「鬼気迫るジョーカーに圧倒される」ジョーカー 8282さんの映画レビュー(感想・評価)
鬼気迫るジョーカーに圧倒される
クリックして本文を読む
バッドマンの登場キャラクターと知らず、単独の作品として鑑賞しました。いまいち画面が信用ならない(妄想要素が入ると信じられなくなる)ため混乱していますが、合わせて観ると解釈が変わるのかもしれませんね。
元からどこか危うそうなアーサーに、次から次に災難が降りかかり、ついには全てどうでもよくなって狂人ジョーカーになるまでの過程が非常にリアルでした。
中盤よりアーサーの生い立ちが徐々に明らかになります。彼の世界が崩壊するにつれ、観ているこちら側も画面が信じられなくなっていきます。どこからが妄想なのだろうか??
結局彼は最初から病院にいて、カウンセラーの目の前で妄想しているのか?そして血の足跡…(カウンセラーは無事なのでしょうか)。
ジョーカーの狂気に大衆が扇動されて暴動化するシーンも非常にリアルで考えさせられました。あのような行動は結局イライラをぶつけたいだけで状況の解決に繋がっているのか?甚だ疑問に思いました…文明が衰退した世界はああなのだろうか…
広げすぎました。とにかく完成度の高い秀逸な作品だと思いました(偉そうな言い方^^;ご容赦ください)
コメントする