「寄りかかる物の無くなる狂気」ジョーカー ゆーだいさんの映画レビュー(感想・評価)
寄りかかる物の無くなる狂気
まさに“全てを失った男”
精神的にやられていて、社会にも見向きもされない。切れ切れで生きていた彼に怒涛に訪れる悲劇。職を、信頼を、尊敬を、尊厳を、全てを失う。残ったのは狂気じみた自由。
アーサーが追い込まれている間も外ではサイレンがなってた。それがアーサーをジョーカーたらしめる孤独感や虐げられた個人に見向きもしない世界を体現しているようで切なくなった。世界観も完璧
ホアキン・フェニックスの演技が上手いこと上手いこと、どんどん引き込まれていった。
と、一度見た物の見返したのでレビューを。
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