ジョーカーのレビュー・感想・評価
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ネタバレあり。人間の見ているものとは?
人は皆、主観でしか世界を見れない。
そんな人間の大前提を突きつけられる。
自分が「真実」だと思っていたことは、
本当に真実なのか?
他人から見たら、その真実は虚偽となってしまうことが
往々にして起こりうる。
相手を信じることの美しさは、美しいだけ。
信じていたものに裏切られるのが現実。
理想主義ではなく、徹底的に現実主義な映画。
主観とは、結局のところ妄想なのか、、?
自分の信じていたものを疑ってしまうほど
強い虚無感、恐怖、そして共感を植え付ける作品。
精神的なホラー映画のようで、
しかし映像としては汚すぎず、
素晴らしい。かっこいい。
演技は素晴らしかったけど…
昨日、DVDで観ました。
正直言って、精神疾患者の逆恨みとしか思えませんでした。
日本なら無罪になるのか?と思ったら腹立たちさも感じました。
バットマン知らない人が観たら、夢オチって取る人もいそうな演出ですし、バットマン知ってる人には、ジョーカーの出来上がり方って分かってるから、そりゃそうなるんでしょうねって感じで、感情移入が難しい映画でした。
奥が深い、1回で理解は難しい。
何の知識もなしに見た。バッドマンとかよくわからない。
ひとつの物語としてありなんだと思うけど、
妄想と現実が曖昧で、素人に1回で理解は難しいと思った。
何度も見るとじわじわくる系の映画だと思う。
どんなに笑ってるシーンでも、
悲しい、とか辛い、とか不穏な空気と感情がずっと渦巻いていた。
僕が欲しいのはハグなんだよって言葉がすごく印象的だった。
大人になって、そんなこと、みんな言えなくなるんだよな。
でも、本当はみんなそうなのかな。
本当に欲しいのはお金じゃないのかもしれないな。
誰かに認められ、愛し愛される幸せが欲しいのかな。
誰を殺しても、そんなの解決しないんだよな。
むなしさが残る。
(「勝手にふるえてろ」を思い出しました。
話のスケールが全く違うんだけど、
でもなんか、ちょっと寂しい映画。)
彼の狂気か、自分自身の狂気か。
役者を信用してはいけない
何度も言うが、素晴らしい作品は必ず賛否両論なのだ。
そして今作も真っ二つに割れている。
そうだろうそうだろう。
ホアキンJOKERにうっかり共感してしまった人はショックで言葉を失い、
最後までイライラして終わった人は、これを駄作とレビューする。
私はうっかり前者になってしまった…。
痛いほど理解できてしまう。
憧れのスターに認められる妄想。
自分がほんとは特別だったと知る世界。
ちっぽけな貧困な家に育った子供なら、誰しもそんな夢を見たし妄想を繰り広げた。
ただ、私たちはそれをどこかで諦めたのだ。
世間からはみ出さないようにと育てられ、
いつの間にかはみ出す人間を罵る側に立ち位置が変わり、
そしてこんな筈ではなかった、こんな人生を望んではいなかったと思いつつも、どこか踏み出せずに毎日を送る、それが私だ。
しかしJOKERは、進んでしまった…。
誰が彼を責められよう?
もちろん罪を犯したことは決して許されない。
けれどそれは、彼の弱さゆえなのか?
時代が悪いのか?
だんだんと時間が経過してゆくにつれ、共感はかけ離れ、
なのに感情だけが揺さぶられる。
いけない、そこへ行ってはいけない。
愛する人がいるではないか。
チャンスが巡ってきているではないか。
みんな、JOKERを必死に止めようとする。
しかし観客が裏切られる。
すごい手法だった。
まさかのアレまでだったとは。
ラストシーンと、残された少年のことで、
周りがざわざわしている。
そうとも、これがバッドマンの最大の敵となるカリスマダークヒーローへと
展開するのだ。
もう1回観よう。バッドマン。
ヒースレジャーだけどw
ホアキン、たぶんオスカー獲るんだろうな、
彼の今作のインタビューは興味深かった。
あまりに常識人だった。
あんなに体を絞って、あんなにメンタルを追い込んでも、
終わればホアキンに戻ってしまっている。
役者ってやっぱすげー。
スルメMovieでした
【2020/02/13✩⃛初回観賞】 評価:4.3
【2024/09/14✩⃛2度目観賞】 評価:4.3 ➡︎ 4.0
ゴッサム・シティのゴミ捨て場から見える観覧車に乗ってみたいな。
(新作見据えてのDOLBYCinema)
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バットマン作品は留学中に寮の仲間たちに付き合って観に行った『バットマン&ロビン』の一作のみ。(『ジョーカー』観賞後に調べたら、どぉやら『バットマン&ロビン』は史上稀に見る酷評されたヒーロームービーなのね💦そこまでとは当時思わなかったけどw)
MARVELもDCコミックも興味なし。だからこの『ジョーカー』も観に行くつもりはなかった。
アカデミー賞で正直よく知らないホアキン・フェニックスが主演男優賞のスピーチで話した内容が普段から自分が思っていることとあまりに似ていて共感し、とにかくこの俳優に興味が湧いた。
“When he was 17, my brother wrote this lyric. He said, “Run to the rescue with love and peace will follow.” Thank you.”
