正直な意見である。この映画に酷評をつける人も、高い評価をつけている人もどちらも正解であり、不正解である。
我々はトッド・フィリップスではないので真相もわからずじまいだ。
だから何回観ても違う感想を抱けるのだ。
この作品は人生を豊かにするものではないが、考えることを無意識にさせるので、映画好きでなくとも楽しめる。とても面白い作品であると私は思う。
悲しい人だなぁ。 不幸に不幸が重なり転落。 よくある事。 そこに職...
悲しい人だなぁ。 不幸に不幸が重なり転落。 よくある事。 そこに職業柄おどけてしまう性格が加わり余計に悲しい。 辿り着いた最高のジョークがさつ◯ん。 かなりクレイジー。 ただ、ジョーカーという人間を作り出したのは周りの人間、社会なんだろうなと思う所もある。 そこもまた悲しい。 彼が悪いのか、悪なのかは難しい。
やや重い…?
とても興味深く、あっという間に時間が過ぎた作品。 最初から最後まで、面白かった。 個人的には、ダークナイトはよく知らなくて、単体の「ジョーカー」という作品として鑑賞。 逆に、それが良かったのかなとも思えるくらい、ひとつの作品として完成度は高い。 やや重いテーマではあるし、映像自体も暗く、好き嫌いは別れるかとは思う。 ただ、変な話とてもリアル。現実にジョーカーの世界で起こったことが起こらないという保証はなく、現代ではいつ起こってもむしろ不思議ではないと。 現代社会の課題を浮き彫りにするストーリーだった。 「正義」とは何か。 自分が信じている「正義」は本当に正義なのか。 社会が「正義」とするものは本当に正義なのか。 いま一度、自分の中で問いかける。 しかしながら、完璧な「正義」とはあり得ないのだろうなと。
演技が素晴らしい!
脚本、映像、音楽すべてが良かったです。 何よりホアキン・フェニックスの演技が素晴らしい! アーサー、妄想の中のアーサー、ジョーカー、と同じ人であり違う人のような演じ分け。 特に階段のダンスと、ロバート・デ・ニーロとのテレビショーの場面が素晴しかったです。 ダンスの場面はジョーカーの解放されたようなダンスと笑顔が印象的であり、映像としてもとてもかっこよかったです。 テレビショーの場面はホアキン・フェニックスとロバート・デ・ニーロ2人の圧巻の演技で、それが現実に起こっているかのような臨場感と緊迫感でした。 5回も観てしまった。
予告編を何度みたことか。
映画観る前も後も、何回でもみれるこの予告編。 映画として今まで観た映画で一番映画館でみるべき映画だと思います。 この露出の感じ。色が好き。サウンド。作曲者が賞とれて嬉しい!絶対映画館! すべてのバランスが良い。 色々な見方がありますね。 個々が思うことはそれぞれでいいと思います。 ただ、こんな映画だった!と言い切る映画ではないかと。 この映画を観た同じ家族でも色んな見方があり、『自分はこうだと思った』という感想を聞いて色々考えたりするのも楽しい。
希望ゆえの絶望。悪のカリスマ誕生に至る、衝撃の物語。
【賛否両論チェック】 賛:心優しかった主人公が、掴みかけた希望に裏切られるうちに、少しずつ絶望へと沈み行き変わってしまう様が、観ていて胸が痛くなるよう。 否:世界観としてはかなりダークなので、観た後で気が滅入ってしまいそう。惨殺シーンの描写もあり。 勿論本作単体でも充分没入出来ますが、バットマンシリーズの知識なんかがあると、いろんなところが繋がるので、さらに楽しめると思います。 自身の病気と寝たきりの母を抱え、社会からつまはじきにされながらも、心優しく生きてきた主人公・アーサー。やはり本作で1番気になってしまうのは、そんな彼がどうして“悪のカリスマ”と呼ばれるまでに、無慈悲な悪へと染まってしまったのかということだと思います。 夢を追ってもがき続けるうちに、ふとしたきっかけからアーサーの下へは様々な希望が舞い込んできますが、その度に運命が残酷なまでに彼を絶望のどん底へと叩き落としていく様に、絶望を連れてくるのは希望だと改めて突きつけられるようです。そして優しかったはずのアーサーが、運命に固執し裏切られるうちに、次第に変わっていってしまう姿は、観ていて痛々しいまでに生々しさを感じさせます。 グロシーンもありますが、悪のカリスマが誕生する狂気の瞬間を、是非ご覧になってみて下さい。
