ジョーカーのレビュー・感想・評価
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この映画は視聴者の思想や価値観を反映する鏡
本作『ジョーカー』は賛否両論であるが、色々な方々のレビューを鑑みる限り、視聴者の思想、価値観、人生観が反映されて評論されているように思えてならない。
即ち、その視聴者の人格、嗜好、物事に対する分析傾向を映し出す『鏡のような映画』であると言える。
本作の物語の評論は省かせて頂くが、端的に簡潔にまとめて言えば上記の内容であると考える。
そして私の本作に対する評価は5点満点だ。
何故ならば私の思想や価値観や分析傾向を見事に反映させたからである。
山小屋ダンス
ジョーカー中毒の方に朗報です。
Netflixマンハントがおすすめです。
なぜジョーカーが生まれたのか
というテーマで作られたのが映画ジョーカー
ですが、マンハントも同一のテーマで作られたかのようでした。
ジョーカーがファンタジーならマンハントはリアルベースですね。
なぜか音楽も似てます!
映画ジョーカーで最も優れている要素は音楽だ、というのは言い過ぎですかね。
ユナボマージョーカーの山小屋ダンスが見れます。ジョーカー、パクったか?
ユナボマジョーカー後半にならないと出てきませんが。普通に面白いドラマです。実話ですね。
既出の意見でしたらごめんなさい。
予告編を何度みたことか。
映画観る前も後も、何回でもみれるこの予告編。
映画として今まで観た映画で一番映画館でみるべき映画だと思います。
この露出の感じ。色が好き。サウンド。作曲者が賞とれて嬉しい!絶対映画館!
すべてのバランスが良い。
色々な見方がありますね。
個々が思うことはそれぞれでいいと思います。
ただ、こんな映画だった!と言い切る映画ではないかと。
この映画を観た同じ家族でも色んな見方があり、『自分はこうだと思った』という感想を聞いて色々考えたりするのも楽しい。
つまらない
高評価に騙されてiTunesでレンタルではなく購入してしまった。
なに?このつまらない映画。
面白いと言わないとおかしい的なレビューもあるけどつまらないものをつまらないと思って何が悪いのでしょうか?
本当に最近はレビューも全くあてにならない。
旧作の100円レンタルになってから観ればよかった…
気持ちはわかる。
切なくも苦しかったです。
人を悲しませたり苦しませたり傷つけることはやってはいけないと思いますが、誰かに認められたり頼りにされたりすることで、自分の存在意義は見出せたりするもの。
人の気持ちは少しのきっかけで、良くも悪くもなる。
環境や時代背景は生きる上で重要ですし、ゴッサムシティやジョーカーに限らず、現代を生きる私自身と重なり、とてつもないやるせなさ、息苦しさを感じました。
ジョーカーの感情の波も笑いや踊りで表現されており、選曲もかなり良く、雰囲気が良かったです。
ピエロ
あの止まらぬ笑いに隠された本当の闇、悲しみ
障害者が1番辛いことは健常者のふりをすること?っていう言葉ありましたよね?ぐっとささった
私はうまく言葉に表せない、その表現は。なんか。ぐっと、うっとなった。
全ては妄想だったのか?なんだったのか
実に奥が深いね、、、。
全く評価できない。本来映画は
面白いことか基本にある。不思議だとか演技が上手いは、その次。全く面白くない。
尚、映画見た後嫁が気分悪くなって食事もせずに帰ったことを追記しておく。
確かに分かれる作品
全編通して救いようがない話だからねぇ。
ただここからあのジョーカーになる想像ができないって人はちょっと想像力が足りないかな…とも思う。
ジョーカーって悪のヒーローではなくて悪のカリスマなので…。
なーーんもなくなって、空っぽになって壊れていった人が時代に求められてカリスマになる。十二分にあり得ると思いました。
ヒーローじゃなくてカリスマ、コレこそジョーカーって思いました。
後半の階段を降りてくシーン…
大事ですね。
誰でもジョーカーになり得る
日本だけではなく、世界の各地で虐待や貧困層の問題などがある限りJOKERが生まれてくる要素があると考えられた作品でした。
ロバートデニーロが若くなったような気がするけど、久しぶりに元気な姿が見れて嬉しかった。
撃たれ方もさすが年季が入っていました。
creamとguess whoの曲が出たのはびっくりしましたねぇ。
ホアキン・フェニックスの圧巻の演技に文句なし!!