恥ずかしながらこのスピーチを聞いて初めてこの人がリバー・フェニックスの弟だと知ったレベル^^;
アカデミー賞記念で再映していた『ジョーカー』を大急ぎで観に行き、ホアキンの受賞に激しく同意。
画面の中のアーサーは脆い。とにかく儚くて。薄張りガラスのように繊細で、少し力加減を間違えたら粉々に砕けてしまいそうなほど。でも世間は容赦ない。アーサーのそんな事情に気遣う余裕はない。だってみんな目先の自分の事でいっぱいいっぱいだから。望ましい形とは言わないけど、現実的には仕方の無いことと諦めるしかないのかもしれない。
だからアーサーが自分の身を守るために暴力という力を借りて前に進むという判断を至ったのはよくわかる。というか、やはり仕方が無い。みんな必死なんだから。
良しとする訳ではない、けれども「人生にはそーゆー時ってあるよね」と妙に納得させられる内容。日常のあるあるが多すぎて途中からヒーロー物のヴィラン誕生物語を観ている事忘れてた。
この映画を観てレビューを書き始め、投稿するまでに3日経った。不思議なのが観た直後よりも今の方が映画の色んな場面への想いが頭の中で蠢き合うということ。観賞直後は3.9評価と思っていたけど、その後の自分の中でのこの映画へのobsession度合いを考慮するともっと高くてもいいかも!と思って点数は4.3に。噛めば噛むほど味が出るスルメMovie。既にもう一度観たくなってる。
この作品を機に過去のバットマン作品も全部観てみよう💖愉しみが増えた❤ ❤ ❤
ジョーク
バットマンの宿敵、ジョーカーが生まれるまでを描いた本作。
コメディアンを目指す主人公アーサー・フレック。
派遣のピエロで日銭を稼ぐ日々。
悲しくても笑うことしか出来ない障害によって社会生活も困難になっていく…
同僚にもらった銃を使ってしまったり、
自分の生い立ちを知ることで少しずつ狂気に満ちていく。
といった内容。
期待した以上に衝撃的な作品だった。
苦しそうに笑うのが見ていて辛い。
幸福に感じるシーンは全て妄想。
タイムカード。
笑顔を忘れるな⇒「笑うな」
階段を上る時はアーサー、下る時はジョーカー。
ジョーカーになってからは凄くイキイキしている。
群衆に称えられるシーンは幻想的。
今のはどういう事だ?と考えたり、
いろんな描写で印象的なシーンがたくさんあった。
で、結局オチは?最後のシーンの意味は?
というと
自分の答えとしては『全てが妄想』かなと思った。
この一言だけだとつまらなく感じるけど理由としては…
・アーサーの髪の毛が黒に戻っている
・時代が80年代設定
・ブルースと年離れすぎ
・何故かブルースの両親が殺害されたシーンを回想している
・「ジョークを思い付いた」「理解出来ないさ」
など。
そもそもアーサーのいる世界にバットマンがいないのでは?
我々が知っているジョーカーではないのでは?
と考えた。
監督はインタビューで
「今までのDCシリーズとは全く関係無い単独作にしたかった」
「最後のアーサーの理解出来ないさと言った後に笑うシーンは唯一本当に笑っている」
といったことを知った結果、
『全てが妄想』であり
『全てがアーサーのジョーク』なのかなと思った。
ジョーカーの誕生を描いた、ということ事態がジョークみたいな。
公開後に監督は
「監督としてのオチは決まっている。今はみんなにいろんな答えを考えてもらい楽しんでもらう時間」
と言っており、いつか答えを提示するらしいのでその日を楽しみに待つことにする。
あとは予備知識として
マーティン・スコセッシ監督の
「キングオブコメディ」を見ると、
ジョーカーのいろんなシーンでオマージュされてるので、
ジョーカーをより楽しめるかも。
そしてジョーカーを演じたホアキン・フェニックス。
アカデミー賞主演男優賞受賞おめでとうございます!
ダーティ ハリーを思わすタッチ
1点だけ引っかかった
時を忘れた
徐々にジョーカーになっていく過程の演技力の凄まじさに息を飲んでいたら、一気にラストまで来ていた…。
誰もがジョーカーになり得るなぁと思っていたらハードな過去が出て来て、そうか…そうかぁと…もっと早く心を救ってもらえる行政のしくみや人との出会いがあれば良かったね、辛かったねと…。(見た直後すぎて呆然中。言葉出てこない笑)
あとは、曲がとてもオシャレで素敵だったなぁ。
圧倒される映画でした。
この映画は視聴者の思想や価値観を反映する鏡
本作『ジョーカー』は賛否両論であるが、色々な方々のレビューを鑑みる限り、視聴者の思想、価値観、人生観が反映されて評論されているように思えてならない。
即ち、その視聴者の人格、嗜好、物事に対する分析傾向を映し出す『鏡のような映画』であると言える。
本作の物語の評論は省かせて頂くが、端的に簡潔にまとめて言えば上記の内容であると考える。
そして私の本作に対する評価は5点満点だ。
何故ならば私の思想や価値観や分析傾向を見事に反映させたからである。
山小屋ダンス
予告編を何度みたことか。
つまらない
気持ちはわかる。
ピエロ
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