不幸を人のせいにし過ぎ
暴力シーン痛いシーン有り 不運と悪意にまみれた可哀想な人生だが解決方法は間違っている 不満、承認欲求、愛情、非存在感、不当な扱い 同じ感情を抱く人が沢山いると思うが、ピエロの群衆のような人達、富裕層への暴動による復讐では陳腐過ぎる 確かに環境が彼を狂気に走らせたのかもしれないが、他人のせいにしてばかりのかれは、本当にやりたいことは妄想に逃げる 現実でチャレンジする事なく狂気に走った彼に共感は出来ない 金も学もコネもない底辺の人間がのし上がるなら、暴力に訴えるのが最適だと言う至極簡単な節理を肯定し、悪のカリスマであるジョーカーの看板を掲げてカタルシスに至ってしまったのは薄ら寒い話だ 今までの不遇を全部人のせいにして、暴力で人生一発逆転、悪のカリスマピエロジョーカーが誕生 ジョーカーになる前と後での落差がもっと欲しかった
自身のメンタルが弱っている時に観るべからず
バットマンシリーズは未鑑賞だけど本作品があまりに話題になっているので興味本位で観賞。バットマンに詳しく無くてジョーカーを何となく認識している程度の私でも楽しめた。 自身のメンタルが弱っているとジョーカーに感情移入し過ぎて危険だなあ思うくらい心がゆさぶられた。ホアキン・フェニックスの熱演は最高だった。 後で知ってびっくりしたのが、ハングオーバーシリーズの監督が作ったのね…振り幅凄すぎ
つまらない
高評価に騙されてiTunesでレンタルではなく購入してしまった。 なに?このつまらない映画。 面白いと言わないとおかしい的なレビューもあるけどつまらないものをつまらないと思って何が悪いのでしょうか? 本当に最近はレビューも全くあてにならない。 旧作の100円レンタルになってから観ればよかった…
いじめと笑い
年間3万人も死ぬような腐った社会を作っておいて、いざ、追い詰められた奴が暴れると「犯人の自己責任だ」「下らない負け犬の逆恨みだ」で済ます政治家、富裕層 弱者の味方を謳いながら、弱者をピエロ呼ばわりする市長候補、莫大な報酬を受け取りながら、弱者へのわずかな援助はためらいもなく切り捨てる行政 ゴッサムとこの国の現実は少し変わらない 人が人を虐げ、苦しんでいる様を見て笑う、というのはどういうメカニズムだろう わからないけど、自分の中にもそういう気持ちは、ある。人間はそういうやり方でしか笑えないのかもしれない すべてを我慢しないでジョーカーのように生きてみたい、という誘惑も感じた 笑いは間であるというのは、よく聞く言説だ 作中にもいろいろな間が出てきた 善と悪の間、富裕と貧乏の間、妄想と現実の間、生と死の間、虐げられるものと虐げられるものの間 笑いとは、そうした現実と自分とを相対化して、こわばりをほぐしてくれる作用であるし、人生を笑い飛ばさずに生きていくことは、不可能だ しかし、漂流するように、すべての価値を距離化していい訳じゃない。それが、アーサーにとっては、父であり、母だった。 その一線を越えてしまったとき時、底辺で踏みつけられていたピエロがゲームの外のジョーカーになる。それはもう、人としての規範を逸脱していた 貧困問題を扱った、単なる社会批評ではなく、もっと広い、何のために生きているんだろう、という原理的な問いを突きつけられた気がした もしかしたら、生まれたこと自体が間違っていたのか、とも思った
ホアキン・フェニクスの演技に感激しました。
ピエロで底辺で暮らしている主人公が、テレビの番組に出れることになりロバート・デニーロ演じる司会者に立ち向かう。主人公の悲しみや苦しみを良い形ではないがバットマンに変わる行いをホアン・フェニクスが上手に演じていて素晴らしい作品ですね!
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