劇場公開日 2019年10月4日

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ジョーカーのレビュー・感想・評価

全1561件中、441~460件目を表示

4.0悪のカリスマ誕生の衝撃!

2023年9月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

これはすでにアメコミ映画ではなく、今まで見てきたバットマンシリーズのジョーカーとは異質であります。結末に衝撃を受けるか。完璧な悪役ジョーカーの誕生に陶酔してしまうのか。い、いやこれは非常に危険な結末とも言えますね。

悪のヒーローが誕生したのである。現実社会でも、ジョーカーは受け入れられ、誰にでもなれる可能性をも秘めている。社会から認められられず苦しみ、格差社会を恨む人たちにとってジョーカーはカリスマとなり教祖に成りえるかもしれない。正直、映画の後半は現実なのか空想の世界なのかが混乱して分からなくなりました。それほどまでに、この映画が訴えるメッセージが現実社会と重なってしまい衝撃的なのです。

これまでもジョーカーを描いてきた作品はたくさんありました。でもそこには正義のカリスマであるバットマンが存在して、均衡が取れていたのです。あの『ダークナイト』でヒース・レジャーが見事に演じたジョーカーですら、最後はバットマンに倒されるのです。でも、本作は、心優しい男が悪へと堕ちていき、悪のカリスマとなっていく過程のみ描かれています。そこに正義は全くなく正義を抹消してしまったようです。

映画は冒頭からラストまで、ずーーっとうす暗く、もの苦しく、何かどっしりとした重い感覚が付きまといます。アーサーへの仕打ちの数々が本当にひどすぎて目を背けてしまいたいくらい。重い感覚にプラスして、頻繁に発せられるアーサーの笑い声は、観終わった後も聞こえてくるほど印象的です。そしてアーサーのダンスも印象的でした。

そのアーサー&ジョーカーを演じるのは、ホアキン・フェニックスです。役作りのために約24キロの減量をしたその姿は、劇中で背中が写るシーンで見せる痩せ方は異常なほど。ヒース・レジャーもそうでしたが、何かジョーカーを演じるには命を懸ける宿命があるように思えてなりません。それほどジョーカーを演じるのは大変ですが、そこまで自身を追い込むべき魅力があるんでしょう。本作はまさに、度肝を抜くホアキン・フェニックスの狂気的な演技に尽きます。

唯一この映画で救われたのは、バットマンの誕生を一瞬でも描いてくれていたことでしょう。あぁ、このままゴッサム・シティは悪の街になり果てるのか…。と思った瞬間に1つの光も誕生してくれたのです!

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だいふく

4.5僕の人生は喜劇だ

2023年9月6日
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悲しい

興奮

難しい

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カズユキ

4.0ダークヒーローの誕生秘話

2020年11月12日
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 四の五の云っても、人殺しなのでジョーカーは悪い人です。そして悪は許すな、悪と戦え、悪は叩きのめして構わない、勧善懲悪の日本ではそう教えられて育ってきた。ならば、何故、ジョーカーはヒーローなのか。何故、ジョーカーは讃えられたのか。それは、有る意味でゴッサムシティーに巣くう悪と戦った、紛れもない英雄であるのだから。
 とはいえ、人は殺しちゃいけません。犯罪ダメ、ゼッタイ。

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猿田猿太郎

4.5正気でいることは綱渡りのような世界 そこのギリギリの所にコメディの...

2019年12月29日
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U-TA

4.5自分の中の「負の感情」が変に刺激されてしまうんではないか?という憂...

2019年12月12日
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自分の中の「負の感情」が変に刺激されてしまうんではないか?という憂慮があって躊躇していたんですが、公開終了間際に行ってきました。
「自分はまだまだ大丈夫」「自分はジョーカーからさほど遠くないところにいるのでは?」という2つの相反する感覚が生まれた。
そんなヤバさを持った映画です。

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Youjean

4.0社会の悪意が「ジョーカー」を生む

2019年11月25日
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泣ける

悲しい

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REX

5.0冷蔵庫

2019年11月7日
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笑える

知的

難しい

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めんどりっくす

4.5ダークナイトシリーズは全てジョーカーのジョーク

2019年10月29日
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知的

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ロキ

4.0何も知らず

2019年10月23日
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りきのすけ

4.0卑屈になるオジサンの話し

2019年10月15日
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見終わって一週間が経ち思い出して書いてみようとしているが、あまり思い出せない。
アーサーのお父さんは誰なんでしょうね。
デップー2の美女は素顔でも好みかも。
ワイドショーのシーンは迫力あって好き。

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アントニオモンタナ

3.5【ネタバレなし】闇落ちした理由について率直な感想

2019年10月14日
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スターウォーズでいうアナキンが闇落ちせざるを得なかった理由みたいのに比べて、今作品ではその理由付けが薄かったんではないだろうか。全体的に悪のカリスマというより小物感を感じてしまったのが残念だった。

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とりのももにく(情熱の青いたこ焼き編)

3.5予告どおり

2019年10月14日
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平凡な男が悪のカリスマとなっていく過程を描く。予告どおりで意外性がない。悪に堕ちる描写も驚きがないし、葛藤がない。善悪の駆け引きがないと思う。

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ドラゴンミズホ

3.5ホアキンの怪演は想定外、作品の質は想定内。

2019年10月14日
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あれっくす

3.0アカデミー賞確実?????