心優しいアーサー・フレックが異常者「JOKER」へと変動していくという物語なのだが、なんと言ってもホアキン・フェニックスの圧巻の演技がすごい。はっきりと変わったところが分かるわけでもなく、映画を見終わってから最初に登場したときのアーサーと異常者となってからのアーサーを比べてみるとあまりの変わりようにとても驚かされる。そして、映画バットマンシリーズへのつなぎ方もバッチリだ。最初から最後まで完璧と言っていいほど素晴らしい作品になっているので自信を持って15歳以上の方におすすめできる。
ネタバレなし!ただ心のままに!
いつからだろうか
視点が変わったのは
確か私は外から彼を見ていたはずなのに
いつからだ?
いや、いつといつだ?
妄想と疑えるシーンは確かに私は彼を外から見ていた
しかしふとした瞬間気づくと彼の中にいるのだ
自分の中の叫びをいつの間にか掬い上げられ、いつの間にやら手を取り彼とダンスだ
気づくと私はジョーカーで、おかしくないのに笑ってる
ホントは世間とダンスがしたかったのだ
だけれど誰とも歩調が合わない
なんでだと思って顔を上げると誰もが振り向いてこちらに白い目だ
呪縛から逃れるには縋るのをやめるしかないじゃないか
茫然と見上げる人々の上を、戯けながらダンスする
かまってかまってと頬擦りしていた鎖を投げ捨てて、解放を愛おしみ天を仰ぐのだ!
ああ、これこそがわたし!
善と悪、真実と嘘。その曖昧なものの上で成り立つヒーロー論
この映画は彼が様々な境遇の中で「悪」に染まったという話を描くものではなく、「正義」とは何かを描いた話。倫理的に「善」とされている行為だけが正義ではなく、例えば人々を喜ばせることが正義であれば、彼はその役目を全うし、この世に存在している意味を成したことになる。「正義」なんてものは、所詮は利己的な思考性に基づくものであり、その証拠に視点を変えるだけで、「善悪」なんて概念は簡単に入れ替わる。
そして現実世界では「真実」と「嘘」も同様。所詮は人それぞれの視点で、都合よく捻じ曲げることだってできる。何が真実で何が嘘なのか、そんなことを当事者はおろか、視聴者の我々に判断できるわけもない。それくらい曖昧なもので一限的に「正義」を語るんじゃない。。。という近年のアメコミヒーローブームへの風刺メッセージにも思えた。
彼自身の正義(=彼が成し得たいこと)は、映画の序盤と終盤で変わったのだろうか?実は何も変わっていない。自分の社会的立ち位置をまざまざと認識し、物事の捉え方がほんの少し変わった、そして目的に向かうための行動を変えた。
ジョーカーがスクリーン越しに問いかけているようだ。
敵を倒して、人々を喜ばせる。『これの何が悪い?バットマンだって同じだろ?』と。
そして、後のバットマンとジョーカーの因縁を匂わせる描写。
「正義」だなんて言ってるけど、『結局、みんなキッカケは個人的な動機なんだろ。俺と同じだろ』と。
『なぜバットマンは「ヒーロー」と呼ばれ、俺は「ヴィラン」と呼ばれるんだ?』と。
バットマンに救われる人間もいれば、ジョーカーに救われる人間もいる。バットマンを生んだのはジョーカーであり、ジョーカーを生んだのはバットマンということを改めて理解するとともに、世の中でよく使われる「必要悪」という言葉も改めて考えさせられる。
ただ、この映画を見てジョーカーという「存在」をわかった気になるのは少し違う気もする。多分彼の言う通り、本当の意味では「理解できないさ」ということなのかもしれない。
本物のJOKERが生まれる物語か!?
映画を愛する自負のある方はとうに観ているでしょう。もし観に行こうか迷っている人なら、是非映画館でご覧いただきたいです。
上から目線のようなコメントで申し訳ありません。
歴史的名作と言って良い作品だと思いました。
この時代に生きて、この時代に上映され、今のあなたが今生きているこの時に観るべき映画だと感じています。
圧巻の演技力
失礼ながら、主演俳優の作品はあまり見たこともなく、予習をしていきませんでした。
予習していても、どの作品ひとつと同じ役者が演じているとは思えないですが…
ジョーカー🃏哀しき喜劇、そして自分もがジョーカーになりうる可能性は無いことはない、という恐怖感を覚えました。
劇中のダンスステップは軽やかであり、美しくもありました。
もう一度、観たい作品です、細部にわたる深い作品のお宝が隠されています。
強烈作品ですよ、もちろん、おすすめします。
ジョーカーじゃない
「ジョーカー」を観ました。
観客動員数がうなぎ登りで評判もいいとなれば観に行かないわけにはいきません。
ストーリーは、DCコミックのバットマンに出てくる悪役「ジョーカー」がいにして生まれたか、を描いたもの。
DCコミックの映画なので、過去の流れからいわゆるヒーローアクションものかと思いきや、非常に濃い人間ドラマに仕上がっています。
よってアクションヒーローを期待すると大きく期待外れな結果となりますのでご注意ください。
特に終始重たい雰囲気で、音も低音がうるさく時には頭痛がするほど。
全くもってデートに不向きです。幸せな人は気が滅入るだけの映画で、見る人によって大きく評価の分かれる映画といえます。
さて舞台ですが、はゴッサムシティなので、荒廃しています。荒れ果てた世の中という設定なので、ジョーカーは時代によって作り上げられた、なるべくして生まれた怪物のように描かれます。
しかし観ていてずっと違和感がありました。
これって本当にジョーカーなの?
この映画、描きたかったテーマをジョーカーに無理やりに結びつけたんじゃないのかしら?
ということで、この映画の大きなテーマについてちょっと書いてみます。
この映画のテーマは、普通と違う人の生きづらさです。
普通ではない特別体質、心の病気の人は、世の中から拒絶され、存在を否定される
本人が何も悪いことをしていなくても、日常的に普通の人とズレた言動が時に気味悪がられ、暴力にさらされる
当人にしかわからない苦悩
そんな生きづらい世の中で、存在を否定された男がいかに狂気に走るのか?
このテーマで実に重々しく気分の滅入る、全くデートに不向きな映画を見事に撮ったことは、素晴らしいと思います。
でも自分には、描きたかったそのテーマを無理にジョーカーという題材に当てはめた、というように見えるのです。
だって、僕らが知っているダークナイト(バットマン3部作の2作目)に出てくるジョーカー像とは一致しないんですよ。
自分以外にも、そう感じる人いませんか?
ダークナイトのジョーカーって、もっと頭が良くて度胸があって、バットマンですら手玉に取るようなキャラです。
これからそうなる?
と言われても違和感が拭えない。
自分としてはそんな評価です。
そしてなぜかジョーカーに1ミリも同情する気になれない自分がいました。
彼は不運が重なり怒りを溜め込み、世の中に後押しされるように人を殺します。
彼にあるのは怒りです。
民衆にあるのも怒りです。
でも同情する気になれないんですよね。
父親と思われる男に邪険にされるシーンがありますが、彼にとっては逆恨みもいいところ。
ジョーカーの思い込みで勝手に父親と勘違いされただけです。
裕福な人々は何も悪いことしていません。
映画の中では善悪をハッキリと描きません。富裕層を悪に仕立てて貧しさから暴動に走り、怒りからジョーカーを祭り上げる民衆を善として描いていません。(と思えます)
この映画をみて、富裕層をやっつけろ!
ジョーカー頑張れ!となる人がいたら、よほど今の現状に不満を溜め込んでいる人と思います。
基本的に感情移入できない映画はつまらないです。
意図的にジョーカーを気持ち悪く描いて、嫌悪感を抱かせようとしたなら、作品の狙いとしては成功なのかもしれませんが、ジョーカーの名前に釣られて観た自分にとっては、期待したものと大きく違ったという意味で、イマイチな映画でした。
70点かな。
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