2019年10月13日
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アカデミー賞確実と言われているみたいだけど、
改めてアカデミー賞ってよくわからないなって思う。
自称素人映画評論家や俳優たちがホアキンの演技で素晴らしい映画って位置づけしそうな感じ。
映画って、基本面白いか面白くないかで、演技はその後に評価するべき。

ジョーカーになるまでのストーリーが映画の8割の時間を割くのに、いまいち共感できない。
もっと理不尽な境遇の映画は他にたくさんあるし、貧困層と富裕層の差が今のアメリカ社会を写しているんだろうけどパっとしない (日本人だからなんだろうけど(笑))。

まあでもやっぱりホアキンは圧巻だったので、星0.5プラスで3です。
映画自体おすすめはしません。

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a7a7a7

3.5演技は良かった

2019年10月13日
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ジョーカーはバットマンの宿敵としては代表格である。
でもこの映画での彼の半生は、悪に染まるにはちょっと頂けない。でも当初から自分の意志での笑いではない笑いの不気味さ、そして最後に見せる自分の意思での笑いの演技は最高である。
彼の半生はもうちょっと悪役として宿命的なものが見えているように表現された方が良かった。(可哀想なおっさんではなく)

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yakitori

4.5他人事じゃない!!

2019年10月12日
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悲しい

 どん底に突き落とされ、八方塞がりとなり、心の拠り所となっていたものが次々と奪われていったら、自分ならどう立ち回るんだろう?そんな絶望を抱えても生きるという選択をした場合に、真っ当に生きる道など残されているものなのか?とか…。

 本作は決して犯罪者を称賛しているものでは無いし、アーサーの不幸な境遇を犯罪行為に対しての言い訳や免罪符として描いているものでは無いと言うこと。

 あくまでもアーサーが犯罪者(ジョーカー)に至るまでのメカニズムを見せ、怪物ジョーカーを誕生させた責任の所在を問うているだけなのです。

 生活に困窮し、絶望の果てにジョーカーに至った要因も全てアーサーの自己責任と切り捨てていいの?

 アーサーを困窮に追いやった政策を打った政治家や、その政治家を選んだ有権者(投票行動を起こさず、白紙委任した人々も)の責任は全く無いの?等々…。

 そんな本作も鑑賞前は格差社会を主題にした作品の主人公がジョーカーであることの必然性を感じませんでした。

 しかし、お馴染みのキャラクターを起用する事で、過去のバットマン作品でブルース・ウェイン(ウェイン家)=正義の人のイメージを植え付けられた観客を本作ではジョーカー側の視点に立たせる事で、例えそれが第三者からみて歪んだものとしてみえたとしても、立場が変われば相手に対する見方も変わり、善人にも悪人でもなり得る(本作でも用いられるジョーカーのセリフ、『善と悪は主観でしかない』)事が分かり易く伝わるし、
 幼きブルースがジョーカーと同じピエロに扮した名もなき暴漢に両親が惨殺されるのを目の当たりにするエピソードも、憎しみや悲しみが連鎖されていくさまを効果的に見せることにもなっていて、単に商業的成功だけを見込んでのDCキャラの登用ではないものだと感じました。

 ホアキン・フェニックス演ずるジョーカーも過去のバットマン関連作品の中でも一番、等身大の人物として描かれていて本作が持つメッセージを決しておとぎ話としてでは無く、より身近なものとして受け止める事が出来ます。

 そして彼が発する笑い声。誘い笑いや、ときに恐怖を感じる映画はあるけど、これほど悲哀に満ちた笑い声を聞いたことがない!!そして笑いに関する秘密が明かされたとき、私は涙をこらえる事が出来ませんでした。

 ※ なお、本投稿は他の映画レビューサイトで記載していた私自身の投稿が編集出来なくなってしまった為、こちらのサイトの場をお借りして同じ投稿を加筆修正したものです。

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のーるす

4.5狂気とそれを捉える視点

2019年10月12日
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Rewind That

4.0一見の価値あり。

2019年10月11日
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ひ

3.5確かに演技はすごいが...

2019年10月11日
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恵まれない人や辛い事のある人はとてもとてもたくさんいて、
悪人である事を正当化は出来ないでしょう。

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たけたけだ

5.0存在感を焼き付ける

2019年10月11日
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悲しい

興奮

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nakadakan